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韓国最終日の今朝は昨朝と打って変わって、雑誌片手の日本人女子ばかりのお粥屋さんに行ってみました。男子は僕だけ。

注文したのは大長今のお粥。アワビと松茸のお粥です。大変美味いのだけど、これで2万ウォン(1500円)と思うと、明洞と言う場所柄仕方ないとは言え、ボッてるな～。日本人は失敗を怖れずに冒険しないと、高いばかりの薄味の体験しか出来なくなっちゃうよ。

その後、近所を朝の散歩。日本女子はお店でお買物に余念が無い。僕は少し離れた高台にある教会を訪れました。レンガ造りの立派な教会です。韓国人は儒教を色濃く残しながらもクリスチャンが6-7割くらいを占めるといいます。精神的にどのようにバランスをとっているのかわかりませんが、そうしたくなる背景やストレスがあるのでしょうね。このあたりは近似した文化を持つ日本人が、うまく理解できない一面かもしれません。

銀行の傍にあるスタバで珈琲を買い、一服しようと見回すと、男子が溜まっている喫煙所がビル前の広場にありました。このあたりは日本と同じ。韓国でも急速に喫煙率が下がっているそうですが、肩身の狭い思いをしながらも、みなさん、お行儀がよいですな。

この記事は、ルノー、Rスペースを世界初公開について書いています。

このRスペース。ショーモデルではありますが、いまのディスカバリーを買うときに気になっていた、ルノーアバンタイムの後継モデル（というか4ドア版）に見えます。モノスペースの進化系はやはりエスパスを送り出したルノーからかな？

昨日から出張でソウルに来ています。最高気温が零度で、風の冷たさと底冷えする感じは20年前と同じ。今回は20年前には無かった上下ヒートテックで装備しています。街は相変わらず活気があるけれど、それでも随分洗練された印象。こちらは相変わらず韓国語を話せないけれど、日本語を話す韓国人はかなり増えたなぁ。そして、今日は初めて大田（デジョン）に行くために、KTXという韓国版新幹線にも乗りました。

2日目でハングル文字に目が慣れたせいか、街の景色は日本とそっくりであることに気づきます。この数年は北京出張が多かったけれど、北京の街と比べると目に親しみやすいし、食事も口に合う。韓国が日本の影響を受けている部分も多いのでしょうが、暗黙知である価値観や文化の点でこれほど違和感が無い国はない気がします。食事は毎食訪問先にごちそうになってばかりですが、そのいずれもが美味い！締めに出てきた味噌うどんの麺はコシがあって、すごく美味かったのには驚きました。それに韓国＝焼肉のイメージですが、日本よりも野菜を豊富に取り入れているのが本質的な特徴だと思いました。

と言いつつ、今朝の食事はソルロンタンが食べたくなって、ホテルの傍のうまい店を紹介してもらい食べたのが写真のコムタンスープ。あれ？ソルロンタンが食べたいんだよと言ったら、店の女主人が同じよというではありませんか。本来は肉の部位が違っていたらしいけれど、最近では境目がなくなりつつあり、コムタンの方が薄味という程度の違いらしい。まぁいいか。現地の人しかいないような店の真ん中でねぎをばんばん刻んでいるのを見て食欲が湧き、ネギと塩を放り込んで一口食べると、これが美味い！20年前に来たときは、やはりサンゲタン専門店の美味さが印象的だったことを思い出しました。

明日には帰国という短い時間でしたが、今回の訪問で仕事が生まれて、また来れるといいなぁ。