• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

伏木悦郎のブログ一覧

2012年08月22日 イイね!

To be,or not to be ・・・

ハムレットの心境は分からない。そういえばシェークスピアを読んだ記憶はないし、さっき有名な台詞の原文と対訳をググって、難しい英文と意訳のかぎりをつくす訳者の苦労に思いを馳せたばかり。

もう嫌んなっちゃいながら、でも有名なTo be,or not to be, that is the question. の、俺何となく今そういう感じ……を表現するにはいいかも、ということで謹んで使わせていただきました。

まあ、世の中分からないことだらけで、歳を重ねれば多少は知識も増えて悩みは小さくなると思っていたら正反対。知れば知るほど分からないことが増えるということを知った(今頃?)。おまけに記憶力が怪しくなってきて、いろいろ覚えたはずのことが輪郭も中心もなく曖昧になっちゃった。

こりゃもうね、このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ!などと悩んでいる場合ではなくて、こんなんじゃない?と思ったことは即行動。とりあえず、このままでいいとは思えないので、変える方向で行きましょう。

人を変えるのは大変なので、自分を変えようと思うわけですが、なかなか習い性をあらためシフトチェンジするのは簡単じゃない。もう、やることなすことドッキドキ。ずっとフリーランスでやってきたので、諸々判断は自ら下すを日々やってきましたが、今まで通りをNGにした上で次を考えるのは相当難しい。

ここまで来て、培ってきた仕事の楽しみを捨て、まったく新規に何かを始める。それはそれで刺激的ではあるけれど、あんまりハッピーな感じがしないなあ。やっぱり踏まえて方向を拡げるぐらいが精々?どんな形でもいいから旅を続けられることが望み。

好奇心だけは衰えていないようなので、ポルシェ911の如く変えないで変わって行くスタイルをなんとか遂行したいものです。まぐまぐ!のメルマガ『クルマの心』最新号でそれとなく触れていますが、中国が日本の過去現在未来を映す鏡のように思えてなりません。

歴史をひもとくと、中国という国の歴史はえっ?と思うほど浅い。国名として中国という言葉が生れ、統一国家という概念とともに中国人であることを彼らが自覚するようになったのは、今から100年前。清王朝が倒れ1912年に中華民国が建国されてから。

現在の中国人がイメージする中国という国家観が形作られたのは1949年の中華人民共和国が誕生してからだ。中高の学校歴史教育でほとんど学ぶ機会がなかった東アジアの歴史は、あらためて知ろうとすると意外性に満ち満ちている。

中国5千年の歴史とか言うけれど、そもそも中国という国の歴史は100年しかない。歴史に残るところとしては、秦の始皇帝がその名の通り初めて歴史に残る皇帝で、次の漢までが漢民族が治めた時代。いずれも現代的な統一国家というより単なる王朝。地方は都市国家が広大な大陸に点在していて、中央の王朝と主従関係を結ぶことで共存共栄が図られる。そんな構造だったとか。

秦・漢の2代から先は蒙古系をはじめとする北方民族の統治で、秦から2200年の歴史のほとんどすべては非漢民族。最後の王朝清国も満州族といった具合に、へぇ~というトリビアに満ちている。

清王朝の最大勢力圏(版図)を中国と認定する現在の中国の領土感覚は島国の日本人には理解しがたいものがある。この10数年で世界経済のホットコーナーに躍り出た中国を知ることは、知ったつもりで実は何も分からない日本人としての僕を掻き立てるものがある。言葉をはじめ問題は山積みだけど、まあそこはこれまで通りの無手勝流で行く他はないなあ。

ということで、ちょいとふらりという感じで上海に行ってみることにしました。無事で済むでしょうか?

……と、なんのかんの言ってるうちに、あと10日を切っちゃいました。メディア対抗ロードスター4時間耐久レース@筑波。ディフェンディングチャンピオンとして唯一連覇を狙える立場にいるわけですが、出ましたね、ハンディキャップ。

優勝チームとしては止むなしの3分(レース中にピットストップで消化)。2位以下のチームにも2~1分のハンディが与えられているので、なんとか戦略的にこなすしかありませんが、難しいから面白いレースになることは請け合いです。今年還暦のロートルレーサーの優勝に刺激されて? 今回はいつになくみんカラ・スペシャルブロガーの参加が常連を含め目白押し(清水和夫、北畠主税、萩原秀輝、斉藤聡、佐藤久美、丸茂亜希子、河口学、島下泰久、五味康隆)の状態。

他にも、マツダ”ワークス”チームからはロードスター開発の山本修宏主査に前田育男デザイン本部長、藤原清志パワートレイン開発本部長、毛籠勝弘グローバルマーケティング担当執行役員というマツダの次代を担う同期三羽烏、スバルSTIの辰巳英治車両実験部長、トヨタ86開発の多田哲哉CE、レクサスHS250の古場博之CEなどなど、他にも名の知れたレーサーやらジャーナリストが相当数。

当然carviewGODTAKSPEEDは連覇を狙いますが、ここは多くのサポーターの声援が何よりの励みになると思われます。当日来場可能な皆さんを含む応援うエネルギーに変えて発奮したいな!!……と。

いつもながらの応援団、名乗りを上げていただきありがとうございます。当日は筑波サーキット正門あたりで8時から対応できると思います。よろしくぅ~。
Posted at 2012/08/23 10:20:42 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

プロフィール

「撤収!! http://cvw.jp/b/286692/42651196/
何シテル?   03/24 18:25
運転免許取得は1970年4月。レースデビューは1975年10月富士スピードウェイ。ジャーナリスト(フリーライター)専業は1978年9月から。クルマ歴は45年目、...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2012/8 >>

   12 3 4
5 678910 11
12131415161718
192021 22 23 24 25
262728293031 

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

64回目の終戦記念日 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/08/15 15:36:17
水素でいいと思う 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/02/16 08:18:46
変わるかな。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/01/01 22:53:46

愛車一覧

トヨタ プリウス トヨタ プリウス
しばらく耐える秋なのだ。
その他 その他 その他 その他
2009年3月3、4日に行われた第79回ジュネーブショーの画像です。

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation