
先々週末の8月1日(金)は有給休暇を取って、妻を伴ない“1泊2日の旅”に出た♪
朝8時半、愛車『ジェイムズ』君のエンジンに火🔥を入れて、予定よりも30分遅れで自宅をスタートした…(笑)
まずは、阪神高速3号神戸線「京橋」ICから乗り、「須磨」ICからは第二神明道路「明石西」IC(ココまで有料)まで走り、その先の加古川バイパス、姫路バイパス、太子竜野バイパス、R2と、ひたすら西進し、相生(あいおい)を越えて、「有年原」交差点を右折して、千種川/佐用川に沿ってR373を北上する。
「上月」三叉路を左折し、R179を西進して…ついに岡山県に突入して、美作(みまさか)、勝央も越えて、津山市中心部へとやって来た♪
クルマを停めたのは、岡山県津山市の津山城下町 城東地区に在る「城東観光駐車場」で、普通車が12台、バスは4台ほどのスペースがあり、綺麗な観光トイレも設置されている👍
「津山市城東伝統的建造物群保存地区」は、津山城下町の「出雲」往来沿いに発展した町並みだ。
町人地として、江戸時代初期に形成された地割が残っていて、江戸時代の町家を主体として昭和の戦前期までに建築された。
主屋は、切妻、平入りを基本とした厨子(つし)2階建てとし、出格子窓、虫籠窓、なまこ壁、補壁を使用した優れた意匠の伝統的建造物が建ち並び、城下町に形成された商家町の歴史的風致を今もなお伝えている。
早速、「城東むかし町家」「和蘭(おらんだ)堂」「箕作阮甫旧宅」「みつくりHOTEL」等が建ち並ぶ城東地区を歩いてみる…
「城東観光案内所」も兼ねている「和蘭堂」は、ナチュラルカフェ&ギャラリーとなっており、お土産品販売やレンタサイクルの貸出もしている。
「和蘭堂」では、私達の旅先で“お約束”のソフトクリームも売っていたのだが、時間が(11時半)ランチタイムになって来ていたので、まずはランチを優先させて、お店を探すことにした(笑)
西端の方まで行ってみたが、めぼしいお店が見つからず、仕方なく引き返して来た…
強い陽射しの中、日傘にお世話になりながら歩いていた…💦
「城東観光駐車場」の方へ戻って来ると、遠目だが突き当たりに何やら美味そうな「とうふ」の文字が揺らめく大きな暖簾が見えた…
そのお店まで行ってみると、「津山城東とうふ茶屋 早瀬豆富(腐ではない:笑)店」と大きな紺色の暖簾に記されていた。
お店の外観も、なかなか美味そうな雰囲気を醸し出している🤭
和食が好きな妻の顔が…もう決めているみたいなので、早速中へ入ってみた♪
店内は和モダンな造りで、そろそろランチタイムになっていたので先客が数組は居た。
私達は、壁際の3つ並ぶテーブル席の真ん中に陣取った(笑)
私も妻も、メニューを見て「ありがとうふ御膳」を頼み、ちょっとワクワクしながら待っていた(笑)
それと言うのも、メニュー表に載っていた…
①厚揚げ ②寄せとうふ ③白和え ④湯葉 ⑤煮揚げと酢の物 ⑥豆乳 ⑦サラダと揚げもの ⑧ごはん ⑨漬物 ⑩みそ汁 ⑪豆乳プリン ⑫天つゆ ⑬シフォンケーキ
…と、かなり品数も多く、どれも美味そうだったからである🤭
待つこと5分ほど…
私達の目の前に、件(くだん)の「御膳」が運ばれて来た♪
おおっ!
どれも、美味そうだ!(笑)
そして、テーブル脇には「とうふ醤油」「油あげ醤油」「とうふポン酢」「とうふの塩」が一列になって、籠(写真右奥)に入っていた。
さすが「豆腐屋さん」だけあり、豆腐料理への味付けのコダワリも半端ないのだ👍
ひとつひとつは小ぶりだが、品数も多くて味も良く、しっかりとお腹は満たされた🙆
健康にも良い豆腐料理で、ゆっくりと味わうほどに幸福感もしっかりと満喫して、午後からの観光に臨むことが出来た。
次に訪れたのは、「城東観光駐車場」から西へ約1時間半ほど、新見市の阿哲台(草間台地)に数多在る鍾乳洞の中でも、代表的なひとつ岡山県指定天然記念物「井倉洞」だ。
「井倉洞」の駐車場は広く、普通車だけでも100数十台(バス専用区画もあり)停められる広さがあり、広めのトイレも在り、自販機も数多く設置されている。
また、「井倉洞」まで歩く途中には、30年間で走行距離 199万km(地球50周)、“お召列車”をけん引した歴史も合わせ持つ蒸気機関車「D51」も展示されていた。
駐車場から約3分ほど歩くと、ようやく「井倉洞」への入洞施設が見えて来た。
入洞料金は…
大人 1,000円
高校 1,000円
中学 800円
小学 500円
(団体割引あり20名以上/50名以上)
ちなみに洞窟から出てくると、出口のその傍には、絶壁より流れ落ちる高さ72メートルの“迫力ある滝”を間近に見る事が出来るのだ。
ただ、この日は絶壁より流れ落ちる滝の水量は普段より少ないようだった💦(笑)
「井倉洞」の在る「草間台地」は、高梁川沿いにそそり立つ直立 240メートルの絶壁の上にできたカルスト台地である。
このカルスト台地の絶壁の中に「井倉洞」の入口があり、洞内の温度は常に15度~16度と一定しており、「夏は涼しく」「冬は暖かく」感じられとても快適だ。
「井倉洞」は、永い年月の間に雨水等が浸食して形成された全長1,200mの鍾乳洞で、中の壮大な風景は観る者を圧倒する。
鍾乳洞の天井からぶら下がる「つらら石」、下からタケノコの様に立つ「石筍」など、様々な形の鍾乳石が照明に浮かび上がる姿はまさに幻想の世界で、まるで美しい石のカーテンのようだ。
また、「井倉洞」の見どころの一つに滝がある。
洞窟内には3ヶ所の滝があり...
