全国各地冷え込む 札幌や函館で初雪 近畿では「木枯らし1号」
2023年11月11日 11時56分
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上空の強い寒気の影響で11日朝は各地で冷え込み、北海道の札幌市などでは初雪を観測しました。気象庁は北日本の日本海側では平野部でも積雪のおそれがあるとして大雪や路面の凍結などに十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、強い冬型の気圧配置で上空に強い寒気が流れ込んでいる影響により各地で気温が低くなっています。
11日朝の最低気温は、旭川市でマイナス1.1度、札幌市で0.2度などと北海道の各地では今シーズン一番の冷え込みとなり、札幌市や函館市では初雪を観測しました。
このほか、名古屋市で12.5度、東京の都心で12.9度、大阪市で13.9度などと、各地で秋らしい気温になりました。
このあとも気温は上がらず、11日の日中の予想最高気温は札幌市で5度、青森市で6度、長野市で9度、鳥取市で14度などと、10日よりも札幌市で10度、青森市で16度ほど低くなる見込みで、寒暖差が大きい地域では体調の管理に注意が必要です。
また、冬型の気圧配置の影響で北寄りの風が強まっていて、11日未明に彦根市で16.1メートル、神戸市で15.9メートルの最大瞬間風速を観測し、気象庁は近畿地方で「木枯らし1号」が吹いたと発表しました。
冬型の気圧配置は来週火曜日ごろにかけて続き、上空にこの時期としては強い寒気が流れ込む見込みで朝晩を中心に各地で冷え込みが続きます。
北日本の日本海側の山沿いを中心に雪が積もるところがある見込みで、気象庁は大雪や路面の凍結などに十分注意するよう呼びかけています。
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Posted at
2023/11/11 17:47:54