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2023年09月03日 イイね!

鳥取と島根への鐵旅行に行ってきました(後編)

鳥取と島根への鐵旅行に行ってきました(後編) 一畑電車の出雲大社前駅の駅舎は洋風な作りになっています。(逆に国鉄の旧・大社駅は貴賓室もある純和風)
 壁の天井付近にはステンドグラスがあり、待合室の中心にある今は使用していなそうな切符売り場的な窓口は、立派な装飾が施されています。


 駅前通りは出雲大社の参道になっており、二の鳥居までは車の通行も可能になっています。参道の両脇はお土産屋さんがずらっと並んでいます。(ただし単価は高め)


 二の鳥居まではさほど距離ありません。程なく到着できます。
 しかし、門柱を含めて立派な作りは流石ですね。なお、車道はここで横道に逸れる構造になっています。


 茨城県にある鹿島神宮の参道も長くて立派でしたが、出雲大社はまた趣の違う立派さです。
 鳥居から入ってからは一旦丘が隆起しているので、参道を進むまで奥が見えないようになっていましたが、演出的に狙った構造なのかな?


 途中の松の並木道も綺麗に整備されています。
 この松を越えた所に境内の門があります。いやはや正月とか凄い混みそうですね。


 出雲大社と言えば巨大なしめ縄で有名ですが、そのしめ縄が下がっている拝殿に到着。御朱印はこの拝殿建物の裏手で受け付けていました。(料金は「お気持ち」の金額也。)

 昔、このしめ縄に賽銭を投げて刺さると願いが叶うとか聞いたことがありましたが、とても刺さりそうには見えませんでしたよ(笑)


 拝殿の裏手に本殿が佇んでいます。
 山を背にして実に神々しく、なんか有り難い感じがします(笑)
 いやはや、ホント荘厳という言葉がピッタリ。


 参拝後に参道まで戻ってお土産を物色します。気温が高くて辛い所ですが、出雲大社前駅を通り過ぎてその先まで歩き、少し遠いですが旧国鉄(一応JR時代もあり)の大社前駅跡へ向かいました。

 と、ところがなんと駅舎の改装工事真っ最中!!(滝涙)

 気温が相当暑い中歩いて来たので、流石にコレはショックでした。。。


 通りから入った時、目の前に巨大な作業用シェルターが見えた時は流石に堪えました。
 流石にチェックしていなかったですねぇ・・・改装後にリベンジしないとダメですかね。


 旧大社駅に隣接する公園から、敷地内には今でも普通に入れます。(公衆トイレも利用できそう)
 駅構内に保存されている蒸気機関車は流石に移動しないでそのまま置いてありました。

 この旧大社線の大社駅は、出雲大社一の鳥居の少し手前にあるのですが、出雲大社への参拝には微妙に遠いですね。バスとかもあったのかも知れませんが、やはり電鉄の駅利用者が多かったのでしょう。(今のJR日光駅と東武日光駅の関係みたいな?)


 もし、この大社駅の立地が一の鳥居のすぐ近くであったのならば、諸々アクセスも良かったでしょうし、状況が違ってきたのかも知れませんね。
 駅構内は長距離列車にも対応できる様な立派な駅だったみたいですので、非常に勿体なかったかと。


 猛暑の中歩き回ってしまい少々疲れたので、一畑電車の発車時刻(約1時間後)まで駅の待合室で休憩し、その後出雲市駅まで戻りました(16時頃)。
 因みに乗り換えの川跡駅からは元京王5000系に再び乗車。小田急SE車のシートを流用したクロスシート車も有る様なので、そちらに乗ることができたらラッキーでしたね。

 時間的に相当余裕があったので、出雲市駅で早めの夕食を摂り、家等への土産物を購入。


 また、ここ出雲市駅周辺は「神々にまつわるもの」が色々あり、ポケモンGOでもソレ系のポケストップを回して諸々のアイテムをゲットしてたのですが、電鉄出雲市駅の高架ホームから何回か取れた「3女神像」と言うギフトがあったのですが。(現地は直接訪れていない)
 スマホ上での写真は小さいので、まぁ出雲市らしいなぁと思っていた折りに、ふと画像を拡大してみたところ・・・・・


 3女神って、あぁっ女神さまっ!の3人かよ!(爆笑)

