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2012年08月26日 イイね!

足利の籠や

足利の籠や夏休み最終日は、喧騒の軽井沢を早々に引き上げ、足利の「籠や」という店に籠を見に行きました。NHK美の壺で紹介されていた店ですが、なにより日本の職人がつくる籠の美しさに惹かれ、夫婦して手に取って見てみたいと思っていたのです。

足利の街自体、訪れるのは初めてでしたが、店は足利学校や鑁阿寺(ばんなじ)のすぐ傍です。相田みつをさんの生家を再利用した日本家屋でひっそりと営業していますが、番組の影響で人気急上昇とかで、山ぶどうの蔓を使った籠は3-4年待ちだそうです。ゆえにお見せできる作品が限られていて、と女性店主が恐縮していました。

写真は、たまたま受け取り待ちになっていた定番の籠。青森の職人が山ぶどうの樹皮を網代編みにした籠バッグです。細かな目で編むことを厳しく編むと表現するようですが、これまで見た籠の中でも飛び抜けて美しい編み目と色でした。色は使ううちに飴色に輝いて来るそうで、補修もできるので一生モノ。デザインもユニセックス。サイズは、w33 h25 d12。

梅雨にしか収穫出来ない不揃いで癖のある樹皮から、使う部分を選り分け整える下準備に一番時間がかかり、一つ作り上げるのに約二ヶ月かかるそうです。革製品も同じですが、日本人としては革よりも草木や蔓を使ったものに、より親しみを覚えるのは気のせいでしょうか。

いま注文して出来上がる3-4年後といえば結婚30年だからよい記念になるという不思議な計算のもと、予約してまいりました。子どもたちにも使い続けてもらえそうだし。なんだか自転車の注文と同じ感覚ですね。でも、こういう仕事が時代を超えて継承されてゆくことを願って止みません。
Posted at 2012/08/26 19:19:41 | コメント(3) | トラックバック(0) | アート | 日記
2012年08月25日 イイね!

越後妻有8 芸術祭

越後妻有8 芸術祭上蝦池という集落の人々がモデルになって名画を再現するという、芸術祭の作品の一つです。農家民宿の奥さんも「笑っちゃうのよ~」と好意的だったので見てきました。

特に感銘を受けたのが、このフェルメールの模写をした写真作品。本物よりトウはたっていますが、リアルな生活の神々しさがありますね。集落で農作業に勤しむ姿も、ミレーやゴッホの描く農夫に通ずるものがありました。
Posted at 2012/08/25 19:49:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | Destination | 日記
2012年08月25日 イイね!

越後妻有7 集落

越後妻有7 集落芸術祭では、写真左下に見える小学校の廃校を利用して、絵本と木の実の美術館に再利用して見せていましたが、そうすることで里山の生活圏である集落全体のありのままの姿を見て欲しい、過疎や農作業の後継者不足といった問題に触れて欲しいというのが、主催者からのメッセージです。

なので、多くの展示には集落の人々も参加しています。たくさんの若いアーチストや外国人が毎年参加していて、地元の協力を得ているのも、素敵なことだなと思いました。

一つ一つの集落は、少ないところでは5軒、多いところでも40軒くらいでしょうか。それらが皆、田畑や神社を中心にして生活をしているのを見ると、サラリーマンの生活は薄っぺらいものだなと感じました。人間のたくましさや優しさは、こういう環境で育まれてきたはずなのに、知らないうちに、それらを脇に遣るようなことを現代日本人はしてきたのではないかなぁ、と。
Posted at 2012/08/25 18:48:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | Destination | 日記
2012年08月25日 イイね!

越後妻有6 生活の色

越後妻有6 生活の色写真は、宿泊先の農家民宿3階から写した別棟の納屋です。

この赤茶色がよく使われている色ですが、これが青空や緑の田畑、白い雪、あるいは耕作機械のカラーとよくマッチしていて、美しいと思うのです。

トタンの屋根や壁に塗られた色も皆、彩度が低く見飽きない色合いだなぁと、しみじみ思いました。
Posted at 2012/08/25 18:32:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | Destination | 日記
2012年08月25日 イイね!

越後妻有5 農家民宿

越後妻有5 農家民宿写真は宿でお世話になった農家民宿です。20年前に里山の農生活に憧れ船橋から移住してきた夫婦が、野菜づくりや染織物の教室をしながら営んでいます。

建物はこのエリアの代表的な設計。1階部分は3mの豪雪で埋もれる前提で、階段を登った2階に玄関があります。1階の車庫兼納屋は除雪車が入っており、除雪しながら道をつくるのが毎冬の日課だそうです。屋根も片側が雪を貯めずに下に落とせるよう非対称型です。

これとは別にカマボコ型の納屋が多く見られますが、それは大規模農家が大型の耕作機械を入れたり、地域で共有する大型の除雪車が入れるのに使われています。

豪雪という事情から生まれたデザインは、まさに用の美という感じがしますね。
Posted at 2012/08/25 18:24:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | Destination | 日記

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「@ken3ken さん、カニと但馬牛を腹一杯いただきました〜(^^)」
何シテル?   11/21 21:46
車は好きですが、メカには弱いです。 自転車やアウトドアのギアは好きですが、本来はインドア派です。 愛車遍歴は、カーデザイナーからデザインや機能性、文化や...
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