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ポケロケに乗るCappuccinoさんの案内で、暗黒技術研究所の秘密基地にお邪魔してきました。名前こそ怪しいけれど、ミニベロの愛し方としてはある意味とってもピュアなオジサンたちの、まさに秘密基地なのであります。

雨が降る山麓のプレハブの中には、BD-1、ダホン、ポケロケ、タイレルなどの小径車と、それらを優しく迎える旋盤などの機械や工具が所狭しと並んでいます。主の一人であるyosiko2さんは、おっかない人かと思いきや、小学生のような澄んだ眼をした御仁で、手さばきも物腰も繊細かつ丁寧。こういうことをボランティアで出来るって凄いことだなァ。

Cappuccinoさんの目当ては、セラミックベアリングへの交換、ホイールの手組みなので、いずれも興味深く見学させていただきました。スポークのカット、ネジ切り、タンジェント組み、振れ取り。スポークカッターで簡単にネジ切りが出来たり、0.01mm単位で振れ取り出来るメーターが付いた振れ取り機など、根気が要りそうな作業も専門マシンが有ることで、楽しそうに見えます。

いつか自分もお世話になりたいな～。こういうことが大好きなオジサン少年たちの秘密基地、バンザイ！

ポケロケの軽量化を考えて、お気に入りのサドル、セレアナトミカ・チタニコの代替も検討中。会社の後輩がサンマルコ・マントラも評判いいですよと言うので、会社帰りに御徒町アートスポーツへ。ここでは全てのサドルに試乗できるのが嬉しい。

マントラの重量はわずか200g。チタニコ(480g)の半分以下だから大幅軽量化が期待できます。チタニコ以上に真ん中がバックリ空いていて、後方側面がラウンドした面白い形状。こういう一癖あるデザインが好き。真後ろから見ると、ハートマークの上半分の様に見えます。先端部は真横から見ると、やや厚みを持たせてあるのですが、どうやらこの部分にも快適なペダリングを約束する特許があるようで…。

さて、期待に胸膨らませて試乗です。あれ？見た目よりも硬い？お尻を前後させてスイートスポットを探すものの、チタニコよりも座面の幅が狭いので（135mm<175mm）、リラックスできる感じでは無い。それに尿道は痛くなくても坐骨が痛い……あ。

ここで気づいたのが、なぜだか昨日から右の坐骨に痛みが生じていたのでした。これじゃまともなインプレッションにならないじゃん。

一度降りて座面を指で押してみると、ミッチリとクッションが詰まっている感触だけど、穴の周りがしなるわけでは無い。ハンモックの様な構造を持つチタニコでは、左右の坐骨の動きに合わせて革が上下するから、これと比べることに無理がありますね。

昨日からの坐骨の痛みを忘れるつもりで(んなこと、できるのか？)再び跨り、今度は下ハンを持つ前傾姿勢に。ふむふむ、お尻を固定して乱れないペダリングが出来れば大丈夫かも。ルーズに乗ることも許容するチタニコの代替にはならないけれど、これは使い分けですね。買うなら色はスポーティな白にしてみたい気分。

もう一つの気になるサドル、ISMアダモのサドルは在庫が無くて試せなかったけれど、アダモはTTバイク向けで座面も狭くなるので、マントラよりも更に坐骨に厳しいのかなー？

会社の社員食堂のメニューで、今週からご当地洋食が始まりました。密かに楽しみにしていたのがトルコライス。つい最近まで知りませんでしたが、長崎のご当地洋食らしいのです。

このトルコライスとの出会いは、約30年前に通った博多の大学の学食で、バイト代が入った時の贅沢メニューだったのです。なぜトルコライスと言う名前なのか（諸説あるようです）、貧乏学生には考える余裕もなかったなァ。

社員食堂で再会したトルコライスはずいぶん上品な出で立ちでしたが、ハイカロリーであることに変わりなく、カレーピラフ、チキンカツ（本来は豚カツ）、ナポリタンがワンプレートに収まっていました。

次は、金沢のハントンライス、佐賀のシシリアンライスも食べてみよう。

先週チェックしたサルサのクイックを買いに、サイクルハウスしぶやまでひとっ走り。ポケロケのステム根元とシートチューブ根元に付いているカロイのクイックと交換です。サルサが44g、カロイが100gなので、前後で112gの軽量化。

本当はサルサではシャフト径が1mm足りないのだけど、スペーサーの出っ張りに助けられキチッと嵌められました。ただ、ステム根元の方はサルサのシャフトが長いので、少し切ってもらいました。

シルバーに白ロゴだと、ポケロケのフレームと同じだし、なんと言っても、サルサのハンサムぶりにウットリしますね。固定力も文句ナシです。こうなると、ホイールのクイックも軽量化したくなりますな～。

…などと思っていたら、なんだか雨模様。天気予報は当たるね。今のうちにと慌てて帰路についたのに、南千住あたりで土砂降りに掴まり雨宿り。写真はその時に撮りました。

小雨になって再び走り始めたら、肩に力が入るほど寒くなってきた。ブレーキの効きも甘くなるし、路面も滑り易くなると言う当たり前のことを、初の雨中サイクリングで知りました。こりゃブルべで雨になると辛そう…。

帰宅すると、温かいお風呂に癒されましたとさ。

大阪の自転車屋にて。スペシャライズドのTTバイクです。トライアスロン仕様でしょうか。調べたらトランジションと言うモデル。2年前にデビューしていたのに何も知りませんでした。

カーボンバイクらしい空力命の、縦に薄〜いデザイン。シートチューブがホイールに沿う様になっていて、リアブレーキがポケロケの様に下の方に付いています。ひたすら真っ直ぐ走るためのデザイン。

ポケロケにも欲しいと思ったのは、小物ですが異形のボトルとケージ。薄いダウンチューブの幅に収まっているのに、意外に使いやすそう。

そして、サドル。いま気になっているISM ADAMO Racing。白サドルもいいですね。なんとペダルはスピードプレイでした。笑