 しかし自分的に現在ホットな作品であるので、コレは実物を見てみたかった!!作品自体が古いので、いつ撤去されてもおかしくないですし。
 とは言え、コレを見るだけの為に島根県に行くのは流石に厳しい!今回の旅行イチバンの後悔案件でした。(後悔の2番目案件は国鉄色381系が見られなかったこと)



 夕方18時55分発のサンライズ出雲号が、18時45分過ぎに出雲市駅のホームに入線してきました。結構ギリギリに入ってくるんですね!?
 しかし、ホーム上は乗客の人数が凄いです。また、シャワーカード購入場所が近い4号車入口への行列も凄いです。

 私の部屋は1号車だったので、部屋の場所を確認してからシャワーカードを買いに行きましたが、発車前に売り切れ(涙)
 このカード争奪戦は厳しいです。


 しかしB寝台個室は初めて乗りましたが、解放室と同じ値段とは思えない程快適ですね。個室というのがプライバシー的にも非常に良いです。
 各部屋にスピーカーが設置されているので車内放送が少々五月蠅いくらいですが、それ以外は完璧です。

 サンライズはチケットが全然取れないほど人気なのですから、この車輌(285系)をそのまま(或いは交直流化して)量産して全国展開すれば良いのに、と真剣に思いました。
 全国のJRさん、如何ですか?



 今回鐵旅をするにあたり、やはり紙の時刻表が大活躍しました。
 経路を決めたり到着する列車を含めて行程を吟味するのには、ネット情報だけだと不可能で、紙の時刻表が必須になります。トータルではデジタルとアナログを上手に併用すると便利と言う事ですけど。



 久し振りの夜汽車の夜景ですが、記憶どおり最高です。
 285系サンライズで一点注文を付けるとすれば、ベッドが私には少々硬かったと言う点です。和室でマットレス不要な人だったら問題無いのでしょうが、もう少し柔らかくして欲しいです。

 もっと寝台列車が増えて気軽に予約できる様になって欲しいですよ。客車でも電車でもハイブリッドでも何でも良いですから。


 流石に疲れていたのか、10時頃には就寝してしまいました。そして翌朝は一旦5時頃に目が覚めて、外を見たら丁度富士駅に到着した時でした。

 その後再度目覚めたのが沼津駅に到着した頃で、ここで起床します。
 ホームには上野東京ラインの宇都宮線直通列車が発車待ちしていました。上野東京ラインって改めて凄い距離を直通・走破してますね。



 通勤ラッシュが始まる前の都心に向けて快走中。
 寝台列車に乗ると、何となく通勤客に対して優越感が出てくるのは、昔も今も全く変わりませんね(笑)



 この日、サンライズ瀬戸・出雲号は定刻どおり東京駅に到着し、2泊3日の鐵旅を無事終えることができました。
 普段私が通勤で乗っている上野東京ラインは、東京駅にサンライズと同時に到着するのですが、この日は居る位置が逆になりましたね(笑)

 今回、鉄道満載の一人旅行を快諾してくれた家族に感謝しかありません。久し振りの事でしたが本当に楽しめて良かったです。

【おしまい】
Posted at 2023/09/03 22:56:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道 | 旅行/地域
2023年09月02日 イイね!

鳥取と島根への鐵旅行に行ってきました(中編)

鳥取と島根への鐵旅行に行ってきました(中編) 旅行2日目8月30日(水)の朝はスーパーまつかぜ(キハ187系)で米子駅から出雲市に向かいます。
 米子駅は跨線橋やホームの木の柱が現役で残っており、国鉄時代そのままの雰囲気が鐵的にポイント高い駅でした。(駅舎は真新しいのですが)

 鳥取発のスーパーまつかぜ益田行きが入線してきました。
 私は昭和人間なので特急まつかぜ号と言えば食堂車付きの超編成を組み、京都から山陰本線経由で博多までロングランしていたイメージ(古っ)があるのですが、走行距離も短く、編成も2両と短くて少々寂しい(笑)
(ついでですが、今回の旅行では念願だった山陰本線に初めて乗ることができたのです。)


