![地獄のエア抜き 地獄のエア抜き](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/044/857/394/44857394/p1m.jpg?ct=3b141c39a41a)
リヤエンジンの車は(リヤエンジンじゃなくてもハマる時はハマる)おおむねハマります。その中でも最悪と思ってるのが〇ンダ。調べても皆さん苦労なさってますのでまぁ今回発見した?方法を。えーとバモスホビオなんで他はどうだか?
この車、エンジンから前に行くパイプは3本でラジエーターアッパーに行くパイプから分岐してヒーターに回り帰りは独立のパイプでエンジンに戻ります。そんなわけでここは素直。(見れば分かるエア抜きボルトで素直に抜けてくれるという意味。フロント持ち上げると抜けやすいというのはおそらくこのルート)
何がやべーってラジエーターロアホース~エンジンのルート。余程運が良くないと抜けません。元々エンジンに戻って来る側なので水入れても冷えてりゃ大して流れない(サーモスタットで止められている)上にラジエーター直後で20センチくらいルートが急上昇急降下なのでここにエアを噛むと量が多すぎてまず抜けない。湯船にひっくり返した洗面器状態でエアを溜めこむわけです。
ロアホース~エンジンのパイプも上下にゆさぶりをかけてエアを溜めたがるしエア抜きボルトもサーモスタットのすぐそばにしか無い。前にあればまだマシだったのにね。
フロント上げたりリヤ上げたりしながらホースもみもみしてると何とかなるのがパターンだったけど今回はどうにもダメでラジエーターロアホースに噛んでるのもよく分かる。(吹き抜け混合気もここに溜まるよ。時々ちょろちょろ水の音がするという表現がお客さんからある。放置すると水が流れなくなってエンジン壊すわけよ)
しかし実際に車を傾けてここからエアを追い出そうとしたらどっち上げても車を垂直近くにしないと無理だわw
試行錯誤して今回成功したのはまずロアホースルート以外はちゃんと抜き、後ろを50センチぐらい上げロアホース~エンジンのパイプのドレンボルト穴が高くなるようにする。ラジエーターにエア抜き用ファンネルを付けてほぼ満タンにしてコックは閉めておく。
そしてパイプのドレンを外すと開いてるのは一か所だから水は出てこない。
おもむろにラジエーターファンネルのコックを開けて一気に水に入ってもらい空になる前に閉じる。
で、ドレンボルト閉めて車体を平らに戻してエンジンかけてあっためるとロアホース&パイプにも熱が入るようになりました。
要するにファンネル分でいいから一気に入れてロアホースのジャンプしてる部分のエアだけ大体追い出せればいいわけですわ。多少残っても水が循環すれば抜けますんで。
量的には1リッター足らずですな。ファンネルなくても二人がかりならできるでしょ。
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しゅうり | 日記
Posted at
2021/02/19 17:42:03