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2019年06月08日 イイね!

紅テント「ジャガーの眼」

私とカミさんとの馴れ初めは、上京間もない1982年当時、東京文化の一つだった演劇を観に行くために、社内一演劇好きと聞く女性に声をかけたことからでした。懐かしいやら恥ずかしいやら。(^^)

そのカミさんが演劇好きになった原点が、唐十郎率いる状況劇場の紅テント芝居。なので、状況劇場から唐組に変わっても、紅テントには花園神社、不忍池、目黒不動、井の頭公園と足を運びましたが、やはりなんと言っても花園神社なのであります。





そして、その紅テントの演目の中でも私が最も印象深いのが「ジャガーの眼」。初演は1985年ですが、今回は11年ぶりの再演ということで、会社帰りにカミさんと待ち合わせ、花園神社へ出かけました。














暗転したテント内に強い光と甲高い音楽が流れ芝居が始まると、一瞬にして舞台の世界に引きずり込まれ、当時とは役者も変わり途中二度の休憩を挟んでも、繰り返される台詞 ( -肉体の一部を追うものはなく、追われようとする一部もない- )とその世界にアタマがくらくらしっぱなし。

特に4-5曲はある劇中歌の全てを覚えていたのは、自分でもびっくり。「ジャガーの眼」が、20代の私の中に深く刺さった理由の一つがこの劇中歌※にあるんだなと再認識。

※『死ぬのはみな他人、愛するのもみな他人』
この路地に来て思い出す
貴方の好きな ひとつの言葉
死ぬのは みな他人なら
生きるのも みな他人
死ぬのは みな他人
愛するのも みな他人
覗くのは僕ばかり
そこに見てはいけない 何があるのか

テレビやネットの世界では表現し得ない、特権的肉体論が押し出す肉声のチカラに支えられた劇中歌は、やはり紅テントの物語の中で聞いてこそなんだなぁ。

実は椎名林檎の「歌舞伎町の女王」を初めて聞いた時に、紅テントでかかりそうな曲と感じて好きになったのも、この劇中歌が頭の中に住みついていたからなんですね。





お約束になっているラストの屋台崩しの後の役者挨拶には、体は弱っても眼は茶目っ気たっぷりに輝いている唐十郎も壇上に立ち、演出もする久保井研と大鶴美仁音( 唐十郎の娘 )に支えられながら花園神社の森の中に去っていく姿にジンとしました。





80年代のバブル絶頂期には、紅テントが花園神社に建つと見世物小屋のような物々しさがあり、事実事件も起こって一度は花園神社を去らなければならなかった紅テント。

時代が変わって再びこの地に戻り、当時からの年配客が多いとはいえ、若い役者がテントの設営から切符のもぎり、観客の入場整理まで、手づくりで芝居を作り上げる経験を積むことを忘れさせない紅テント。


この秋には、1985年のもう一つの唐十郎の名作「ビニールの城」を初めて紅テントで演るという。

「ビニールの城」は状況劇場ではなく第七病棟という石橋蓮司・緑魔子夫婦の劇団に提供されたもの。当時の私とカミさんは年間50本も観劇するほどでしたが、東京ではタイミングが合わなかった為に( 私が風邪でダウン )、札幌までわざわざ観に行った思い出の演目です。

行かなきゃ。


追記
帰りには久しぶりの桂花ラーメンの太肉麺。週末だからにんにくもオッケーかな。(^^)

Posted at 2019/06/08 05:24:03 | コメント(4) | トラックバック(0) | アート | 日記
2019年06月05日 イイね!

【備忘録】マクロ or 望遠 ?

このところ休日出かける時は、常にX-Pro2を持ち出すようにしていますが、一番出動回数が多いレンズは、XC16-50mm。換算で24-75mmのズームレンズ、195g。




絞り環なしだけど、孫ツインズのスナップはもちろんのこと、広角端は風景に、望遠端は草花のクローズアップに、と便利に使えるんですよねー。軽くて寄れるレンズの機動力。


けれど、結果的に焦点距離が被ってしまったXF35mmやXF18mmの単焦点レンズは、交換の手間も厭わない1人撮影散歩用としてベンチウォーマーになっています。しょぼーん。


一方で、焦点距離が被らないレンズを買い足すことで、X-Pro2の行動範囲を更に拡張したくなって来たのも事実。小さな草木や虫をマクロで、近寄れない鳥や蝶を望遠で。

人知れず生きる小さな生き物たちを邪魔しないように行動範囲を拡張するのが目的だから、大きく重たく高いレンズは要りません。


現実的な選択肢は…。

◾︎マクロならば、XF60mmのハーフマクロ。
XF18mmと同じく初代XFレンズの一つだからAFは今ひとつらしいけど、マクロ時はどうせMFだから没問題。解像度はピカイチだし、換算90mmの焦点距離は、じっくりポートレートにも適していると言われますね。