 スーパーまつかぜの車輌は、見た目六角形の鉛筆をスパッと切っただけの様なデザイン(言い方)ですが、加減速性能と乗り心地の良さは恐ろしい程にレベル高かったです。
 イマドキの制御付き振り子機能を搭載した列車なのですが、エンジンが高出力でディーゼル車とは思えない加速を見せてくれました。
 昨日の381系では振り子機能の違和感を特に感じませんでしたが、キハ187系でも全く違和感なし。でも結構カーブに差し掛かると角度が付いているのが解ります。

 丁度、先頭1号車の右側1番目の席が前面展望可能になっており、その席に座れたので動画を撮ってみました。


【キハ187 スーパーまつかぜ前面展望】




 カーブでも全然速度を落としませんね(笑)因みに最高速度は120㎞/hでした。
 本当にこの走りと乗り心地を持っているのだから、外観デザインがもっとイケてれば相当の人気になっただろうに(言い方)と冗談抜きで思いました。


 松江まで来ると右手に宍道湖が見えてきました。宍道湖はしじみで有名な汽水系の湖ですが、兎に角広い!魚もいるでしょうが、あまり聞かないですね。汽水系だからゴリとかコチ(ハゼの一種)辺りの一般的にはあまり流通しない魚ばかり住んでいるのでしょうか?


 スーパーまつかぜで出雲市駅に到着し、乗り換えのためJRに隣接する一畑電車の電鉄出雲市駅へ急ぎ移動します。
 なお、出雲市駅はお土産屋さんが充実していたので、後ほどチェックすることにします。


 一畑電車の車輌は新型車への置き換えが進んでいるようですが、この日は元・京王帝都電鉄5000系を改造した2100系が来ていました!
 京王5000系は学生時代に多摩動物公園線や本線の各駅停車で日々乗った車輌です。めっちゃ懐かしい!


 車内は殆ど京王線当時のままの様な気がします。目立つ違いは運転席後ろに設置されたワンマン運転用の装置くらいでしょうか。


 車内放送用のスピーカーも京王帝都電鉄(KTR)時代のマークがそのまま残っていました。めっちゃ懐かし過ぎる。


 途中の一畑口駅に到着。一畑電車はこの駅で坂でも無いのにスイッチバックを行うことで有名ですが、昔はこの先にある一畑薬師という神社近くまで一駅伸びていたそうです。
 見た感じとても長閑な場所でしたが、わざわざこんな配線にして営業していた位なので由緒ある神社なのかな?


 進行方向が変わり、車窓にはJRとは対岸側の宍道湖が広がります。湖畔の街は一畑電車側がメインな様にも見えました。


 終点の松江しんじ湖温泉駅に到着。昔は北松江駅という名前だったそうですが、なんでもう少し延伸してJRと接続しなかったんでしょうね?
 この駅に到着したのが10時8分でしたので、15分発の市営バスに乗って松江駅から10時41分発のやくも号に乗らねばなりませんので少々焦ります。
 ついでにバス待ちの最中に職場から連絡があり、仕事電話してたので更に焦ります(笑)


 当初乗車予定だったのは10時15分発のバスでしたが、それとは違う系統のバス(同じJR松江を経由する)が10時14分発で来たのでそちらに乗りましたが、実は少し遠回りの系統だった様で予定より遅い34分頃にJR松江駅へ到着し、相当焦りました。
 安全策を取るならばルートを知らない路線バスよりもタクシーの方が良いかも知れません。(ご老人の乗車下車が多かったのも敗因・苦笑)


 取り敢えず予定していたやくも3号の到着にギリギリ間に合いました。
 やくも3号で使用する車輌は、先頭のグリーン車がパノラマ構造になっている編成が使われているのです。
 今回、一番前の席は先約があって予約できませんでしたが、1人掛けシートの2列目が取れましたので前面展望をバッチリ堪能できます。


 初めて乗りましたが、車内からの眺望はかなり良いです。
 また、今後登場する新型車には前面展望車が無いようなので、381系の廃止後はこの景色も見納めとなります。


 視界がワイドなので、振り子動作時の傾き具合がエグくて最高ですね。乗務員さんも斜めっています(笑)
 乗り心地は前日と変わらず違和感は特に感じませんでしたが、スーパーまつかぜの制御付きと比べると振り子動作には遠心力のみが頼りなので、カーブ入ってからの振り始めが1テンポ遅いのが体感できる違いでしょうか。

