埼玉 道路陥没 “運転席の中に人か” 節水要請は12日正午解除
2025年2月11日 19時18分
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埼玉県八潮市の大規模な道路陥没で、埼玉県の大野知事は、11日開かれた会議で、今月5日に管の内部調査で見つかったものについては転落したトラックの運転席部分と確認されたと明らかにしました。
さらに「消防から『中に人が取り残されている可能性がある』と聞いている」と述べ、運転席部分に向けて新たに穴を掘ることで今後の捜索を進めていく考えを示しました。
また、このために必要な期間は3か月程度だとしています。
これまでの経緯と今後の捜索
これまでの県の調査では、現場からおよそ100メートルから200メートル下流部にある下水道管の中で、トラックの運転席部分とみられるものが見つかっていました。
その後も、マンホールの中からドローンを入れて、調査を続けていました。
その結果、運転席部分は男性が乗っていたトラックのものだと確認されたということです。
では、これから消防はどう捜索するのか。大きな妨げは、下水道管を流れる汚水です。運転席部分の上流部にはアスファルトなどが積み重なり、隙間から水が流れ出しています。このため、運転席部分付近には、現在、1.6メートルほどの高さまで汚水が流れています。
そこで県は上流部に新たなバイパスを造って、水をう回させることを決めました。その上で、運転席部分に向けて新たに穴を掘ることで今後の捜索を進めていく考えを示しました。このために必要な期間は3か月程度だということです。
Posted at 2025/02/11 19:28:49 | |
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