東海・関東甲信 夜にかけ雨強まる見込み 土砂災害などに警戒
2024年6月18日 12時02分
シェアする
前線と低気圧の影響で近畿から関東にかけて雨雲が発達し、局地的に激しい雨が降っています。東海や関東甲信では18日夜にかけて雨が強まる見込みで、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水などに警戒を呼びかけています。
気象庁によりますと、西日本と東日本の南岸にのびる低気圧を伴った前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、近畿から関東にかけて大気の状態が非常に不安定になっています。
午前11時までの1時間には
▽和歌山県が田辺市に設置した雨量計で45ミリ
▽静岡県掛川市で32ミリ
の激しい雨を観測しました。
また、沖縄県久米島では午前6時半までの24時間に降った雨の量が293.5ミリに達し、6月としては統計を取り始めてから最も多くなりました。
これまでの雨で静岡県と沖縄県では土砂災害の危険性が非常に高まり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
九州や四国では線状降水帯が発生するおそれはなくなりましたが、
▽近畿ではこのあと数時間、
▽東海と関東甲信では18日夜にかけて
雷を伴って激しい雨が降り、局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。
19日昼までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで、
▽東海で150ミリ
▽関東甲信で120ミリ
▽沖縄・奄美で100ミリ
と予想されています。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに十分注意し、あたりが急に暗くなるなど発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には頑丈な建物の中に移動するなど、安全を確保するよう呼びかけています。
関東では帰宅の時間帯に雨が強まるおそれがあるため、最新の交通情報などに注意し、余裕を持った行動を心がけてください。
Posted at 2024/06/18 12:37:32 | |
トラックバック(0) | 日記