
土曜日は娘家族のマンション契約に立ち会った後に、カミさんと秋葉原から須田町へと散歩し、久しぶりに松榮亭に向かいましたが17時になっても開店しない模様。オヤジさんが亡くなってからは営業が安定しなくなっていますね。
小川町から神保町方面へと探索しているうちに、開店直後のポンチ軒に入店できました。ポンチ軒は界隈では比較的新しい店ですが、貸切パーティーにもよく使われていてなかなか入れないためラッキーではあります。カツはもちろんのこと、アジフライのふわっとした揚げ具合はさすが。
帰りは神保町から帰宅しましたが、社内結婚の我が夫婦にとって神保町はホームタウン。あの店は無くなったとか、まだ残ってるとか、思い出も数々あります。
その本社社屋があった地名は神田錦町で、34年前の入社式には神田駅から歩いて行きました。岡田信一郎の設計による建物は関東大震災にも耐えるよう設計されたもので、新人の眼には真鍮のドアノブ、セントラルヒーティング、中二階や屋根裏部屋のホールなどの屋内も面白く映ったものです。
界隈の建て替えに伴い5年前に解体され、今は外観のみ復元された建物に変わり、一階はカフェになっているようです。なんだかなぁと言う気もしますが、もともとは新島襄の生家があった土地であることは新たに作られた七五三太公園で知った次第。
近くの小学館のビルもまもなく建て替え完了のようで、建物のデザインは感心しませんが、同じ場所で事業を続けることには長期視点での経営が必要なので、偉いなぁと思うのです。
そのはす向かいにある学士会館は、ランチや大学の友人の結婚式でお世話になりました。此方は大きく意匠を変えることなく維持管理されていて、界隈では珍しい存在になりましたね。
実は木曜と金曜は竹橋で仕事だったので、久しぶりに神田錦町界隈を散歩していたのです。で、一番懐かしいランチとして、鳥玄のそぼろ焼き鳥重を食べたのでした。15年ぶり位ですが、値段も味も変わらないのは嬉しい限り。カミさんとは、死ぬ前に食べたい食事の一つにリストアップされています。
散歩して面白く、店に入って居心地が良い、ソウイフマチニワタシハスミタイ。
Posted at 2016/09/19 18:17:36 | |
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