前回の日記において、カプチーノ的な乗り味を目指すことに決めた我が家のポリ子さん。
では実際、カプチーノの脚とはどんなものだったのでしょう?
調べてみると、純正サスのバネレートはF:2.5kgf/mm、R:1.4kgf/mmとのことでした。
実はこの数値、当初ポリ子さんに導入しようと考えていたオートエグゼのストリートスポーツサスキット・キジマスペックとほぼ同じなんですよ。
(ちなみにこちらはF:2.5kgf/mm、R:1.3kgf/mm)
しかもカプチーノのサスペンションはレバー比もNDロードスターと大体一緒ということが分かりました。
つまり、
バネレートとレバー比という点だけで見れば、カプチーノの脚はエグゼ脚を入れたNDロードスターと同等の強さを持っていたということです。
しかもポリ子さんはカプチーノより300kg近くも重いので、エグゼ脚を入れたとしても、その動きはカプチーノより、良く言えばマイルド、悪く言えば緩慢なものになることは想像に難くない。
…逆に言えば、ノーマル状態のカプチーノがいかに尖っていたかということも分かりますよねw
じゃあ、ポリ子さんをカプチーノと同等のバランスにするためにはどれくらいの強さの脚にすればいいのか?
カプチーノ(EA11R)の車重700kgに対して、ポリ子さん(ND・Sグレード)は990kgなので、ザックリ1.4倍。
前後重量バランスも大体似たようなものなので、単純にバネレートを1.4倍してみましょう。
フロントは2.5kgf/mm×1.4=
3.5kgf/mm。
リアはレバー比が少し違うので(カプチーノ1、ND1.1)それも加味して1.4kgf/mm×1.4×1.1=
2.156kgf/mm。
すげー適当な考えなのでどこまで合ってるか分かりませんが(笑)、この辺を目安に考えれば自ずと見えてくる気がします。
そんなわけで目星を付けたのが、HKSのハイパーマックスS。
バネレートは
F:4.0kgf/mm、
R:3.0kgf/mm。
バランス的にリアが少し強いか?とは思いますが、スタビライザーを持たないSグレードのリアのロール抑制と考えればそれもアリのような気がしてきます。
何より製品として新しいし、既に発注済み(ぇ)のHKSマフラーと揃えられるのでイイかなってw
うん、最早コレ一択だなーって
…思っていたんですよ(
前回は助手席にドールが居たため思いっ切り走れなかったワインディング。
先日、改めて自分一人で走ってみました。
そしたらポリ子さん…
割と本気で攻め込んでも意外と走る走るw
めっちゃフワフワするし、傍から見れば物凄くロールしてるんだろうけど…
フワフワしたまま、ロールしたまま、かなりの勢いでコーナーを駆け抜けていける。
ヒラリとした動きで曲がる姿勢を整え、時に舐めるようにブレーキを使ってうねる路面に車体を押し付けつつ、アクセルを踏み切って立ち上がってゆく気持ち良さ。
イメージで例えるなら
『木の葉のジェットコースター』(笑)
これが噂のヒラヒラ感なのか…まさに蝶のように舞い、蜂のように刺す感じ。
路面の変化や車体の動きを読み切って、丁寧に丁寧に走らせていく必要はあるけれど…
そうした時に、困惑するほど速かったりする。
ぶっちゃけND同士のバトルで勝ったからねwwwww←
あと、それはSグレードだからということもある気がします。
Sグレードの持ち味はオープンデフの自然な旋回フィーリング。
そしてオープンデフでの走りを成立させるべく、路面追従性を上げるためにリアのスタビライザーを外している。
そうして高められた路面追従性が、ヒビ割れや減速帯などで意外とバンピーなこのワインディングにちょうどハマッたんじゃないかなあ…
ただ、これは標高の高さも見越して出発前に空気圧を前後1.9kgf/㎠と低めにセットしたことや、KPCの働き、そしてKPCと同時に導入されたというブレーキLSDなんかも効いているのかも知れません。。
もしサーキットでタイムを競うなら、Sパッケージ以上のグレードの方が速いんだろうとは思います。
でも、ストリートをタフに走るという点においては、案外Sグレードにアドバンテージがあるのかも知れない。
いま判りました…
Sグレードの「S」は「Street」の「S」なんですね!(ぇ
そう考えると、フワフワとロールする動きも「らしさ」に思えてくるんですよ…
それでも十分速えーし(笑)
脚を引き締める方向に持っていった時、そんな「らしさ」も薄まってしまうような気がして…
やっぱエグゼ脚なのかなあ…←
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2022/06/01 21:43:19