資産形成というものに全く関心がない人生でしたが(敢えて過去形で言ってみるw)、今秋に定年退職し、健康寿命と言われる今後の10年間をどう過ごしていくのかについて考え始めると、資金・資産(不動産、証券)の置き場所と運用についてちゃんと考えたくなりました。
最近はSDGsと同じく学校でも金融経済教育を受けるらしいですが、こちとらバブル世代なもんで、お金もスナック菓子もあればあるだけ使って(食べて)しまうことしか知らないし、職業柄インサイダー取引を疑われやすいことを理由に株も前職会社の持ち株しか知らないですからねー(^^)
YouTubeなどを見ると、さまざまな人が老後の資産運用についていろいろな専門用語を使って説明してくれていますが、まぁわかるんだけどしっくり頭に入って来ないんですよね。
ただ、ある人が何のために節約したり資産運用するのか?について、「自分がやりたいことや経験したいことにお金を使えるようにする為」と話していて、この言葉が私がようやく資産運用についてプロアクティブに考えてみようと思ったきっかけです。
いわゆるお金持ちになりたいわけではないし節税オタクになれるわけでもなく、「元気なうちに不安なく」欲しいものを買い、行きたいところに行きたいだけなんですよね。ただ、それが、ボーっとしていると叶わない時代や年齢になっている、と気づかされた次第。
キリギリスがキリギリスであり続けるために、とも言えますね(^^)
で、ここからは現状の資金・資産がどこにどのように置かれているかを把握しながら、それらをどう動かすと、どのくらいの運用益になるのか。一方で、確実にかかる支出が幾らくらいで、それをどこまで抑えられそうか。これらをシミュレーションすることになりますが…。
まずは、そもそもあと10年は健康寿命であることを前提にしているので、その間に健康を損なうリスクに備えて、都民共済だけの医療保険(65歳からは支給される入院費が半額になる)を補強する為に三大リスクの医療保険に入ることにしました。
次に考えているのは、前職の退職金や持ち株の売却益の一部を(使ってしまわないようにw)死亡保険に一括預けいれしていたので、こいつの置き場所を新NISAの積み立てに移そうかなと。
現役時代、子育て時代に先立った場合に備えての死亡保険は、この先あまり要らないだろうし、長生きするほど運用益率が低くなる金融商品はこれからの私には魅力ないですよね。
※追記
死亡保険の受け取りは1人500万円まで非課税らしいので、相続税を節約する意味はありそう。
一方、新NISAは「長期・分散・低コスト」をコンセプトにした非課税枠(1800万円)のある投資なので、息子はNISA時代からやっているらしい(さすが現代っ子)けど、還暦過ぎて「長期」が活かせないなら関係ないと思っていたのです。
ただ、これから始める高齢者の場合は、5年で一気に非課税枠いっぱいまで投資してしまい、その後は運用続けながら少しずつ取り崩していくという方法があるようなのです。こういう利回りを見て計算できるというのが金融リテラシーという奴ですね。
学生時代に(瞬間ですが)公認会計士を目指して簿記二級まで取って自分には興味が持てないと忘れていた領域の勉強ですが、欲しいクルマを買い、行きたいところに行く為ですもの(^^)
あ、地味〜な支出削減としては、禁煙も考えてますよ〜(^^) 医療費にも跳ね返ってきますし。
Posted at 2024/07/25 09:00:04 | |
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