◾︎望遠ならば、XC50-230mm。
XC16-50mmと合わせると、16-230mmを切れ目なくカバー。XCだから絞り環はないけど、換算345mmがわずか375gという軽さは有り難い。親切な光学式手ブレ補正機能(約3.5段)と後付けグリップがあれば三脚要らず。

まぁ、結局は両方手に入れることになりそうな気もしますが(^^)、どっちが先かなぁ。


追記:
nob696さんに教えられ、シートバックテーブル用のウッドパネルをポチッと。


※画像はフリマ頁より拝借

Posted at 2019/06/06 01:44:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | カメラ | 日記
2019年06月02日 イイね!

流山の谷津とアゲハ

昨日はRVランドconceptを訪れ、念願のウッドパネルに交換してもらいました。




その後、ショップおすすめのパン屋さん、央 ( なか ) 製パン堂へ。




里山の風景がまだらに残る一角に、こんなパン屋さんが出来てたんですねー。

持参した珈琲でパンを食べようと適当な場所を探していると、道の両側に谷津 ( 谷戸 ) が広がるエリアに出くわしたのです。

この辺りはカミさんの実家からもほど近いのに、道一本中に入るだけでこんな風景が広がっていたなんて、30年以上気づきませんでした。


…ということで、本日カミさんと一緒に義母を訪ねがてら、再訪してきました。










坂東の規模には到底及びませんが、現代的な生活のすぐ近くに残された秘密の場所。

もう少し人間の匂いがする場所も点在しています。谷津の生態系と仲良くやっていく人間の知恵。















つくばエクスプレスが通ったことで俄かに新興住宅地が切り拓かれ、こうしたエリアにも一般の眼が届くようになったということでしょうか。

一部で話題になったおおたかの森も隣接していますが、いたずらな開発は避けたいですね。

クルマで入るのは憚られる小径や私道?も多いので、今日はここまで。次回はやはり自転車ですね。(^^)


義母の住まいの傍で見つけたこの花は何というのでしょう?




この蝶はアゲハだと思うのだけど。




若い頃にはただの田舎に見えた里山の風景が、40代後半からキャンプや自転車に親しむことで、とても貴重なものに映るようになり、今では暮らしてみたいとまで思うようになるとは…。(^^)

しかも、それがこんなに近くにあるならば、存外現実的なプランかも?
Posted at 2019/06/02 22:46:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | 眺め | 日記
2019年06月02日 イイね!

孫へのプレゼントは自転車

日曜は孫ツインズが4歳の誕生日なので、自転車をプレゼントすることに。

もう幼稚園に入ったし身長も平均より高いから、今さらストライダーでもないし、かと言って補助輪付きはカラダで自転車を覚えるのに良いこと無いし。


…と思っていたら、ケッターサイクルというのを発見。写真はHPから拝借。18インチ。




補助輪は付けずに、最初はペダルを外してストライダー的な乗り方。
カラダが覚えたらペダルを付け、後は徐々にサドルを上げて長く乗られるように。
なるほど、だからケッターサイクル。


屋内ジャングルジムから始まった幼児玩具メーカー、ピープルの製品ですが、自転車についても幼児に対する真摯な姿勢が感じられます。いわゆる自転車メーカーだと、なかなか思いつかない発想。

ホイールサイズは12/14/16/18インチと4サイズあり、18インチならば4歳から9歳くらいまで長く乗れるらしい。


※因みに、18インチというのは大人のミニベロに多いサイズですが、ホイールサイズは可能な限り大きい方が段差などで倒れにくいわけで。
だから、ミニベロは初心者よりもベテラン向きと知ったのは、自転車に乗るようになってしばらくしてからでした。💦


ともあれ、なにせツインズは2人分だからそうそう買い替えるわけにもいかないし、ということで娘も気に入ってくれたけど、本人らが気に入ってくれないとね。

でも見に行くと、他のキャラクター自転車に引っかかっちゃうかなぁ。(^^)

あ、ヘルメットも忘れないようにしなきゃ。


※追記
本人オッケーが出たようです。(^^)




Posted at 2019/06/02 02:03:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自転車 | 日記

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「@アユmin さん、30年前のハワイで生牡蠣食べてホテルで一睡も出来ず、以来、生牡蠣を食べられなくなった私でした(^^)」
何シテル?   11/08 09:08
車は好きですが、メカには弱いです。 自転車やアウトドアのギアは好きですが、本来はインドア派です。 愛車遍歴は、カーデザイナーからデザインや機能性、文化や...
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