 こちらも前面展望の動画を撮ってみました。


【クロ380パノラマグリーン車 やくも前面展望】




 いやぁ、新旧振り子電車の比較映像を撮影できて本当に良かったです。てか、iPhoneって動画の画質も全然問題ないですね。
 正直ズームとか4K画質を使わなければ、ビデオカメラが要らないレベルですよ。

 そしてアッという間でしたが、11時5分に2回目の出雲市駅へ到着です。


 ここで電鉄出雲市駅を19分に発車する一畑電車に乗り換える予定でしたが、ここで腹を下してトイレに数回チェックイン(涙)

 結局予定していた電車には乗り遅れてしまったので、約一時間後の出発となってしまいました。


 今度来た一畑電車の車輌は、ボックスシート付きの新鋭7000系電車でした。
 流石は新型、荒れた線路にも関わらず快適な乗り心地は流石です。


 今回は出雲市を出発後に川跡(かわと)駅で大社線に乗り換えて出雲大社前駅に向かいます。
 基本的に殆どの列車がこの駅で接続を行うダイヤ編成になっている様です。

 また、乗客は構内踏切を渡って乗り換えます。構内踏切ってローカル線ならではで良いですねぇ。


 終点の出雲大社前駅に到着。動態保存の旧型電車が隣に停まっていました。因みに改札を出てからになりますが、この旧型電車は外から車内に入って見学することが可能になっています。
 古き時代の木造の車内、なかなか良きでした。

【長くなったので後編に続く】
Posted at 2023/09/02 17:47:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道 | 旅行/地域
2023年09月01日 イイね!

鳥取と島根への鐵旅行に行ってきました(前編)

鳥取と島根への鐵旅行に行ってきました(前編) 十数年ぶりのTHE・鐵旅に行ってきました。

 元々は私の「最後の国鉄型&振り子電車に乗りたい」「寝台列車に乗りたい」と言う希望を酌んで貰った出雲市方面への家族旅行を計画し、ツアー旅行への申し込みまで行ったのですが、申込み後に息子の小学校で2学期が8月中に始まることを思い出し、急遽私1名のみの申込みに変更して、一人鉄道旅行を許して頂きました(ありがたや・・・・)。

 そうなると旅の行程内容に家族への忖度は不要(笑)となるので、鉄道趣味に基づく乗車列車・経由地選択が最優先となる訳です。ただし、基本は申し込んだツアー部分は行程が縛られますので、東京から新幹線で出発し、岡山で特急やくも号に乗り換えて米子または(松江)出雲市に向かう往路と、帰路は同行程の逆をサンライズ出雲で移動する部分が鉄板となります。(なお、新幹線と特急は出発時間により複数の選択が可能)

【行程】
 この週は振替休日と夏期休暇の半分を組み合わせて完全に仕事を休みにしましたので、
○ 往路は8月29日(火)東京10時30分発の新幹線のぞみ号で出発し、岡山で14時5分発のやくも15号に乗り換えて16時20分に米子へ到着予定。
○ 米子では到着直後の16時24分に国鉄色381系を使用した上りやくも24号が来る予定なので、それを撮影してからホテルにチェックイン。
○ チェックイン後すぐに駅に戻り、境線に乗って終点の境港まで向かい、水木しげる記念館は休館中の為、水木しげるロードを堪能しつつ海鮮を食してから米子のホテルに戻る。
○ 翌日(30日・水)は米子から8時11分にディーゼル型振り子列車のスーパーまつかぜ1号で出発し、出雲市へ9時4分に到着。
○ 出雲市(電鉄出雲市)から一畑電車に乗り換えて宍道湖をJRと反対側回りで松江まで戻り、松江からは10時41分発のやくも3号(こちらはパノラマグリーン車)に乗って再び出雲市へ向かい(笑)、出雲市の到着は11時5分を予定。
○ 出雲市から再度一畑電車に乗り、今度は途中の川跡駅で大社線に乗り換えて終点の出雲大社前まで向かい、下車後に出雲大社を参拝。
○ 出雲大社参拝後、旧国鉄・大社駅跡まで歩き、そこを見学してから出雲大社駅まで戻り一畑電車で出雲市まで戻って駅構内で夕食。
○ 出雲市18時55分発のサンライズ出雲に乗って翌朝東京まで乗車し終了。

