
結局周遊コース全部行ってきて、見事にJR東日本の策略にハマってきました(笑)
いや、横川は思い出深い地ですし、結果的に得るモノも沢山あって良かったんです。
今回息子が用事あると言うので、2月16日に奥様と2人で横川まで行ってきました。
渋滞が必至である関越道や17号を使うのは体力的に避けたいので、今回も鉄道、しかも新幹線を使って時短コースと贅沢に洒落込みました。
新幹線で高崎まで行き、途中下車で高崎駅のスタンプを押しつつ信越本線(今は信越線か)で横川まで向かいます。
今や貴重な国鉄型211系に乗れるのもポイントでしょう。自分の中では新しいイメージの車輌ですが、実物は大分古さを感じます。

横川駅は国鉄時代の雰囲気をそのまま残した良い味が残っており、個人的にとても嬉しい。
ここでスタンプを押して、予定していたコース分のスタンプ帳が全て埋まりました!ザ・達成感!!

到着時間がお昼頃だったので、駅前の荻野屋で峠の釜めしの味噌汁セットでも食そうかと思ってたのですが。
(店舗で食べるのも悪くないと思って)

いま、釜めしって1,400円もするんですね!?
昔横川駅の駅弁で買った時、急行信州で食べてた時代は700円、急行が廃止されて特急あさまか白山だけになった時代に食べた時は800円、その後1,000円位まで値上がりしたまでは知っていましたが、今は本当に高くなってました!?
釜めしの包装紙、イニシャルDやバーニア600氏イラストモデルもあったんですね。

高かったからと言う訳では無いのですが、代わりにちょっと気になっていた近所の食堂「松一」さんが営業していたので入ってみることにしました。
このお店は荻野屋のすぐ近くで横川駅前の表通り沿いにあります。

店内は古くてこぢんまりした雰囲気ですが、綺麗に掃除されています。
THE・昭和感たっぷり!トイレも水洗併用のボットンで最&高です(息子に見せたかった・笑)

メニューは所謂昭和のラーメン屋さんと言うか街中華的な内容で、奥様は焼肉定食を注文。
付いてくる味噌汁が美味い!

私は肉野菜定食を注文。両方ともリーズナブルでとても美味しかったです。
メニューにあった味噌ラーメンが気になる・・・近いうちにまた来ましょう。

腹も満たされ、電車も1時間に1本なので碓氷峠鉄道文化むらに入ります。
ここに来るのも、もう20年ぶりくらいか??

189系あさまが出迎えますが、屋外なのに綺麗に整備されていて正直驚きました。
普通、風雨に晒されてボロボロでしょう!?この日は車中には入れなかった様です。

EF63のシミュレータ、操作方法とか教えて貰えるのかな?と思ってましたが、手前のモニターでセルフで学んでから臨むようですね?
コレはマジやりたいので、今回は時間が無いのでパスしましたが次回はやりましょう。

展示車両は昔ほどでは無いですが、今でも中に入れる所が多いです。
EF63の運転台は、太った私には何故か座れませんでした。入り方にコツがあるのかな?(涙)

JR東日本トレインスタンプラリーのイラストを描いているバーニア600氏が、ここのイメージキャラクターのイラスト描いていたんですね。
氏は碓氷峠押しだそうですが、なるほど納得。しかし鉄道車輌だけでなく人物を描かせても上手いんですね(天は二物を与える)。

EF63の後ろ側にEF62が置いてあったので、試しに奥様に違いが解るか聞いてみた所、予想どおり全く同じモノだと思っていたそうです。
実物の前で、窓枠とか貫通路の上の処理とか、台車が2軸と3軸で違うとか、諸々相違点を教えても同じに見えるそうでした。(ちーん)

昔来たときに1000円で189系あさま号のリアルなシミュレータができるとかで、当時実際にやりました。運転台は実物を使うのです。
今は簡易シミュレータ的なシステムに変わったそうですが、先客がいたので今回はパス。
因みに奥様はトイレだと思ったそうです(爆)

うん、確かに見る角度によっては女子トイレの入口に見えなくも無い。

お待ちかね、屋外で機関車が大量展示してあるゾーンに来ました。
常磐線で活躍したEF80も保存されているのはここだけ。昔上野駅で見たの懐かしいー!
奥の方でも作業されていますが、常に補修作業をされていたんですね。屋根を付けるのと補修のどちらがコストメリットがあるのか不明ですが、保存のために尽力されている方々には頭が上がりません。

EF60型500番台。こちらも塗装の補修をされています。
少し置いておくだけで色あせ、錆びのオンパレードでしょうから、維持は大変かと思います。

旧・川越線のキハ30系列。大宮駅の現・湘南新宿ラインのホームから発車していましたね。
今思えば乗っておけば良かったです。

重連対応のEF65型500番台Fタイプ。
スカートのゴツい装備が大好きなんですが、上越線用のひさし付きですね。

この日は峠の湯(丸山変電所)行きのトロッコ列車が運転されていました。
動いているの初めて見ました。もっとオモチャみたいなショボいものを想像してましたが、本線を走るようになっているので、想像以上に普通の列車でした。

次回来たときはコレに乗って峠の湯に行き、めがね橋から碓氷湖とか見ながら熊ノ平信号所まで歩いて行ってみたいところです。
帰りに峠の湯でお風呂に入るのもオツな物でしょう。

私はデッキ付き機関車萌えなのですが、現役時代に何度か見ているEF15貨物用機関車。
デッキに乗ることもできるので当然乗りました。あぁ、家に1台欲しい。

北陸の交流専用機関車EF70がここにあるとは知りませんでした。
次回補修の対象かな? 屋外保存は大概こんな感じにボロボロになってしまうんですよね。

お座敷列車は内部に入れます。
常々思うのですが、この畳敷きのお座敷列車に布団敷いて夜行列車ってできないモンですかね??
寝相が悪い人が居ると、隣に転がってきそうですけど。

関門(下関-門司)トンネル専用のEF30が、遠く群馬の地である横川で保存されているのも知りませんでした。
ステンレス車体なのに錆びてる(涙)

ダイナミックなデッキ付き機関車EF53も綺麗な状態に保存されています。
勿論、デッキに乗りましたよ。ここの展示車両群は凄いですね。もっと評価されても良いのかと思いました。

時間が無いので、売店を少しだけ見て横川駅に急ぎます。
かつてはEF63が沢山待機していた所も今は寂しく。
鉄道の峠をテーマにした、駅と一体的に運営するテーマパークとか作れそうですが、運営と利益まで考えると難しいのですかね。実物の機関車を運転体験できるのを長く実践しているので、もう少しだけ事業を拡大しても良さそうですが(本物が揃っていますし、利用金額高くても課金するゾーンは多いと思う)。

最後に売店で碓氷峠車輌やバーニア600氏のキャラクターイラストなど、鉄道文化むら限定のグッズを買って来ました。
コレ買えたのでなんか凄く満足。スタンプラリーの景品も高崎駅で無事入手出来たので(品切れ前で良かった)、満足なスタンプラリーコンプリートとなりました。
売店のラインナップで、169系急行グッズが全然無かったですが、あったら重課金してしまいそう。関係者の皆様、作成のご検討の程よろしくお願いします(笑)
なお、スタンプラリーのワイドコース(青森・秋田・長岡・長野・仙台・山形)はちょっと金額的にも現実的で無いので、やりません。
実は4月から転勤で栃木に勤務先が変わることになったのですが、横浜勤務の定期券があったから今回スタンプラリーが出来たのかも知れません。初めてでしたが良い体験ができました。
終わっての感想。費用云々よりも、取り敢えず疲れた(笑)