9月に手離したディスカバリー3とは11年間、6万キロを共にしました。都内でサラリーマンをやっていて、子供と行動を共にしなくなると、このくらいの距離しか乗らないんですね。
そんな思いから一旦クルマを手離すことにしたわけですが、仮にマイカーを手に入れても、この先ハンドルを握るのは20年位でしょうか。距離にしても10-15万キロ?
とすれば、趣味でもなければ「次の一台」が終のマイカーということになります。
ということで、インフルで早めに店仕舞いした頭で、この先の20年の自分のライフスタイルにフィットするクルマはどんなものか、つらつらと考えています。これは終の住処を考えるのと同じですね。
ディスカバリー3の愛車紹介では、「デザインと機能性に優れた欧州車、特に伊・仏・英車が好きです。」と記していますが、だから毎回車型を変えて来たわけです。
で、ディスカバリーに乗ったことで、居心地の良さに関する条件は揺らぎないものになった、つまり不可逆であると気づきました。それは、乗り降りしやすい高さと室内の圧迫感の無さです。圧迫感については、フロントウインドウが傾き過ぎないことと窓ガラスの下端が高過ぎないこと。80年代までのクルマでは当たり前だったんですけどね。乗降りについてはディスカバリーは少し高く、義母など高齢者を乗せやすいことが絶対条件ですが、いわゆるコンパクトカーのように身を縮めなければならないのもNGなのです。
もう一つ、ディスカバリーに乗ったことで不可逆な条件になったのが、積載性です。最初はキャンプ用品の積載量を喜んでいましたが、むしろ自転車やベビーカーあるいは車椅子など、クルマと組み合わせて利用するパーソナルモビリティの積載性が重要と感じるようになりました。リアシートをフラットにして積載量を増やせることだけでなく、高く持ち上げないで済む開口部下端の低さや立てたまま積載できる室内高の高さが重要。
この居心地の良さと積載容易性を可能にする車型は、フルゴネットやミニバンということになるわけですね。わざわざマイカーを持つならば求めたい条件、その1でありました。
Posted at 2016/12/29 00:41:21 | |
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カングー | 日記