
「1泊2日の旅」2日目となる8月2日(土)の朝、ちょうど良いボリュームで耳触りの良い“小鳥のさえずり”が聴こえて来て、とても爽やかな朝を迎えたのだ♪
ここは何処?
ここは吉備国、「備西(びせい)の郷」でございます🙇
1日目は、「びせい(美星)トリップ♪」で終えたが…
2日目は、「びせい(備西)トリップ♪」で始まった♪
…お粗末!(座布団1枚持って行けぇ〜…爆🙅)
※ 吉備国(きびのくに)は、古代日本の地方国家で、現在の岡山県全域と広島県東部と香川県島嶼部および兵庫県西部(佐用郡の一部と赤穂市の一部など)にまたがる有力な地域の一つであり、大和、筑紫、出雲などと並ぶ古代日本の四大王国(四大王権)の一角であった。
別名は、吉備道(きびのみち、きびどう)、備州(びしゅう)とも、呼ばれた。
後の令制国では、備前国・備中国・備後国・美作国にあたる。
まずは、朝食から…モーニングである(笑)
「星空ペンション コメット」の朝食は、8時からなので、部屋を7時58分に出て階段を下りて行くと…もう既に他のお部屋の皆さんもダイニングに来ていた(笑)
テーブルに着くと…スタッフさんが「おはようございます」と、爽やかな朝の挨拶と共にモーニングプレート・スープ・コーヒーを提供してくれて、モーニングタイムが始まった♪
モーニングプレートには、プレーン(バターもジャムも無し)トースト、スクランブルエッグ、ウインナーソーセージ、カボチャ、レタスサラダ、ヨーグルト(ブルーベリーソース)が載っていて、どれも素材の良さを引き出した自然な美味さだった👍
朝食を終えて部屋に戻ると、早速歯磨き&身支度&荷造りをして、チェックアウト…
時刻は、8時40分。
2日目も朝から快晴で、今日も陽射しがキツくて“体温超え”の酷暑になりそうだ…💦
「びせい(備西)トリップ♪」のスタートは、宿から西へ約6kmほどに在る「星尾神社」から。
あっと言う間に到着して、鬱蒼と生い茂る“鎮守の森”は、朝から蝉時雨が降り注いでいた…😅
〜「星尾神社」創建の由緒〜
往古から伝えられたところによると、この地は古代に黒田と称え、戸数70余戸の住民は、深く北辰を信仰していた。
承久年間、「順徳帝」の御代に流れ星が落下、水田中で光り輝いていた、この地の豪族 妹尾兼定は、これを採りこの地に小祠を建て奉礼し住民は「明神様」として厚く信仰した。
およそ100年後(正中元年)の豪族 妹尾平治右衛門が、重病を患い神祇星に祈願していたところ、ある夜28宿の2つ「星」「尾」を夢に見て、以来快方に向い、全快後に明神の加護ご神徳を深く感じ宮社を建立、「星尾大明神」と称し斎き祀ったのがその創建と伝えられている。
以来、黒田村を星田村に改められたという。
現在の大字星田が当時の星田村である。
鳥居横の駐車場にクルマを停め、坂を下り階段を上り、ようやく本殿まで辿り着く💦
本殿の前に立ち、通常通り“二礼ニ拍手一礼”をしょうとしたら…
どうやら「星の輪くぐり」と云う無病息災を祈願する独特の参拝儀礼…をしなければならないようだ💦
で、参拝儀礼に則って…
①星の輪前に立ち一礼
②左回りにくぐる
③星の輪前に立ちー礼
④右回りにくぐる
⑤星の輪前に立ち一礼
⑥左回りにくぐる
⑦最後に星の輪前に立ち一礼してくぐり、お参り...
