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会社を卒業して新たな人生をスタートする2人の後輩にノートをプレゼントしようと思い、先週見つけたカキモリを再訪。

表裏表紙はイタリアの革を使い、中のペーパーはボールペン向きの上質紙にして、封緘で留められる仕様に決めました。

が、問題は色合わせ。女性の店員さんに、贈る相手のプロフィールを伝えて相談に乗って貰いました。一人は国立大学の先生になるオタク傾向のある40代男性、もう一人はフリーの通訳兼コーディネーターになる人懐こい30代女性。贈る相手のことを思い浮かべながら、色のシミュレーションをするのは意外に楽しいものです。

最終的なチョイスは、男性にはバーガンディの表紙に焦げ茶の封緘、シルバーのリング。女性にはディープパープルの表紙にヌメ革の封緘、カッパーのリング。封緘に巻きつける紐はいずれもうっすら光る鼠色です。

カキモリでは中のペーパーの入れ替えや補修が可能なので、気に入って永く使ってくれると嬉しいな。