 と言う行程を組みました。

 ツアーに入っていない30日(水)午前中の特急・乗車券の手配は、JR東日本のえきねっとで座席指定してから実施済み。
 今はネット上で席も指定して購入できるのでマジ便利ですよね。ただ、サンライズ瀬戸・出雲だけは購入できないのが残念ですけど。


 予定どおり東海道新幹線で東京を出発。
 東海道新幹線は路盤設計の古さにも関わらず、すっかり280㎞/h運転が定着しましたね。


 ふと窓から線路を見ると脱線防止レールみたいなのが全面的に線路内側に設置されている風に見えたので、試しにiPhoneで撮影してみたら見事にバッチリ撮れてビックリ。
 今のスマホの性能って凄すぎます・・・280㎞/hで止まるシャッタースピードですよ!?こりゃぁコンデジが市場から無くなる訳だ(汗)


 この日は天気もよく(猛暑)、富士山も綺麗に見ることができました。
 昔は年間を通して雪が積もっていた富士山の上の方って、木が生えていないんですね。(改めて気が付いた)


 10月からは新幹線の車内販売が廃止されるので、折角なのでコーヒーと固くて有名なスジャータのアイスを購入。因みに固いアイスは今後、東京駅とかに自動販売機が設置されるとのことです。
 しかし車内販売が無くなるのも少々寂しいですね。


 大阪を過ぎ、山陽新幹線区間に入ると300㎞/h運転が始まります。N700系列は300㎞/h出しても乗り心地が良いですね。500系の時は激しく揺れてましたから技術の進歩って凄いです。


 そして、300㎞/hでも変わらず高速シャッターで動きモノを撮影できるiPhone14も凄い。
 なお山陽区間は脱線防止レールではなく、枕木固定?の金具が設置されている様です。


 岡山に到着したら、ホーム反対側に無印700系のひかりレールスターが停まっていました。
 レールスターって4列シートで広いので人気らしいです。500系こだまと併せて乗ってみたいですね。


 在来線ホームに下りると、隣のホームには懐かしの115系が!総武緩行線みたいな色ですけど、まだ現役なんですね。
 あぁ、久し振りに乗ってみたかった!


 留置線から最後の国鉄型特急車を使用したやくも号が入線。
 新型車の導入も発表されましたので、この381系も最後の活躍となります。
 ・・・グッズも沢山発売されていました(笑)


 後ろ側は増結用の貫通扉が付いた先頭車でした。特急マークがペタンコですが、普通の立体的なヤツだと人が通る時に邪魔だそうで、同形状の貫通扉パイオニアのクハ480の登場後、程なくしてペタンコになって今に至るそうです。


 伯備線は今回初めて乗りましたが、事前情報どおり結構カーブが多いんですね。振り子電車の性能をいかんなく発揮してますが、コーナーのアウト側になると大きく上向きに傾きます。
 シッカリと振り子機能は動作していますが、以前和歌山に行った際に同じ381系を使用した「くろしお」号に乗った時はもっと振り子作動時の「ゴロゴロ音」と「揺り戻し」を感じたのですが、今回のやくも号は殆どソレが気にならず。
 多少振り子作動時に「コンコンコン」と言う作動音が少し聞こえますが、なんか改良が加えられているんでしょうか?


 コーナーのイン側になると地面を向く様に傾きますが、S字カーブでもくろしお号時代より振り遅れ等も感じられず、正直「普通」の列車に思えてしまうほど。
 (ただし、走行中に男子小用トイレを使った時は、揺れを結構感じました(笑))


 振り子の走りを堪能しまくっていた時に、車内放送でこの先の山陰本線と合流する1つ手前の岸本駅と山陰本線伯耆大山駅の間でレールに異常が発生(暑さで伸びた?)し、レールを交換するために運転取りやめの可能性があるとのこと。
 途中の駅で何度か運転停車をしながら問題の岸本駅まで来ましたが、レール交換が終わらない為、運転を取りやめて米子までバス代行で向かうことになるとのこと。(この時点で国鉄色のやくも撮影は諦め)


 岸本駅には先発のやくも13号が停車しており、私が乗ってきた15号は前後の普通列車が全部運休になっていたので上り線に停車しました。
 ここで代行バスの到着を待つか、クルマで迎えに来て貰うかで乗客が選択します。(割と降りていった人が居た)