一つ目は(ありさの滝)
雨が降ると優しく爽やかに流れる。
二つ目は(地軸の滝)
洞窟内の滝としては、高さ水量共に他に見る事ができない位の大きさだ。
三つ目は(音の滝)
音だけの不思議な滝で、絶え間なく流れ続ける音は悠久の時を感じさせてくれる。
では、いよいよ「井倉洞」へと入ってゆく…(笑)
猛暑酷暑の夏には持って来いの30〜40分ほどの“夢のクールジャーニー”を満喫し終え、洞窟から出て来たら…またまた汗ビッショリの現実に引き戻された💦
洞窟の出口に在る「阿里左(ありさ)宮」を拝んで、また橋を渡って現実の世界へ…(笑)
駐車場への帰り道、売店施設カフェ案内のベアーぬいぐるみ🧸が椅子に掛けていた🤭
再び『ジェイムズ』君のエンジンに火🔥を入れ、向かったのは…
クルマで約1時間(約42km)南下した井原市美星町「星の郷 産直プラザ」内に在る「徳山牧場 アイス工房」だ。
「徳山牧場 アイス工房」は、平日16時までなのだが、到着したのが15時55分…ギリギリ間に合い滑り込みセーフだった💦(苦笑)
妻はコーンで、私はカップで搾りたて新鮮牛乳を使ったジェラートをいただいた♪
どちらも、とっても美味かった👍
妻は、ミルクと塩キャラメルだ♪
私は、新鮮苺🍓とミルクだ👍
夕方のチェックインまで、まだ少し時間があったので、今宵のメインイベント“星空観賞”に向けての下見に行くことに…(笑)
さて、その下見先は…
美星町大倉に在る「美星天文台」でした♪
実際には、宿での夕食を終えてから暗い夜間に来るので、明るいウチに“駐車場からの動線”の下見をしておきたかったのだ🙆
まだ時間外なので、当然だが…閉まっていた🤭
さてさて、今宵の宿は…
「星空ペンション コメット」
岡山県井原市美星町星田2-60(0866-87-2926)
周りには、明るく輝く大きな街や施設も無く、夜には辺りが真っ暗になり、星空が美しく綺麗に見えるまち美星町…
「美星天文台」の在る美星町には、旅人を受け入れるホテルすら無くて、唯一在る宿泊施設が「星空ペンション コメット」なのだ♪
夕方17時過ぎにチェックインを済ませて、18時からの夕食まで、ゆっくりと部屋で寛いでいた…(笑)
私達の部屋は、2階に階段で上がってスグのバス・トイレ付き「Scorpio(スコルピオ)」の部屋だった👍
ちなみに、部屋の名前は全て星座名となっている♪
そして18時…いよいよディナータイムの始まりだ♪
ダイニングに入ってみると、天井はまるで傘の中…みたいな造りである(笑)
まず最初に、トウモロコシ🌽とズッキーニのメッチャ美味いスープ🍲が出されたが、アホなことに写真を撮り忘れてしまい、その美味さにスプーンが止まらず、全てを飲み終えてから…気付いちゃったのだ💦(泣)
なので、スープの後は全コースしっかりと写真を撮り、とても美味しくいただきました♪
最後のデザートの桃🍑は、メッチャ甘くて美味かったのだ🤭
19時過ぎに部屋に戻り身支度をして、19時15分にクルマに乗り込み再スタート。
「美星天文台」駐車場に停め、下見した通りの動線で無事「美星天文台」玄関ロビーに到着した♪
館内階段を2階へ上がり、奥へと進むと…
2階の外のテラスに出て来た。
テラスには、もう既に何組もの家族連れやカップルが居て、テラスに設置された二つの望遠鏡の順番待ち行列が出来ていた…
サンセットの夕焼けが消え、深いブルーからの暗闇に包まれると、肉眼でも綺麗な星空が見えて来た♪
何枚かスマホのカメラで撮影したが、夜空の暗さで星の明かりは潰れて、スマホカメラの限界か…やはり綺麗な写真は撮れなかった💦
天文台の101cm大型望遠鏡も覗かせて貰ったが…やはりテラスに有ったスタンダードな望遠鏡とは桁違いに大きくクッキリと見えた👍
1階ロビー売店では、何故か“隕石”も売られていた(笑)
こうして「びせい(美星)トリップ♪」1日目は、深い夜の闇に暮れていった…
つづく