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伏木悦郎のブログ一覧

2016年08月16日 イイね!

大本営発表を報じたのはNHKと大新聞。平気で嘘を吐く人々は変わらない

大本営発表を報じたのはNHKと大新聞。平気で嘘を吐く人々は変わらないパブリシティとジャーナリズムの違いも分からず、内外自動車メーカーのプロパガンダの片棒を担いで世を欺くお子ちゃまオジサン/妖怪オバサンが跋扈する中、お花畑の日本のメディア空間では語られることのない現実が世界中で進んでいる。

大手マスコミの記者クラブとまったく変わらない既得権益まみれの自動車メディアから、日本の常識を逸脱した情報がもたらされることはない。その奇観は、71年前の敗戦直前まで日本人を欺きつづけた大本営発表と何ら変わることはない。いい加減気付こうよ。いろんな意見があって当然の批評評価なのに何で口を揃えたように同じ話しか出てこないのか。

こうゆう取材は一朝一夕には実現しない。本邦初公開の中国民族系私有自動車メーカー潜入リポート。中国SUVブームのトレンドセッター長城汽車 Great wall Motor Co Ltdの”今”を伏木悦郎が暴く。世界的スクープが読める自動車専門誌はdriverだけ。8月20日発売です。

命懸け(?)の中国民族系私有自動車メーカー長城汽車潜入リポート。雑誌では書けない深い話はまぐまぐ!メルマガ『クルマの心』http://www.mag2.com/m/0001538851.htmlで。時代は、自分の足で取材するwebメディアへ。しがらみのないフリーランスを育てるのは、他ならぬ読者です。

中国の高速道路網の総延長はアメリカのインターステイツを抜きすでに世界最長の規模になっている。5年くらい前までは100~110km/hだった最高速度も120km/hに高められ、真っ直ぐでフラットな道路が余裕の車線区分で延々と続く。最高速度表示の右側はその車線の最低速度。中央車線から乗用車、バス、貨物トラック……と区分され、高速道路上の最低速度は70km/hと定められている。

人々の習熟度は、ドッグイヤーのスピード感で突き進むクルマやインフラに追いつかないが、いずれ時間が解決する。日本の硬直化した公安や中央行政官僚の島国根性から一歩も抜け出せない前例主義と無謬性へのこだわりが、disruptive innovation (破壊的技術による変革)の前に為す術もなく崩れ去る。パナソニック・ソニー・シャープといった家電メーカーの凋落は人ごとではない。メディアがきちんと報道しないと、総崩れの日はそう遠くはない。
Posted at 2016/08/16 21:48:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2014年05月31日 イイね!

スポーツカー原論

スポーツカー原論皐月も晦日。すでに卯月のNYIAS.AUTOCHINAは遠く、もしかしたら一年でもっとも明日を感じられる31日が流れ去った。

先週軽井沢ミーティングに出掛けた。ロードスターのオーナー達が自然発生的に作り上げて20余年。今年はロードスター登場25周年という節目であり、またNDと呼ばれることになるだろう次期ロードスターの輪郭がおぼろげながらも見えてきた。NYIASで公開されたペアシャシーを軽井沢でも見せるという話は少し前に漏れ聞いていた。

ならばと、また出掛けてみようと思った。振り返ると、前回初めて軽井沢ミーティングに足を運んだのはもう5年前ということだった。ロードスター20周年ということで何かと話題だったけれど、リーマンショック直後の底冷えのタイミング。時の流れるのは本当に早い。

せっかくの機会なので、今回はロードスターで行こうと思った。編集部経由で借用すると、NAロードスターが在籍中であるという。NCとNAどっちにします? 面白そうなのでNA。横浜R&Dに引き取りに行くと、それはネオグリーンのVスペシャルで、ナンバープレートは19-90。横浜ナンバーに改められていたが、明らかに年式を表わしている。

これは? 担当女史に尋ねると、平井さんが寄贈された広報車とかなんとか。その時はまあ聞き流したが、あらためて確かめると本当に平井敏彦オリジナルロードスター開発担当主査が何かに役立てるようにと広報車両に供されたとのこと。

引き取ってすぐに帰宅しようと走り出したら、これが何というか芳ばしい。細身のナルディウッドリムに、24年物という経年変化を考慮してもこんなに柔だったかなのボディ/シャシー。思うところあって湘南まで足を伸ばすことにした。

