
【随時更新】ローマ教皇にプレボスト枢機卿選出 アメリカ出身
2025年5月9日 5時21分
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新しいローマ教皇を決める選挙、コンクラーベが8日行われた結果、アメリカ出身のロバート・フランシス・プレボスト枢機卿が選ばれ、レオ14世と名乗ることが発表されました。アメリカ出身の教皇が誕生するのは初めてです。
目次
【専門家】新教皇はどんな人
【解説】コンクラーベなぜ注目
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【専門家】新教皇はどんな人
【解説】コンクラーベなぜ注目
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ローマ・カトリック教会のフランシスコ前教皇が4月、亡くなったことを受け、バチカンでは7日から次の教皇を決める選挙、コンクラーベが133人の枢機卿が参加して行われました。
8日午後に行われた4回目の投票の結果、日本時間の9日午前1時すぎ、会場のシスティーナ礼拝堂の煙突から白い煙があがり、教皇が決まったことが明らかにされました。
その1時間あまりあと、アメリカ出身のロバート・フランシス・プレボスト枢機卿が第267代のローマ教皇に選ばれ、レオ14世と名乗ることが発表されました。アメリカ出身の教皇が誕生するのは初めてです。
新しい教皇レオ14世がサンピエトロ大聖堂のバルコニーに姿を見せると、広場に集まった多くの信者や観光客からは大きな歓声や拍手が沸き起こりました。
レオ14世は集まった人たちに対し、「平和がすべてのみなさんとともにありますように」と呼びかけました。
プレボスト枢機卿とは
新しいローマ教皇に選ばれたロバート・フランシス・プレボスト枢機卿はアメリカ出身の69歳。アメリカ出身の教皇が誕生するのは初めてです。
プレボスト氏は2023年、司教の選出を担当するバチカンの司教省長官に任命され、フランシスコ前教皇によって枢機卿に任命されました。
プレボスト氏はフランシスコ前教皇から信頼を置かれていたとされ、貧しい人々や移民に寄り添ってきたことで知られています。
一方、アメリカのメディアは、プレボスト氏が司教としてペルーで在任中、学校でのジェンダー教育に反対する姿勢を示したほか、同性愛者に対しても一定の距離を置いていると伝えています。
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2025/05/09 08:06:16