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昨日の名古屋仕事の後、どうしても付き合ってもらわないと困ると連れて行かれたのは、映画好きが集まるというBAR、わんすもあ。

映画好きのマスターが百貨店の外商を経て、1977年に始めたお店らしく、映画関係者の中では知られた存在だとか。老舗の映画館や雑誌社なども、どういう映画を取り上げるべきか相談に訪れることも。

映画は毎日でも観たいほど好きですが、最近は劇場に足を運んでいないし、映画研究会のようなマニアでもありません。なので、店に入る時に、好きな映画の話をしにくい空気が流れていたら嫌だなと少し構える気持ちもありましたが、杞憂でした。好きな映画に上下は無いし、互いに俳優の名前が出てこなくなる年齢だしで、古今東西の好きな映画を思い出しながら、時折マスターがその裏話や後日談などを聞かせてくれます。話しているうちに思い出す映画や俳優などもあり、話は尽きることがありませんね。

私の名前は親父が好きな某映画監督の名から取ったらしいと、さすがに知らないかもと思いながら監督の名を告げると、マスターはちゃーんとご存知。まぁおふくろと同じくらいの年齢だから当たり前かもしれませんが、この監督を知っている他人に初めて会いました。

普段は映画の話をする機会もほとんど無いので、久しぶりに「いやぁ、映画って本当にいいもんですねぇ」と水野晴郎のような気分になりましたとさ。笑