あすから再び冬の寒さに 東京23区などでも積雪のおそれ
2025年3月2日 19時15分
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2日も各地で気温が上がり、九州で25度以上の夏日となるなど季節外れの暖かさとなりました。3日からは冬の寒さが戻って東京23区など関東南部の平地でも積雪となるおそれがあり、交通への影響に十分注意が必要です。
気象庁によりますと、2日は前線や湿った空気の影響で広い範囲で曇りや雨となりましたが、南から暖かい空気が流れ込んだため、1日に続いて各地で気温が上がりました。
日中の最高気温は
▽宮崎市で27.1度などと九州や沖縄の各地で25度以上の夏日となり
▽鹿児島市喜入では26.7度と、3月としては観測開始以来、最も高くなりました。
また、
▽東京の都心で22.1度
▽福岡市で21度ちょうど
▽松山市で20.9度
▽仙台市で17.5度と
広い範囲で4月上旬から5月中旬並みの暖かさとなりました。
一方、3日からは再び冬の寒さが戻り、本州の南に前線が停滞する影響で東日本から西日本にかけて広い範囲で雨や雪が降って、特に関東甲信では明け方から山沿いを中心に大雪となって東京23区を含めた関東南部の平地でも積雪となるおそれがあります。
3日夕方までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで
▽甲信で25センチ
▽関東北部の山地で20センチ
▽関東北部の平地と、箱根から多摩地方や秩父地方にかけてで5センチ
▽東京23区を含む関東南部の平地で3センチと予想されています。
その後、いったん前線は南下するものの、再び北上して本州の南を低気圧が進む影響で4日午後から5日ごろにかけて関東甲信では山沿いを中心に大雪になるおそれがあります。
交通への影響に十分注意し、最新の気象情報を確認するとともに、やむをえず雪道を運転する場合は冬用タイヤの装着やチェーンの準備を徹底してください。
また、本州の日本海側を中心にこれまでの寒波の影響で積雪が多くなっている地域ではなだれや雪どけに伴う土砂災害にも注意してください。
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Posted at
2025/03/02 20:25:52