
50歳になったことを理由に自転車との生活を始めて、この3月で丸4年が経ちました。
昨年はブルベ(200km)にチャレンジするまでになりましたが、最初の数ヶ月は50km乗ることすら無理に思えたものです。夏にはメーターを付けて荒川でひとり老体に鞭打とうとし、熱中症で搬送される愚まで冒してしまったのが1年目の2010年。あはは。
2011年、Cappuccinoさん、Makoさん、あじこぼさんらと出会うことができ、暗黒技研を見学したり、富士山一周ブルベにチャレンジしようとして震災で流れたり。ビンディングペダル、軽量化など、パーツや装備の充実をしながらオールカンパ化。
さらに、みんチラの皆さんやbiroさんとも出会い、仲間と一緒にグルメポタや里山ツーリングする楽しさを覚えた2年目。自転車に乗ることがトレーニングやイベントではなく、日常に変わっていきました。
そして、2012年。英国自転車生活のR&Fさんを知り28号に試乗させていただくことで、自転車の歴史と文化に興味を持ち始め。更に北欧出張でコペンハーゲンでの自転車生活を目の当たりにし、植物やアート、珈琲、食器、家具、衣服などが自転車と溶け合っていることの美しさを知った3年目でした。イークル朝ポタのおかげもあってか、月間走行距離は200-300kmくらい?
4年目の2013年はブルベ参加で目標の一つを実現するも、その後の頚椎痛に悩まされ、予想よりも早くアップライトな28号を注文することになりました。そして、健康でないと自転車に乗れなくなる、という当たり前のことに気づいたのです。最近はロングツーリングはもちろん、朝ポタすら無意識に怖れてしまっている自分。
さて、5年目のスタート。例年以上に期末仕事に忙殺され、職場では別れもあれば新たな出会いもあり、気持ちが揺れる季節。それでも、自転車がある健康で美しい生活を自分が見失わなければ、煩悩で勘違いすることはないのではないか?無茶な目標で自分を追い立てず、自然体で仕事も生活も愉しむ、そんなことを考えさせてくれる相棒が自転車。
アップライトツーリング車は注文して約9ヶ月ヤキモキさせられていますが、まずはポケロケとの生活を取り戻さねばと思うこの頃です。
写真は千駄木の須藤公園にて。かつての加賀藩屋敷の庭園の一部が開放されており、藤の季節に再訪したいですね。
Posted at 2014/03/10 12:16:55 | |
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自転車 | 日記