
東北新幹線 2030年度に新型車両「E10系」導入へ JR東日本
2025年3月4日 18時52分
シェアする
JR東日本は、2030年度に東北新幹線の新型車両を導入する計画を発表しました。新型車両は「E10系」で、地震に対する安全性を向上させています。
発表によりますとJR東日本は、2030年度に東北新幹線の新型車両「E10系」を導入する計画です。
車体の上部は明るい緑色、側面は濃い緑色と、東北の自然をイメージしたデザインとなっていて、新型車両の投入は去年のE8系に続くものとなります。
最高速度は、これまでのE5系と同じ320キロで、地震の揺れを吸収して脱線や損傷を防ぐ新たな装置を備え、安全性の向上を図ります。
また、一部の座席では、ひじ掛けや作業用テーブルの幅を広げたり、ついたてを設けたりして、仕事や勉強などがしやすい環境を整えるということです。
このほか、一部の車両では、荷物の積み降ろしがしやすいようドアを大きくするほか、車いすの人が座席に移る必要がない専用スペースも拡充するということです。
会社では、再来年の秋以降に走行試験を始める計画です。
喜勢陽一社長は4日の会見で、「移動時間をより快適で価値あるものにするため、今後の設計や試験を通じてどういう車両にするべきか多面的に検討したい」と述べました。
Posted at 2025/03/08 19:36:57 | |
トラックバック(0) | 日記