「キャプテン翼」約43年の連載終了 サッカー漫画の金字塔
2024年4月4日 16時04分
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サッカー漫画の金字塔として知られ、世界的に人気を集める「キャプテン翼」が、およそ43年にわたる連載を4日発売の雑誌で終えました。
その後の物語については、今後、鉛筆描きの下絵の形で新たなサイトで発表される予定です。
目次
サッカーの天才少年が主人公 1981年に連載開始
元日本代表 稲本潤一さん「間違いなく影響受けた」
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サッカーの天才少年が主人公 1981年に連載開始
元日本代表 稲本潤一さん「間違いなく影響受けた」
世界のトップ選手からも愛される
高橋さんと交流 長崎の小学生サッカーチームも
連載終了を決意した経緯は
高橋陽一さん 単独インタビュー
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サッカーの天才少年が主人公 1981年に連載開始
「キャプテン翼」は、漫画家の高橋陽一さん(63)が1981年に「週刊少年ジャンプ」で連載を始めました。
主人公のサッカーの天才少年、大空翼が個性豊かなチームメイトやライバルたちと共に劇的な試合展開の中で数々の名シーンを生み出し、友情を育みながら成長していく姿が描かれています。
高橋さんはことし1月、体力の衰えや執筆環境の変化などを理由に連載の終了を発表していて、4日は連載最後となる雑誌が発売されました。
東京・新宿区の書店では特設の売り場が設けられ、さっそく買い求める人の姿も見られました。
19歳の男性は、「僕自身がサッカーをやっていて親が買ってくれてからずっと読んでいます。現実ではできないような技もありますが、夢を持たせてくれるシーンがたくさんあって魅力に感じます」と話し、40代の男性は「ずっと長く読んできたので楽しませてもらいました。残念ですが、“ありがとうございました”と伝えたいです」と話していました。
コミック累計発行部数は国内外で9000万部以上
「キャプテン翼」は50以上の国と地域で刊行され、コミックの累計発行部数は国内外で9000万部以上に上っています。
サッカー漫画の金字塔として知られ、これまで、日本代表をはじめ海外のトップ選手もファンを公言してきました。
連載当初、11歳だった翼は22歳となり、日本代表としてオリンピックに出場し熱戦を繰り広げる中、物語は節目を迎えたことになります。
作者の高橋さんによりますと、今後、オリンピック編をはじめ、ワールドカップでの翼の活躍などを描く構想があるということで、新たにサイトを立ち上げ、ことしの夏以降に鉛筆描きの下絵のいわゆる「ネーム形式」で物語の続きを明かしていくということです。
Posted at 2024/04/04 19:40:13 | |
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