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2013年12月26日 イイね!

懐中時計 来たる

懐中時計 来たる京都出張から戻ってくると、懐中時計が届いていました。まずは裏蓋を開け、更に内蓋を開けてムーヴメントとご対面。

時計のケースや裏蓋、内蓋は銀無垢(英国政府の証明刻印有)ですが、12時位置の螺子だけ金色、その螺子をカリカリと巻き上げると、テンプがチッチッとゆっくり左右に揺れ始めました。ハイビートのユリスナルダンに比べ、優雅で重みのある音色です。

文字盤の三針はいずれも濃いブルーに焼き上げられており、1931年に製造されたという割には綺麗な文字盤の上を回っています。インデックスは初のローマ数字。っぽいでしょ?約80年前の時計が、時の重みを教えてくれる叔父さんのようです。ユリスナルダンも破格で入手しましたが、その1/3の価格ですから、カミさんも笑って許してくれました。

因みに裏蓋の刻印は、
PRESENTED TO W.MORGAN
BY LOMBARDIANS CC. 1931
なので、当時の会社の贈り物か記念品。
モーガンさん、手離しちゃったのね。私が譲り受けましたよ。

本革チェーンの端の棒は、ボタン穴に通して留めるものですが、ジーンズで試すと小さなポケットにすっぽり収まり、フロントホックで留められました。明日は仕事納めだから、慌ただしく過ごしてしまったこの一年を、この懐中時計と共に振り返りますか。
Posted at 2013/12/26 20:04:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | 時計 | 日記
2013年12月23日 イイね!

懐中時計に惹かれて

懐中時計に惹かれてR&Fさんや黒鉄党さんが少し前から懐中時計のことを話題にしていたので心惹かれつつも、お気に入りの腕時計を探し求める自分としては自分が懐中時計を持つイメージが湧いていませんでした。

ですが、あじこぼさんの時計の記事にムーヴメントの動きに醍醐味があるとコメントしつつも、そのムーヴメントの動きを観る機会がないんだよなと思った時、懐中時計ならばオープンフェイスでムーヴメントの動きを観られるじゃないかと気づいたのです。随分昔に裏スケルトンのスウォッチを買ったものの、仕組みはわかってもセクシーな動きではありませんでしたから。

かつての懐中時計のオープンフェイスは、観る目的と同時に注油や緩急調整の必要からでしょうし、そう考えればリアディレイラー調整に似ている気もしますね。

が、時計にそんなにお金をかけるつもりもないので、オクの出品とにらめっこ。リアディレイラーと違って懐中時計は1900年前後が最盛期なので、程度の良いブランド品はいずれも高価だから予算を一万円前後と縛り、何度か競り負けた末に昨晩たまたまチェーンと共にゲットしました。

写真は出品者のものですが、銀無垢の裏蓋をパカッと開けたムーヴメントの姿。右のテンプがその心臓部に当たりますが、こいつの動きを生で観られるわけです。アップライトツーリング車と懐中時計でせめて休日くらいは時間の感じ方を変えると共に、調整の仕方なども勉強してみますか。

こぼれ話。
ジーンズの右ポケットに付属する小さなポケットは、懐中時計を入れる為に設けられたものだそうです。現代のジーンズでは小さくなっているから、直径5cmの懐中時計は入らないかもですが。
Posted at 2013/12/23 23:08:51 | コメント(4) | トラックバック(0) | 時計 | 日記
2013年12月23日 イイね!

旧万世橋駅 mAAch

旧万世橋駅 mAAch川瀬巴水展の後に馬喰町のギャラリーstarnetで、カミさんが探していた花器を購入。馬喰町はあまり来たことがありませんでしたが、この辺りにもブックカフェなど現代の民藝を復興させようとするショップがちらほら出来ているようです。

その後、ずっと行きたかった小川町のポンチ軒でトンカツとアジフライを頂きました。こんなにふんわりしたアジフライは初めてで、添えられたおろしポン酢も初めてでしたが、ソースか醤油かで迷う選択肢に新たな迷いが増えました。

そして、噂を聞いて訪ねてみたのは、旧万世橋駅の遺構を活用したmAAch。かつて交通博物館があった万世橋の袂の線路下に、現代のデザインショップやレストラン、インテリアショップ、コーヒー豆店などが入っており、最近見たリノベーションとしては最も好感が持てました。秋葉原や神田須田町にお立ち寄りの際はぜひ行ってみてください。
Posted at 2013/12/23 21:34:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | アート | 日記
2013年12月23日 イイね!

川瀬巴水展

川瀬巴水展今日は千葉市美術館へ川瀬巴水展を見に行きました。初期の版画から絶筆まで、その変遷を含めて堪能できました。

いつもなら迷わず買う展覧会カタログですが、どうしても色の再現性に納得できず、同時に販売されていた作品集を買いました。

松島の双子島など幾つかの作品では同じ版木で試し摺りされたものも同時に展示され、巴水らが色や擦りの試行錯誤をしていたことがわかります。写真は、作品集の中の出雲松江での異なる表現。

そして、やはり現物を観て良かったと思ったのは、その版画を目の前にした時の没入感の凄さです。行ったことがない場所でも、その絵の中に自分が入ってゆき、巴水が感じたのと同じ光や空気を感じられる。夕暮れの美しさを前に思わずシャッターを切った時の新鮮な感動を疑似体験できる。

この感覚は好きなモネなどの西洋画では味わったことがない気がするのです。自分が日本人だからでしょうか?その巴水は戦後には画欲が弱まったのか、構図も擦りも絵葉書のような説明的なものになってゆくのが悲しくなりますが、それほど戦争が日本の風景を変えてしまったのかもしれません。最期の自画像とも言われる絶筆の平泉は、最期の力が振り絞られているようで、胸が苦しくなりました。

展覧会では、実際に使われた版木と共に、写生帖が数点展示されていましたが、当たり前ですがそのスケッチのうまさに唸りました。これまで2度ほどチャレンジしている写生帖を、また始めてみようかしら?
Posted at 2013/12/23 20:48:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | アート | 日記
2013年12月22日 イイね!

陶芸作家の個展

陶芸作家の個展カミさんが楽しみにしていた益子の陶芸作家の個展に、西荻のギャラリーMADOまで出かけました。ギャラリーは古い洋館を使用、作家は秋の陶芸市で花器を買った時に知った城田渚さん。埼玉出身で今は茂木に工房を持っているという若い女性ですが、こういう若手作家は固定の店を持たずに、ギャラリーなどで少しずつ作品を発表してファンを増やしているようです。

発表のメインは小さな人が入った置物(廃墟シリーズ)でしたが、少量の食器の中から黄瀬戸の器を選んで買いました。ざらっとした肌に手描きの羽が入る小さな器ですが、昔からここにあるような溶け込み方で、控えめな作者の遠くを見る目が窺える気がしたのです。今後も少しずつ買いたいねとカミさんと話しました。

ギャラリーMADOのある西荻あたりは、五日市街道の古い民家や善福寺川沿いの緑が人をホッとさせる、優しい空気が流れていました。あまり来たことがないエリアですが、若手作家が個展に選ぶ理由がわかる気がします。
Posted at 2013/12/22 16:19:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | アート | 日記

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「@ken3ken さん、了解です♪D型がどうなるか?にも因りますね(^^)」
何シテル?   10/06 15:59
車は好きですが、メカには弱いです。 自転車やアウトドアのギアは好きですが、本来はインドア派です。 愛車遍歴は、カーデザイナーからデザインや機能性、文化や...
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