 トラブル発生時は、私を含めた鐵達にとって絶好の撮影タイム(笑)
 結局代行バスが到着する前にレールの交換が終わった様で、米子方面へはバスの代行を行わず、先着していたやくも13号の車輌に乗客が全員移って、そのまま米子方面へ発車することになりました。

 因みに岡山から乗ってきた15号はそのまま上りの列車になり(米子からのバスが来たのでしょうか?)、相応の乗客を乗せて岡山方面に向かい発車して行きました。


 乗り換える際に好きな席に座って良いとのことだったので、381系特有の冷房ダクト席の座席無し空間に足を伸ばして快適。(381系は冷房装置が床下にあるので、その冷気を送るダクトが壁沿い天井まで伸びており、そのダクトの出っ張りがある部分の席は通路側にしか無いのです。)


 当初の予定より大分遅くなってから米子駅に到着しました。
 ここで駅前のビジネスホテルにチェックインし、その後すぐに駅に戻ります。


 米子発19時台の列車になりましたが、境線の境港に向かいます。
 何故境港へ?と言うのは、以前家族でゲゲゲの鬼太郎のテレビ(最新版)を観ていたのですが、鳥取県が番組スポンサーに付く時は何気に観光要素が強く(笑)「境港は魚が美味しくて」とか呪文の様に言っていたから一度ここの海鮮を食べてみたかったのです。


 乗ったのは新型気動車でしたが、乗り心地が非常に良い上に加速が凄い速い!
 そして時間帯的に学生さんの乗客で満員状態なのは驚きました。


 それでも終点の境港まで来る乗客は大分減りましたが(外は真っ暗ですしね)、海鮮のお店が営業しているギリギリの時間帯までには到着できました。


 駅前にある、みなとさかい交流館の1階にある回転寿司屋さんに飛び込んで、寿司を頂きました。
 地元のネタを仕入れているそうで、確かに美味しかった!


 駅前の街灯は目玉おやじが入っています。
 コレは一般の街でやったら恐怖案件だと思います。


 次の列車の発車時刻まで1時間近くあったので、水木しげるロードを歩いてみました。
 道沿いの店舗は当然閉まっているので真っ暗なのですが、ポツポツと他にも観光客が歩いている感じでした。(境港で宿泊している客?)

 まぁココに誰も居なかったら結構恐ろしい雰囲気にはなっていましたケド。


 昼間見たら可愛いとか懐かしいとか言えるんでしょうけど、誰ですか鬼太郎に夜向けの絶妙なライティングをした人は(笑)


 地面にはキャラクターが浮かび上がるライティングが点いたり消えたり色が変わったりと、夜の演出は結構凝っています。

 ロードの奥が何処まであるのか不明だったのと、列車の発車時刻もあったので途中で引き返しましたが、水木しげるロードの全長は結構長いようです。
 お店のこともあるので、ちゃんと日のある内に来てみたい所です。(港にも行ってみたいですし。)


 暗闇にバックベアード様とかホント止めて欲しい。


 駅のベンチは鬼太郎のキャラクターがあしらわれていますが、ねこ娘は今と昔で随分と様変わりしましたねぇ。

 ↓ テレビの直近作では足長くなってハイヒールまで履いてますよ。

 https://www.toei-anim.co.jp/kitaro/assets/img/character/img_character_03.png(公式サイト)


 帰路の列車は幸運にも鬼太郎列車が来ました。国鉄型のキハ40系6編成をそれぞれキャラクター別にラッピングして運行しています。
 2両編成で境港寄りは、こなきじじい。


 反対側の米子寄りは砂かけばばあ。この二人はココでもペアなのね(笑)
 国鉄型のキハに乗れてラッキーでしたが、最新型車輌(キハ126)に比べると加速が笑えるほど遅い(笑)


 車内もラッピングだらけで、車内放送は鬼太郎と目玉おやじ(沢城みゆきと野沢雅子かな?)が喋ってました。

 この日は流石に疲れたので、ホテル到着後すぐに就寝でした。

【翌日に続く】
Posted at 2023/09/02 02:11:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記

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「【埼玉・上尾市】うなぎ松本 http://cvw.jp/b/295230/48587763/
何シテル?   08/08 14:08
こんにちわ、まる元(まるげん)と申します。 現在愛車ER34スカイラインでのサーキット走行にハマりまくっています。 みんカラでも交流を深めたいと思い登録...
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