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江戸川沿いのキッコーマン流山工場のそばに、見世蔵という万華鏡ギャラリーがあります。娘が初給与で祖母（カミさんの母）に小さな万華鏡をプレゼントした店です。

で、流山おおたかの森S.C.（昨日までは東京駅と同じくプロジェクションマッピングを演っていたそうな）にて、Xmasの飾り付けを大きな万華鏡で見られるようにしているというので、カミさんの実家での夕食後に見て来ました。

気温は1℃と冷え込んでいましたが、5台の万華鏡がイルミネーションツリーの脇に備えられており、静かなクリスマスイヴを彩っていました。宝石箱を覗き込むような万華鏡ですが、たまに見るとイイもんですね。

Xmasパーティをカミさんの実家でやるというので、行きがけに水元公園に立ち寄りました。

今日はさぶいけど、やはりこの公園は気持ちいい。メタセコイアの葉もだいぶ落ちていますが、陽の光を受けて白く輝く枝と赤茶色の葉のコントラストが青空に映えますね。

年内もあとわずか。ワサワサした時間の隙間でしか自転車に乗る機会がないから、整備のベンキョーですね。そう言えば、ひと月前に英国に注文したミドルケージのRDはまだ来ないなぁ、ったく！

娘の成人祝いだったOLYMPUSが息子に継承されたので、息子にカメラの扱い方を教えてやろうと本郷菊坂へ自転車で出かけました。写真は樋口一葉の住まいがあった一角の井戸を撮ろうとする息子。

娘の時と同じように、画角、絞りとシャッタースピードの関係、被写界深度、露出補正などを教えましたが、ちゃんとわかったのかなぁ？

帰りに息子の自転車のVブレーキがギギッと音を立てていることに気づき、よく見たらフロントのシューが磨り減っていたので、自転車屋に立ち寄りシュー交換。自転車屋の親父さんが「これ、お父さんのお古ですか？このブロディのスチールのモデルに憧れたんだよね」と声をかけられました。ちゃんと整備してあげなきゃだなぁ。

娘が自分が稼いだ金で買う初めてのカメラはニコンになりました。

写真学科に入って最初のカメラは私のお古でOLYMPUS E300、その後のOLYMPUS E520は成人記念プレゼント。レンズも都合4本まで揃えましたが、プロが使うにはあまりに非力であります。

で、N社かC社で悩んでいましたが、諸先輩から「レンズ資産が無いならニコンがいいよ」というアドバイスをもらったのが決め手となり、この初夏にデビューしたフルサイズ3630万画素！のD800をチョイス。もう私が口を差し挟む余地はありません。そのくせちゃっかり金だけ補助してくれと。ボディ代を立て替えてあげ、ビシッと分割返済させることにしました。

レンズは24-70mm f2.8。EDレンズなので標準ズームで900gもある贅沢なレンズであります。もう失敗を機材のせいにはできませんね。娘も嬉しい反面、現金がすべて吹っ飛んだので茫然自失です。はい、頑張って働いてよ〜。

しかし、このD800、D4というフラッグシップに次ぐモデルだけあって、ファインダーもシャッターもAFも一切手抜き無しの気持ち良さです。レンズと合わせて約2キロですが、ホールディング性はよく、開発者が“持ち運べる中判カメラ”を目指したというだけのことはあります。使いこなせたらさぞかし好いでしょう。いいなぁ。

あ、OLYMPUSは欲しいものだけ息子が譲り受けるようです。剣道部に加えて写真部に入ったので。親に似て、のらりくらり？

雨があがったので、プリモチャンピオンの乗り心地を確認しようと少しだけ走りました。

冷たい空気の中をゆったり舗装路を走る気持ち良さ。風がなく、斜光の照り返しが眩い。ショーウィンドウと人の足取りが年の瀬を感じさせますね。

これから娘のカメラ購入のお付き合い。私の自転車が楽に一台買えるお値段ですよ。齧られるようなスネは持ってないんだけどなぁ。