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昨年9月以来の福岡出張は水曜から入って木曜は終日ワークショップだったので、金曜をお休みにして弟夫婦と一緒に日田の小鹿田焼（おんたやき）を見に行きました。

弟夫婦は福岡の小石原焼や高取焼は知っていても、小石原焼から陶司を招いて始まった小鹿田焼は知らないと言うのでちょうどよかった。


往路の途中で立ち寄った飯塚近くの産直市場には、高菜が2.5kg200円で。安かぁ。



高菜漬けにしたらご飯を食べ過ぎるから、という不思議な理由で買いませんでしたが。(^^)


小腹が空いた時に見つけたのは、この辺りではポピュラーという「よもぎうどん」。ごぼ天と牛すじが入っていて美味いっ！




小石原焼エリアに入ってまず見たのは、黒田藩と縁がある高取焼宗家。茶道具が中心なので庶民にはちょっと…。




その他の小石原焼はサクッと見て、一山越えて日田の小鹿田焼へ。まずは小鹿田焼陶芸館で歴史をお勉強。










わずかな集落には登り窯がたくさんあり、土を捏ねる水力の唐臼などの道具も集落で共有している風情。









柳宗悦が愛し紹介した小鹿田焼は、今でも作家の印は入れず小鹿田焼の印を入れるのみだとか。


平日で作業中の手を止めるのを控えて、お買い物は日田の豆田町で記念に2枚だけ。飛び鉋と刷毛目文様。








さて、日田と言えば日田焼きそばだろうと、一番有名な想夫恋の総本店へ。





これを食べると普通の焼きそばは炒めそばだなと思えるほど一部がカリッと焼いてあり、もやしや葱の食感、鉄板で供されることも相まって、最後まで飽きずに食べられる逸品でした。東京の鉄板焼き屋で出したら売れそう。


お腹が膨れたのでひと風呂浴びて帰りましょう。



日田温泉の外れにある露天風呂は、川を眼下に眺める洗い場も露天で、いいお湯でした。


わずか半日の筑豊ドライブでしたが、息詰まる日々を過ごしていた弟夫婦も良い気晴らしになったようで、よかったよかった。