池田大作氏が死去 創価学会名誉会長 老衰のため 95歳
2023年11月18日 17時56分
創価学会は18日、池田大作 名誉会長が今月15日の夜、東京 新宿区の居宅で老衰のため亡くなったと明らかにしました。95歳でした。
目次
創価学会 原田会長「深い悲しみ」 HPで談話発表
岸田首相「歴史に大きな足跡残した」SNSに投稿
専門家「1つの転換点に」
創価学会とは
池田大作氏が目指したものとは
池田氏は今の東京 大田区出身で、昭和22年、19歳の時に創価学会に入りました。
教義を学ぶかたわら布教活動と組織の拡大に努め頭角を現し、昭和35年に32歳の若さで第3代会長に就任しました。
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翌年、公明党の前身となる政治団体「公明政治連盟」を結成。
昭和39年に公明党が結党されて以降、池田氏は中央の政界にも存在感を示すようになり、独自の地位を築くまでになりました。
平和運動や国際交流にも積極的に取り組んできた池田氏。
世界54の国や地域を訪れて指導者や文化人と対談を重ねるなどし、国連平和賞も受賞しました。
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なかでも中国との交流に力を注ぎ、国交正常化後の昭和49年には北京を訪問し当時の周恩来首相や※トウ小平副首相と会談。
平成19年には、来日した当時の温家宝首相と会談するなど、長年にわたって中国の最高指導部とのパイプを維持しました。
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池田氏は昭和54年に会長を辞任したあとも、名誉会長としてカリスマ的な影響力を持ち続けていましたが、近年は高齢などを理由に表舞台に姿を現す機会が減り、小説の執筆活動などにあたっていました。
創価学会によりますと、池田氏は今月15日の夜、東京 新宿区の居宅で老衰のため亡くなりました。
95歳でした。
※トウは「登」に「おおざと」
創価学会 原田会長「深い悲しみ」 HPで談話発表
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創価学会は、ホームページで談話を発表しました。
この中で原田稔 会長は「突然の訃報に大変驚くとともに深い悲しみをおさえることができません。ご冥福を衷心よりお祈り申し上げます」と述べました。
そのうえで「池田先生は平和と文化と教育への基盤を整えてくださいました。ご指導を命に刻み、日々前進して参りたいと思います」と述べました。
また、池田氏の長男で創価学会の池田博正主任副会長は、母親からのメッセージを紹介し「医師から30歳まで生きられるかどうかと言われていた主人が、ここまで長寿を重ね、使命を全うすることができました。今日まで支え、ともに邁進してくださった皆さまに心から感謝申し上げます」と伝えました。
そのうえで「創立記念日の諸行事などを予定通り行ってもらいたいという家族の意向から本日まで公表を控えておりました。父もきっとそのとおりだと言ってくれていると思います」と述べました。
Posted at 2023/11/18 18:59:08 | |
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