
まずは、新年明けましておめでとうございます。
今年は自宅以外で新年を迎えました。若い頃はそんなこともあったかもしれない。衰えた記憶力のせいで忘れてしまっているのかもしれません。それはともかく、いいからたまには雰囲気を変えて大晦日を友人のところで過ごしそのまま新年を迎えてらっしゃい。家人に尻叩かれてそういうことになっちゃったわけです。喜ぶべきか、悲しむべきか。フクザツ…であります。
まあそんなこんなで、横浜は弘明寺に独り暮らす旧友宅で年越しの儀と相成った。一昨年FBで高校の同窓(一級下)とのつながりで再会したYは、かつてメジャーデビューし、永ちゃんやら、Yumingやら聖子ちゃんやらとも同じステージを踏んだり、いわゆる業界の人だった。話をしているとその辺の名前が普通にポンポン出てくる。
フォーライフレコードの所属であり、M.カーチスがプロデューサーであり、オールナイトニッポンでもレギュラーパーソナリティを務めたとか。シンガーソングライターであり、JASRACなんかにも加盟し、それなりに食えた時代もあったようだ。
8年ほど前に連れ合いを亡くし、子供もないので今は一人暮らし。自宅で創作活動を続け、この頃はSUTRA MUSICと称して仏教のお経の楽曲化をlifeworkと位置づけている。
第一作は般若心経であり、今はその
第2弾の阿弥陀経の制作に心血を注いでいる。昨年7月22日にはここで
こんな洒落たことをしてくれたりもした。
フェイスブックというのは本当に思わぬところで思わぬ出会いがあったりするもの。Yとの再会も偶然というかまあ奇跡に属するものだった。20年ほど前の真冬、大雪の北海道千歳空港駅で奥方の里帰りとかいうYとバッタリ遭遇してヤアヤアと挨拶しただけでそれっきりとなっていた。忘れた頃にやって来た再会は、SNSの可能性を深く印象づけた。
まあ、手慣れた料理の腕前に感心しながら酒をしこたま飲み続ける。TVを所有しないため、ネットで見れる放送やらYOUTUBEやらであーでもないこーでもないやっていると時間なんてあっという間に過ぎるもの。
日付が変わっても、んじゃ初詣にでも出掛けるべぇ…とはならず、北野武監督監督のアウトレイジなんか観ちゃったりしながら、なんだかなー……みたいな。
3時頃就寝しても、8時には目が覚めてしまうお年頃。しっかり雑煮と、また酒だ酒だぁ。なんだか漬け物になったような気分で昼過ぎに辞し、夕方家族揃って初めて謹賀新年ということになった。なんかしっくりしないものがあるけれど、今年はこういう感じの年になるのかな。
多分、変化を急がされることがいろんなところで多発するような気がする。変わらなければ……は一昨年正月の繰り言ということになるが、待ったなしの気分は我が身に溢れ返っている。もはや批判や批評をしていればなんとかなるという場合ではなさそうだ。
お前はどういうクルマの状況を望んでいるのか? ここら辺りを明確にしながら、少しでも今までとは違うましな方へ。今までの延長線上でいいという人は置いといて、変化しちゃった時代、超高齢化、少子化社会に向き合って、それでもやっぱりクルマは面白いね!と言える楽しみ方を考えて行きたいと思う。
安全も環境もITSも自動運転もEVもテレマテックスもいいけれど、もっとシンプルに人と道と車によるトータルバランスとしてのクルマ、『3重のシステム』としてのクルマの原点に立ち返って、すでに足を踏み込んだ老人が多数派を占める社会のモビリティを正しさではなく面白さの視点で考えたいと思います。
いつものように抽象的ですが、賛同していただける仲間は少なくないはずです。永遠の右肩上がりにすがろうとする今までの行き方とは違う考え方に多様性が出てきたら一歩前進かな。
彼らもそろそろ気がつく頃なので、そうなったら一丸となって明るい方へ。
皆さん、本年もよろしくお願いいたします。
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2013/01/01 22:22:07