誕生日に娘と息子からプレゼントされた宿泊券を使って、蒲郡クラシックホテルに行って来ました。
でも、蒲郡ってどこ?降りたことがある駅で言うと浜松と名古屋の間、乗り換えたことがある駅で言うと豊橋と岡崎の間?うーむ、仕事で電車だけ使っていると地理感覚が「点」ですね。
なので、三密避けることを兼ねて、今回はカングーで行くことに。カングーでは最長距離の片道310kmですが、クルマで旅すると地理を「点」ではなく「面」で感じられますよね、きっと。
まずは浜松を目指して、関西風の地焼きの鰻をランチに。ドア2ドアで4時間弱。
こちらは注文を受けてからさばき蒸さずに焼き上げるので、香ばしさとカリッとした歯触りと甘めのタレのハーモニーを堪能しました。
では一路、蒲郡へ。
道すがら見つけた清田の大クス。
巨樹はいつ、どこで観ても感動してしまいますね。近所のおばさまが駐車スペースを貸してくれたことにも感謝。
ホテルの近くにあるので、唯一行く前に目星をつけていた竹島水族館。
ユニークな飼育員たちの奮闘が話題ですが、こないだ行った足立区生物園もここをモデルにしているのかしら?とても面白かった〜。
はい、蒲郡クラシックホテルに到着。
ベーブルースや昭和天皇、池波正太郎などが宿泊したり、小津安二郎の映画ロケで使われたりして、いまは近代化産業遺産に登録されているそうな。
小雨降るなか、夕食まで向かいの竹島へお散歩。島ごと御神体。
夕食はホテル別棟の六角堂で鉄板焼き。
翌朝はダイニングルームでお粥定食。メヒカリや南瓜、茄子、そして八丁味噌の味噌汁などの繊細な味に唸りました。
さて、台風の動きが気になるので早目においとまして、地図を見て気になった豊川稲荷に行ってみよう。
稲荷って五穀豊作の神、インド荼枳尼天を祀る曹洞宗のお寺で、神の使いがキツネなんですね。真言はオン シラバッタ ニリ ウン ソワカ。
なかなか立派なお寺でしたのに、土曜の昼にしては参拝客は少なく、もったいない感じ。
次の目当ては奥浜名湖というか井伊直虎ゆかりの井伊谷エリア。大河ドラマを見た時から行ってみたいと思っていたのです。
井伊家始祖、出生の井戸
井伊家菩提寺、龍潭寺
小堀遠州の作庭
渭伊神社
天白磐座
古代の祭祀場はやはり巨石と巨樹で、ここ井の国でもそうだったんですね。
雨のなか1万歩も歩いたから、近く(気賀)で再び鰻にしましょ。
こちらは蒸しが入って辛めのタレなので食べ慣れた味だけど、炭焼の香ばしさがひと味違いますね。
この辺りの鰻は、店によって焼き方蒸し方に違いがあって、食べ比べして飽きることが無さそう。二食の鰻代は、新幹線を使わずカングーで移動したことでチャラ。(^^)
ふー。食べて観て歩いて運転した、誕生日旅行でした。娘と息子に感謝。
Posted at 2020/10/11 00:16:34 | |
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