郡山 布引高原の大規模風力発電所 耐久年数近づき更新へ
05月13日 21時35分
県内でも早い時期に設置された郡山市の布引高原の大規模な風力発電所は、20年近く経過して設備の耐久年数が近づいていることから、今後、解体したうえであたらな風車が建設されることになりました。
あらたな風車はより大型のものになる計画で、国内の風力発電所の設備の更新の規模としては最大級だということです。
郡山市湖南町赤津にある「郡山布引高原風力発電所」は、猪苗代湖を見下ろす標高1000メートルの高原に、33基の風車を設置し、最大出力は、およそ6万6000キロワットにのぼります。
運営会社によりますと、県内の風力発電所の中でも早い2007年に運転を開始し、20年近く経過して耐久年数が近づいていることから、設備の更新を行うことを決めたということです。
あらたな風車の稼働は、2030年以降を目指していて、現在の風車は今後、解体・撤去したうえで、より大型の16基を建設する計画です。
風車は、大型化するとともに、設置する数は半減しますが、全体では現在と同じ発電出力を維持するということです。
国内の風力発電所の設備の更新の規模としては最大級だということです。
運営会社の担当者は、「現在、設備に不具合が起きているわけではないが、設置からまもなく20年になるので更新することを決めた」と話しています。
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2025/05/13 22:21:50