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伏木悦郎のブログ一覧

2014年09月28日 イイね!

羽田~ドーハ~オスロ

このところヨーロッパ行きで中東経由の比率が高まっている。羽田発着でサーチャージ込みで諭吉先生10枚でお釣りが来たりする。すでに過去にドバイ経由のエミレーツを経験し、トランジットで10時間前後掛かる場合はビザ、宿泊、交通、朝食の各代金が無償で提供される"ドバイコネクト"という制度があることを知った。すでに若い世代を中心に、航空券の格安と羽田の使い勝手の良さとドバイを単なる中継点ではなく目的地やストップオーバーの地として賢く使いこなす経済観念の発達が目につくようになっていた。

今回は初体験のカタール航空のドーハ経由のオスロとSASのオスロ~パリ、パリ~ドーハ~羽田という変則ルート。ノルウェーはスカンジナビア4ヶ国で唯一訪ねたことがなかった未踏の地。遂に一生縁がなかったかと思っていたところに降って湧いたような話。日産リーフが米国に次いで2番目の海外市場となっているノルウェーでプレゼンテーションを行なう。ノルウェーでEVがクローズアップされている話はテスラモデルSでも聞いたような。

中東経由の羽田発便は日付変更線を挟んでチェックインとボーディング/テイクオフが来るミッドナイトフライトが中心。出発予定時刻は25時であり、10時間以上というけっこうな長旅となる。幸運なことに、使用機材はボーイング787(ドリームライナー)で窓側1列のチャーリーシートが奮発された。納機が3ヶ月前というほやほや新機で、バッテリートラブルが問題視されていたとはいえ、搭乗は浮いた心待ちの久しぶりの高揚感。



Posted at 2014/12/02 02:58:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年09月14日 イイね!

これがウワサの富良野ミーティング(フラミ)なのだった

これがウワサの富良野ミーティング(フラミ)なのだった富良野ミーティングは、2000年から途切れることなく続いているという。北海道のロードスターオーナーズクラブ『ROCK's』(1996年設立)を主宰する山本卓夜さん、マネージャー役の中川久恵さんに来会を求められたのは5月軽井沢ロードスターミーティングの折だったか。9月4日の舞浜THANKS DAYS in JAPANでも直々に"要請"されて思い切ることにした。


ミーティングは基本的に手作りで、前夜祭は自主制作の映像と有志によるコンサートに始まり、夕食を兼ねた懇親パーティ、河岸を近所の貸し切りレストランに変えたワンコイン会費制の二次会と続く。

翌朝は9時からスケジュールスタート。今回は例年になく前泊組が多く、朝からホテル前の広い芝生の前庭に多くの歴代ロードスター(RS)が並んでいた。

フラミ2014最大の呼び物は、NDロードスターの『北海道プレミア』。舞浜のワールドプレミアの翌週に、虎の子の試作車を富良野まで運び込み、広島から山本修弘主査以下開発スタッフと広報・宣伝・販売部門を含む総勢11名がやって来て、東京と変わらぬ姿勢でファンサービスを行なうという。そのアンヴェールの模様はこんな感じ。距離感が極端に小さい親密な雰囲気が伝わるだろうか。

イベントそのものは至極まったりした流れで、午前中に行なわれた開発陣とのQ&Aを含むトークセッションでは数少ないメディア(他にtipoだけ)を代表?して、話の輪に加わり、ちゃっかり後追い取材に活用させて頂いた(サイドマーカーが丸から変わったトリビアとか、全車LEDになっちゃったけど酷寒の北海道では熱源にならないと危ないんだけど……地元ならではの指摘に対する回答とか、ね)。

フラミには、昨年は平井敏彦初代RS開発主査も来会したといい、二代目主査の貴島孝雄さんは昨年に引き続きの再訪であるとか。お二方ともROCK’sへの入会を求められ、メンバー入りしたという。かくいう僕も「はい、ここにサインしてください」で強制入会(笑)。あんまり役には立たないと思うけれど。

NDロードスターとの距離は筑波のメディア対抗4耐レースでのサプライズ走行と変わらぬ近さ。塗装が長時間の直射に耐えられないという理由で黒幕のテントが用意されていた。ツクバの黒づくめの小さなパビリオンの謎が解けた。さすがに着座は御法度だったが、それではあまりにファンサービスに欠けると考えたのか、貴島孝雄前主査が代表でシートインプレッションをすることに。山本修弘現主査をナビシートに迎えたツーショットにカメラの砲列かなかなか途切れなかった。


荒天も予想された空模様は爽やかな秋の陽が注ぐオープン日和に。そして午後3時を回ったところでパレードランへと進んでいった。今回は公道上での単一車種のパレードでギネスを狙うという目論見もあったそうだが、道内/道外から参集した総勢は130台余ということで記録達成には至らなかった。

それでも、100台を超えるロードスターが列をなして北の大地を往く光景は壮観。


それにしても”ロードスターの人々”というのは不思議な時空を共有している。クルマが単なるモビリティツールの枠を超えて、communication toolとしてスマホ並の機能を有した柔らかい連帯を築き上げるメディアになっている。次期ND/RSは、成熟しつつあるコミュニティに適合する資質を有しているだろうか?