ある種の頼りなさと、しかし24年モノとは思えない必要十分感。ところどころでキラリと光る心に響く感触が心地よい。これでいい……ではなくて、これがいいという身体に丁度良い感覚。これって何かに共通するね。おおっ、少し前に同じ横浜で試乗会が催されたケータハム・セブン160を手にして腹の底から湧き上がった、なんていうの普遍的な"これがいいじゃん"感かね。

国道一号線をビュンと下って行く道すがら、今思っていることをタイトル付けすると何かね。問わず語り風に思いを巡らせていて浮かんだのが『スポーツカー原論』スポーツカーってこういうことじゃね? という気分を一度まとめといたほうがいいね。これについてはまぐまぐ!のメルマガ『クルマの心』でも書き始めましたが、時間を掛けてまとめるテーマとすることにしました。

軽井沢ミーティングは、1300台の各世代ロードスターが2000人余の人々とともに集う国内最大級のオーナーズミーティングに成長していました。25周年という節目であり、第四世代ロードスターへの期待もあってのことでしょうが、独特の柔らかい空気感が印象的な不思議な体験。

NYIASに出展されたのとはまた少し違う国内展示専用のベアシャシーを、何はともあれ熱いオーナー達に見てもらおうというMAZDAの開発陣のアプローチも、新たなブランディング、マーケティングの手法として面白い試みだと思った。

オルタナティブもいい。最先端の自動運転車も悪くはないと思う。しかし、もう少し等身大の、誰のためという視点に一歩踏み止まった、そりゃ人間の幸福のためにあるんでしょうという、あたりまえのところに立ち返ってクルマを考えたいね。スポーツカーを根っこから考え直す作業は無駄じゃないと言う気がしている。

とりあえず、自分の身体で動いて、自分の頭で考えないとね。人は先に進まなければならない宿命を背負っているけれど、身体の存在が希薄になるクルマについては熟考熟慮で臨みたいもの。可能性を狭めない範囲で、頑固にこだわるのも馬齢を重ねた者の勤めではないかと思うんですわ。

Posted at 2014/05/31 23:58:18 | コメント(7) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2014年01月13日 イイね!

サプライズと一目惚れ

サプライズと一目惚れまあ、あまり大っぴらにはできない話だが、「トヨタがスポーツカーコンセプトをサプライズ出展する」という情報は極秘ルートから得ていた。だから、本来ならプレスデイ初日を飾る朝一のフォードのプレカンはパスし、トヨタブースの最前列カメラマン席に陣取ったわけである。

CALTYのデザイナー、アレックス・シェン率いるチームの手になるTOYOTA FT-1は、旧くはトヨタ2000GT、セリカに端を発し、最後の量産ハイエンドスポーツ、スープラにも繋がる歴代トヨタスポーツへのオマージュとも受け取れるだけでなく、数年前のハイブリッドスポーツコンセプトFT-HSや直近の86BRZFR-Sにも一脈通じるものがある。


とにかく20日発売のdriverに間に合わせるのが第一のミッションとなったので、取材には念を入れたが、これはかなりモノになるのではないか?というのが率直な感想だ。BMWの直6ツインターボ(今回ワールドプレミアとなったM3/M4に搭載されていた)なんか載せたら、かつてトヨタがこだわりを持った直6スポーツの復活が成るではないか、なんてね。FT-1の動画はこちらから。

FT-1に集中しすぎて、その他のプレカンは盛大にすっ飛ばすことに。ポルシェもその中に含まれたが、後でプースを訪れて"しまった!”今回とっておきのワールドプレミアは911タルガ(targa)。その姿を見た瞬間一発でヤラれてしまった。オリジナルタルガのスタイルに戻したタルガルックは、ここしばらくのカーデザインの中でも出色。もちろん個人的な好みの範疇だが、矢も盾もたまらず欲しいと思った。ポルシェ911タルガ4/S4……これはヤバイ。

