三連休最終日の今日は誕生日。佐原辺りに鰻を食べに行って温泉に行こうと思っていましたが、あいにくの雨だし、おまけに海岸には津波が…。
ならば、義母に孫ツインズの顔を見せに行き、近場で温泉に入って、といういつものパターン。でも、鰻は食べたいよなぁと新規の店をググッて見つけたのが、こちら。駅で言うと北松戸が最寄り。
お値段高め&完全予約制の店ですが、大人4人子ども2人で予約が取れるというので、えいやっと!
鰻以外にもステーキやふぐ、寿司のコースもあるってどういうこと?と思いながら店内に入ると、カウンター席に6人並んでほぼ満席。予約時間ごとに一組だけみたい。(後で尋ねると小さなテーブルを出せば10人くらいは入れるそうな)
鰻重の焼き方はどうしますか?と尋ねられ、子ども2人とカミさんは蒸し、私は焼き、娘と息子はハーフ&ハーフ。
とにかく焼き(関西風)が食べられるとは望外の喜び。バースデーズ・ラックですな(^^)
ご主人1人で回していて、ご飯は土鍋炊き。
ご飯を蒸らしながらも、引き続き鰻はタレを付けては焼き、焼いてはひっくり返しを続け、注文してから約40分。
ようやく登場した焼き(関西風)がこちら。
香ばしく焼き上がった鰻と適度な硬さの飯のハーモニー。もはや山椒かけるなんて勿体無い。箸休めは鰯のつみれが入った吸い物とお新香だけ。
息子のハーフ&ハーフはこちら。
蒸しも一口だけもらいましたが、他店よりも香ばしい気がします。
息子にどっちが好きだった?と聞くと焼きの方が美味しかったと。
ご主人は「これは好みですが、ウチの客では焼きと蒸しは7:3の割合ですね。」と。
壁にはさまざまな日本料理の調理師免許状が貼られていましたが、ご主人は生間流(いかまりゅう)式包丁人でもあるようで(パリで包丁式を披露した写真もあり)、17年前に両親の寿司店を引き継ぎながら今の店に変えていったとか。
強面かと思いきや、孫たちの箸が長かろうと包丁で短くしたり、残した鰻重は包みましょうと目配りするあたりは、本物の料理人(包丁人)ならではのもてなしで、完全予約制にしているわけがわかったような気がしました。
何も知らずにたまたま取れた予約で入りましたが、家族や友人などと特別な時間を過ごしたい時にはまた利用させてもらいたい店になりました。ごちそうさま〜。
Posted at 2023/10/09 23:49:16 | |
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