
お義母さんの納骨は無事に終えました。
所々の手筈の都合から、お義父さんの車アウトランダーを私が運転して、お寺さんのお迎えとお送り係りとなりました。お墓に向かう助手席にはお骨を抱えた嫁さんを乗せて。
シリーズハイブリッドのPHEVは、街中ではほぼワンペダルで運転できます。慣れるとこれはこれで楽ちんなことでしょう。
さて、時は遡り今日の朝。
青森市内を少し車と足で散策しました。
青森駅の駅ビルが先月リニューアルオープンしたとのことで、前を通って新しくなった駅を見ました。
私はリニューアル前を知りません。嫁さん曰く「ガラスが多い」とのこと。そのまんまですね。
駅のそばにある八甲田丸も見て行くことにしました。八甲田丸は、昭和63年まで就航していた青函連絡船です。
朝早くてまだ開いていないこともあり、今日は周囲を散策するだけにしました。
本物の巨大なスクリューも飾ってあります。
今朝は、昨日からお義母さんの車を借りてのドライブです。PHVのフリード。

お義母さんが生前にも何度か借りて、青森をドライブしたことのある車です。
少し遠回りして、ベイブリッジを渡り、

青森といえばのアスパムにも寄りました。
裏には海に繋がる公園が広がっています。
ゴールデンウィークでも、首都圏近郊の行楽地のようなことはなく、静かでゆったりした時間が流れていました。
この公園からは、アスパムの三角形がきれいに見えます。
ピラミッド風かと思いきや、少し歩いて横から見てみると、三角はんぺんなことがよくわかります。
あちこちドライブで回るのはやめて、しばらくこの公園とアスパムの中でまったりと過ごすことにしました。
その後に、嫁さんの実家に向かいました。
半日後。
納骨が無事に終わった後の今日の夜は、お義父さんと義妹と嫁さんとイタリアンに行くことに。
イタリアンとは言っても、地場の珍しい食材を使ったイタリアンベースの創作料理を出してくれるお店のようです。
まずは、蟹の茶碗蒸しイタリアン風

蟹だけではない複雑な味で美味しい。
鮃のマリネ

上にかかっているものは、醗酵させたウドだそうです。酸味が効いていて、鮃の旨味も強くて美味しい。
コシアブラ、タラの芽、甘鯛のフリット

コシアブラ、タラの芽は天ぷらでしか食べたことはありません。サクッとしていてこれも美味しい。コシアブラがほんのり苦いのもいいです。
甘鯛は鱗揚げになっていて、食感も含めてこれもまた大変に美味しい。
春せりと飼育イノシシのしゃぶしゃぶ

これもまた驚くほどクセがなく美味しい。せりって苦くはないのか。イノシシはジビエではなく飼育ものだそうです。
筍とマスをマリネし、バッケ味噌で和えたもの

(取り損ねていた写真を嫁さんから画像もらって補填)
バッケ味噌はふきのとうを原料にした味噌とのこと。嫁さんは当たり前のように知っていますが、私には馴染みがありません。
これも絶妙に美味しい。筍とマスがよく合います。味がまた良い。
彼岸ふぐのパスタ

ふぐの身の強い弾力と旨味がよくマッチしています。これまた美味。
子鹿の赤ワイン煮

調理法のおかげなのか子鹿だからかわかりませんが、鹿肉なのに臭みがありません。肉々しい旨味があってまたまた美味しい。
最後にデザートのりんごの包み焼きとメレンゲのアイス

りんごはしっとりしていて外はパリパリ。これもまた美味しい。
最後の最後にエスプレッソをいただいて食事を終えました。
いや、ちょっとびっくりしました。
一つ一つあまり食べたことがないような料理で、しかも相当にハイクオリティです。なかなか私が自分で行くようなお店で味わえるレベルのものではありません。地元で仕入れた珍しい食材もたくさん使われています。
さすがお義父さんとしか言いようがありませんでした。ごちそうさまでした。
さて、あと一泊して、宇都宮には明日帰ります。
何よりもお義母さんが無事お墓に入ることができて良かったです。
Posted at 2024/05/04 22:58:21 | |
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