それにしてもNAIAS2014は、一昨年、昨年と順調に回復してきた米国市場の雰囲気をそのまま形にしたような明るさが印象的。初日はFT-1にエネルギーを吸われてしまった格好だが、目的が定まった取材は踏ん切りがついていい。とかいいながら、さっさとホテルに帰って原稿を仕上げたほうがいいのだが、メルセデスがCクラスの開発責任者とのラウンドテーブルをセッティングしている、その後晩飯もかつてのウェスティン現GM本社のある一角で用意している、と。

つい誘われて、ジョインしたらこれがけっこう時間が押して……結局ケニーと早引けして退散することに。のんびり豪華な晩飯を楽しめる境遇ではなく、一旦轟沈した後置き抜けて朝までに原稿を上げることに……。
Posted at 2014/02/07 23:23:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2013年10月03日 イイね!

30秒のスペクタクル?

びゅんと9月は駆け足で過ぎ、10月。ほんとうにいつの間にやら過ごしやすくなっている。前向きになる春のお彼岸と違って、秋のお彼岸は振り返る感じが通り相場となっている。今年の冬は乗り越えられますかね? そんな会話が自然になりつつある今日この頃ですが、『神無月のなんとか?』……に近いイベントの告知です。

10月13,14日(日、月)の連休、東京お台場 特設会場 (東京都江東区青海)で行なわれる『モータースポーツジャパン 2013 フェスティバル イン お台場』の当日受付プログラム、”ふれあい試乗会”で、今年もタクシードライバーを務めさせて頂きます。

数100mの特設コースを日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)メンバーをはじめとするプロの運転で、リストにあるクルマ達の同乗試乗が体験できるというプログラム。応募多数が普通で、毎回抽選になりますが、運が良ければ何回でもチャンスが巡ってくる。試乗は無料です。

当日は、AJAJ主催のサポートイベント『母と子の楽々運転講習会』
も行なわれていて、web、雑誌などでおなじみのジャーナリストが多数参加しています。併せて、よろしくお願いします。

みんカラお友達の皆さん、今月の連休は『お台場で!!』
Posted at 2013/10/03 12:40:57 | コメント(2) | トラックバック(1) | クルマ | 日記
2013年08月02日 イイね!

印象に残る3カット

印象に残る3カット写真は、Goodwood Festival of Speed 最終日のお開きの後の駐車場。Gate4から入りゴルフコースを左に見ながら進み、グッドウッドハウスに至る道を途中で左に曲がるとご覧の広々としてスペース(当然農場=牧草地)に至る。

僕がクルマを停めたのはさらに本会場に近いパドック近くだが、この広大なパーキングが4日間に渡ってビッチリ埋まる。そして、祭りの後は何か物悲しい気分が漂うものだが、こんなクルマ(フォードGT40)がポツンと佇んでいたりする。これなどはほんの一例。とにかく訪れる観客のエンスー率は高く、思わず足を止めて写真を撮りたくなるクルマがゴロゴロしている。

今年のFoSはポルシェ911の50周年アニバーサリーがテーマのひとつで、メインハウスのディスプレイはかなりの露出となっていると思うが、もうひとつ今年はマクラーレンの50周年でもあるのだった。F1パドックには歴代マシンが勢揃いしていたし、カルティエ・スタイル・エ・ラックスの奥、スーパーカーパドックの向かいにはマクラーレンブースが専用に設えられていた。

その入口にあったのが、創始者ブルース・マクラーレンの言葉『Life is measured in achivements,not
in years alone(人生は年月だけでなく業績で評価される) Bruse Mclaren』


FoS最後のセレモニー、ヒルクライムの表彰式。ユウジにあのおっさん誰?尋ねると、呆れ顔で「ピーター・フォンダですよ」そういえば、昼間イージーライダーのチョッパーに跨がって観客席に手を振る光景を目にしていた。本物だったんだ!聞けばピーターがここを訪れるのは2度目という。ほんなら‥‥ということで、サインをねだる行列に加わり、最後の最後で直筆をゲットした。すべて本物がすぐそこにあって、誰でも気軽にアプローチできる。グッドウッドとはそういうところなのである。


7月13日のブログはこちらへ。
Posted at 2013/08/02 15:11:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

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何シテル?   03/24 18:25
運転免許取得は1970年4月。レースデビューは1975年10月富士スピードウェイ。ジャーナリスト(フリーライター)専業は1978年9月から。クルマ歴は45年目、...
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