大阪・関西万博の通期パス販売 首相 全国知事会に協力呼びかけ
2025年2月25日 12時00分
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大阪・関西万博について、政府と博覧会協会は、一定期間中に何度でも入場できる「通期パス」を、5月までに来場した人にかぎり、割り引き価格で販売することになりました。これも踏まえ、石破総理大臣は全国知事会に機運醸成への協力を呼びかけました。
大阪・関西万博の開幕を4月に控え、石破総理大臣と武藤経済産業大臣らは25日に、全国知事会の会長を務める宮城県の村井知事らと総理大臣官邸で面会し、大阪府の吉村知事もオンラインで参加しました。
この中で武藤大臣は、10月3日まで何度でも入場できる「通期パス」を、5月までに来場した人にかぎり割り引き価格で販売することを伝えました。
18歳以上の大人の場合、3万円のパスが2割引の2万4000円となり、パスで入場できる時間も2時間前倒しして9時からにするとしています。
さらに、チケットを購入しやすくするため、会期中はID登録が不要な電子チケットや、会場で購入できる当日券も販売することも説明しました。
石破総理大臣は「機運の盛り上がりはこれからが本番で、地方創生にとっても、またとない機会だ。それぞれの世代と地域にあったチケットの売り方を細かく考えていきたい」と述べ、機運醸成に向けた協力を呼びかけました。
全国知事会会長 村井知事 “正直 もう少し早く”
全国知事会の会長を務める宮城県の村井知事は、石破総理大臣らとの面会のあと記者団に対し、「万博は、国民が楽しまなければ本当に損なので、知事会としても、すばらしさをしっかり伝えていきたい」と述べました。
一方、「通期パス」の割り引き価格での販売などについて、「万博に、より行きやすくなったと思うが、正直、もう少し早くやってもよかったのではないかと思う」と述べました。
Posted at 2025/02/25 12:37:34 | |
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