を実施しました😅
ほんの少しの参拝儀礼であったが、朝からかなり陽射しも有り、少しばかり汗ばんで来た💦
「星尾神社」参拝を終え、次に向かったのが「鳴滝峡(なるたききょう)の滝」だ♪
地図を見ると「星尾神社」から直線距離だと僅か2kmほどなのだが、実際の滝までの経路は…約2km北上して南西に約3km下り、T字路で分岐すると残りは約600mほどだ。
分岐した先は、クルマ1台が通れるかどうかの細い山道で、100mほど進んだ場所で前方から1台の対向車が現れた💦
やり過ごせる場所が無く、泣く泣く分岐したT字路まで100mほどもバックで戻る羽目になった…😭
T字路から、またチャレンジしみることも出来たのだが、とりあえずここは安全策を取る事にした。
T字路に『ジェイムズ』君を残して、最後の約600mは徒歩で臨みました…
平地なら10分ほどの距離だが、山道で上り坂かつ足元も悪かったので、滝まで約15分も掛かってしまった…(汗)
山道沿いには、案内板も立てられていた。
この案内板の脇から約20mほど渓谷へ降りた場所に「鳴滝峡の滝」が在った♪
しばしの時間、マイナスイオン浴を満喫したのち、また山道を降りてクルマまで戻った。
宿周辺での備西エリア“自然散策”を終え、10時までには井原市を後にして、次の目的地へ向けて走り始めた♪
さてさて、お次は何処へ向かうのか…?
到着した場所は…ちょっとだけ謎を残して、移動後にまず最も混み合う時間帯を避けて、先にランチタイムを取ることにしました…🤭
時刻は11時20分、ランチタイムに選んだのは「カフェレストギャラリー杏」と云うお店で、軒先に有る立看板メニューを見ると、どうやら「デミグラスソースカツ丼」が“売り”のお店みたいだ♪
店内に入ると、既に満席近い状態となっており、私達は壁際の半円形カウンター(5席)の右側に腰掛けた。
オーダーは、妻が「デミグラスハンバーグ定食」を、私が件の「デミグラスソースカツ丼」を頼んだ。
待つことおよそ10分…各々のランチが、トレイに載せられてやって来た…(笑)
妻の「デミグラスハンバーグ定食」↓
私の「デミグラスソースカツ丼」↓
お味は、どちらもまぁまぁと云うところ…(笑)
不味くは無いが、それほど美味くも無く、なんだか微妙であった😅
妻のハンバーグは、レトルトのハンバーグみたいな味だった…とのこと💦
お昼12時になる前にお店を出て、街中散策をした♪
連日の猛暑酷暑で、晴れていてもあまり嬉しくは無い…(汗)
逆に、チョットお湿りが欲しいくらいだ…😓
さてさて…こんな和の町家が連なる素敵な街並みなのだが一体ここが何処だか、皆さんそろそろお分かりになりましたか?
路地には、↓こんなお店が在ったりして…
さて、ではそろそろ謎だった街名のネタばらしとまいりましょう♪
此処は、全国的にも有名なあの「倉敷美観地区」…でした🤭
クルマは、「倉敷アイビースクエア 駐車場」に停め、キツい陽射しから身を守る為、車載している妻のパステルカラーの日傘(レクサスコレクション)を借り、美観地区散策へと繰り出したのだ(笑)
土曜日と云う事もあって、この猛暑酷暑の中でも、結構な人集(ひとだか)りで賑わっていました💦
舟乗り場から「くらしき川舟流し」に乗る人も…
美観地区を流れる倉敷川を北上し、最後の今橋まで行くと、伝統と風格を感じる屋敷のような建物が現れてきた…
立看板には「国指定重要文化財 旧大原家住宅」とある。
パンフレットには「語らい座 大原本邸」とある。
大原…そう倉敷美観地区には「大原美術館」が在るが、その大原氏か…そう思っていると、妻が「入ろう…」と言った♪
一般500円(×2名)を払って入館してみると、受付の50代と思(おぼ)しき女性が、他に客が居ないせいか丁寧に説明案内をしてくれた…(笑)
入館受付のエントランスとなる広い土間には、天井から「ふりそそぐ言葉」が吊り下げられていて、いきなり驚かされる!😳
受付の女性が「記念撮影」までしてくれた(笑)
この写真、ワケも知らずに見たら…
なんだか怖い😱写真に見えますよね💦
この言葉は、大原家5代目壮平、6代目孝四郎、7代目孫三郎、8代目總一郎…その当主達が語った言葉なのだとか…