ワールドプレミア以来、歓迎の輪が広がりつつあるように見える。2015年春といわれている正式発売までまだ半年以上あるが、その期間にどれだけの人々の心に突き刺さるのか。その過程を、可能な限りフォローして行きたいと思っている。次は10月の大分ジャンボリーに飛ぶつもりだ。


Posted at 2014/09/25 13:41:29 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2014年09月13日 イイね!

久しぶりに秋の北海道

久しぶりに秋の北海道正式デビューまで可能な限り次期型ロードスターNDのフォローをすることに決めた。イベントとしては、4月のNYIAS(ニューヨーク国際自動車ショー)での次世代MX-5スカイアクティブシャシーの公開に始まり、5月の軽井沢ミーティング(ベアシャシー国内初公開)、7月3日に発表された9月4日の『THANKS DAY in JAPAN』(NDロードスター・ワールドプレミア)、9月6日メディア対抗ロードスター4時間耐久レース(今年は観戦組)と続き、さらには秋には恒例となっている全国各地のロードスターミーティングがあるというので軽井沢で強く誘われた富良野と大分にはなんとか行くことができないか。

求めれば道は拓かれるもの。赤貧洗うが如しの境遇でも旅の道筋は見えた。希望は陸路で、今は広報車に属する平井敏彦初代ロードスター開発主査の愛機を借りて……であるが、車両の整備状態の問題と歳を考えろという気遣いのお蔭で久しぶりに秋の北の大地を空から眺める幸運を得た。

旭川15時35分着のJALで定刻に着いた。そこからバスで富良野方面へ4駅の上富良野で降りれば歩ける距離。事前の案内に従ってバス乗り場を探すと、すでに15時40分は出た後。次は17時であるという。なんじゃそれ……であるが、ローカルの現実。待って約40分ほどバスに揺られ上富良野駅前で降車。

建物はそこそこあるが驚くほどの静けさ。人の気配は感じられず、聞こえてくるのは虫の音だけ。目的の”フラミ”ロードスター富良野ミーティング会場『富良野ホップストーアホテル』は、たしか2代目セルシオの試乗会が行なわれた地。おぼろげな記憶をたどって歩くこと10分。前夜祭から闖入したエトランゼ風情にいつもの倍という参会者は皆温かかった。

Posted at 2014/09/25 09:47:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年09月12日 イイね!

すべてはプロポーションから始まった

すべてはプロポーションから始まったあっという間に1週間が過ぎた。9月4日の『マツダロードスター THANKS DAY IN JAPAN』から、である。すでにSNSを皮切りに各メディアを通じて情報が溢れかえっている状況だ。

ロードスター誕生25周年を記念して開催されたこのファンイベント最大の目玉が、来年正式デビュー予定の次期型マツダロードスター(ND型)のワールドプレミアだったことはご存知の通り。

まず最初にお披露目するのは25年にわたって厚くサポートし続けてくれたロードスターファン……米国(ラグナセカ)と欧州(スペイン・バルセロナ)で同時時刻開催という”グローカル”で今風のボーダーレスな試みと合わせて、次の25年の始まりを予感させる画期的といえる感慨深いひとときだった。

すべてはプロポーション作りからはじまった。代を重ねること4度目にあたってまず最初の一歩は、デザインではなく骨格作り、均整の検討。ステージ右にさり気なく飾られたコンセプトの柱でありエンジニアリングや生産技術を含む起点ともなったスカルプチャー。このイメージをいかに製品化し商品化するか。

出来上がった形は斯くの如し。歴代最短の全長(3915㎜)の中でもっとも存在感のある黄金比率のプロポーションを探り当て、NA/NB/NCに盛り込まれたデザイン要素を現代流の解釈を加えつつアレンジし、生き物のダイナミズムを表現する『魂動デザイン』を前3作(CX-5、アテンザ、アクセラ)で試みられたキャラクターラインによってではなく、光(のリフレクション=反映)で浮き彫りにする。手法は両極といえるブックエンドの右と左だが、Soul of Motionに変わりはない。

人が乗ったときに様になる。ちょっとね、今度のロードスターは21年前にdriver誌に寄稿した『反対声明:ユーノスロードスターに1.8ℓを搭載するな!』で予言したこれまでの経緯をきれいさっぱり払拭し、斯くあるべしと提言したリアル・ライトウエイトスポーツの具体的かつ理想的な姿を体現している。

まだ正式発売まで数ヶ月またなければならないが、このクルマからまた新たな豊穣の世界が広がる。お楽しみはこれから。なんかね、清々しい気分なんですわ。明日富良野に飛んで、ロードスターのさらなる可能性を見て、感じて、未来を語って来ようと思います。
Posted at 2014/09/12 16:21:03 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
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何シテル?   03/24 18:25
運転免許取得は1970年4月。レースデビューは1975年10月富士スピードウェイ。ジャーナリスト(フリーライター)専業は1978年9月から。クルマ歴は45年目、...
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