
今年の漢字は「税」 ことしの世相を表す漢字
2023年12月12日 15時05分
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ことし1年の世相を漢字ひと文字で表す「今年の漢字」が京都の清水寺で発表され、「税」の文字が選ばれました。
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これまでの今年の漢字 最も多く選ばれたのは?
みんなの予想は?
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これまでの今年の漢字 最も多く選ばれたのは?
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歴代の今年の漢字 その年の世相は?
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今年の漢字は「税」
「今年の漢字」は京都市に本部がある「日本漢字能力検定協会」が、その年の世相を表す漢字ひと文字を一般から募集し、最も多かった字が選ばれています。
ことしは先月1日から今月6日までの14万7878票の応募の中から、最も多い5976票を集めた「税」の文字が選ばれました。
京都市東山区にある清水寺では午後2時すぎ、森清範 貫主が大きな和紙に「税」の字を一気に書き上げました。
「税」が選ばれたのは、消費税率が引き上げられた2014年以来、2回目です。
「税」の字が選ばれた理由について協会は、1年を通して増税の議論が行われたことに加えて、所得税などの定額減税が話題にのぼったことのほか、インボイス制度の導入やふるさと納税のルールの厳格化など、「税」にまつわるさまざまな改正や検討が行われたことなどをあげています。
清水寺の森貫主「国民がシビアに税の行方を見ている」
筆を執った清水寺の森清範 貫主は「税」が選ばれたことについて「国民がシビアに税の行方を見ている。税に対する意識が非常に強いことを改めて感じた」と話しました。
その上で「世の中は不穏な空気ばかりだが、来年こそは世界の人々が和むような『和』という字が選ばれることを願っている」と話していました。
Posted at 2023/12/12 17:21:13 | |
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