中には、面白い言葉も…(笑)
次の土間に進むと、コチラでも「つみあがる必然」と題して、大原家代々が並び、その周りに各代の関係者が広がる立体相関図ならぬ「立体相関樹」なんだとか…
これも、面白い情報提供ディスプレイだ♪
更に次の土間には、7代目孫三郎とその妻から、長男總一郎(8代目)に宛てた手紙が、障子に映し出されている。
倉敷を代表する名家を継ぐ厳しさと、親としての愛情が溢れる内容ばかりだ…
連なる土間を通り抜けると、突き当たりから左に曲がる通路となり、右手に並ぶ3つの中倉にも、大原家にまつわる品の数々が、大切に展示保管されていた…
展示品の中には、かなり貴重な品や、手紙など時代の移り変わりを感じさせるものも数多く有った。
また、1番奥の中倉の半分は、「ブックカフェ」になっている♪
奥の中倉を過ぎて更に左手に進むと、「隠れ座敷」となっている…
襖を取り払った広い和室では、ゆったりと庭園を眺めながら、ブックカフェからの出前で“和菓子付きカフェ”を楽しむことも出来るのだ♪
「旧大原家住宅」(大原本邸)を出てみると…
その隣りには「有隣荘」が建っており、瓦と壁の色が独特で、とても綺麗な色をしている。
「有隣荘」は、大原家旧別邸で、春秋の行楽シーズン限定で、特別展と一緒に公開されている♪
なので、普段は閉まっていることの方が多いのだ…残念! ナンタルチア
今橋を渡り、倉敷川の左岸を南下しながら美観地区を散策してゆく…
美観地区には、人力車も多い♪
中橋も数多(あまた)の観光客で賑わっていた(笑)
また、倉敷らしいお店も軒を連ねていた…
美観地区を散策しながら南下して、最後は「高砂橋」までやって来た。
すると、先ほどの舟乗り場から出た「くらしき川舟流し」の舟が、コチラに向かって近づいて来るではないか…
こう言った眺めも、また倉敷らしい♪
「倉敷美観地区」…この辺りには、やはり趣があり風情がある♪
「倉敷アイビースクエア 駐車場」に戻って来て、再び『ジェイムズ』君のエンジンに火🔥を入れる…
午後に入り、そろそろ神戸へ向けて帰路に着くとしよう♪
ただ、せっかく岡山まで来ているので、「レクサス岡山」にも立ち寄りながら東進することに…(笑)
てなワケで、やって来ました「レクサス岡山」
時刻は13時半…
「レクサス岡山」のオーナーズラウンジも、結構広々としていて豪華な造りである♪
この時のお菓子は、静岡・雅正庵「生クリーム大福」で、これがまた美味かった🙆
あまりにも美味過ぎて、ドリンクも飲み干してしまってから…写真を撮っていない事に気付いた(笑)
14時に「レクサス岡山」を後にして、山陽道「岡山IC」から高速に乗り、県境を越えて兵庫県内に入り、「赤穂IC」で山陽道を降りた…
そこからは一般道を東進して、ようやく到着したのが15時45分…立ち寄ったのは自家焙煎珈琲「壱枚乃絵 たつの店」だ♪
ここは、今年4月5日(土)に会社同僚のKさんと一緒に訪れブログでも紹介した「壱枚乃絵 海辺のテラスカフェ 赤穂店」の姉妹店である。
「壱枚乃絵」は、兵庫県赤穂市で1977年に創業し、現在は兵庫県たつの市の地で既に40年を迎える自家焙煎珈琲店。
おいしい珈琲を作るために 「水」と「豆」と「作り手の腕・心」にこだわり、水は山より湧き出た地下水を使用し、豆は良質な生豆を使用して、 一番味の引き出せる直火式の釜で自家焙煎している。
ここ竜野の緑豊かな自然の中で、美味しい自家焙煎珈琲を提供している♪
「壱枚乃絵」は、自慢の珈琲だけではなく、モーニングやランチメニューそしてデザートにもこだわりが有り、とても美味くて“リピート率”も非常に高いカフェ♪
土曜日の午後と云う事もあり、店内は賑わっており、その雰囲気はとても良い感じだ🙆
この日は、午後も酷暑続きだったので、私は「宇治抹茶金時」をいただいた(笑)
妻のチョイスは、「自家製気まぐれケーキ」セットで、この日はシフォンケーキだった(笑)
シフォンケーキも、チョットだけいただいたが、控えめな甘さで上質な味であった。
16時半「壱枚乃絵 たつの店」を後にして、神戸の自宅へとクルマを走らせた…
こうして、「1泊2日の旅」2日目「びせい(備西)トリップ♪」も、無事に幕を閉じた😊
おわり