宮崎と大分でことし初の真夏日 あすも季節外れの暑さの見込み
2025年3月26日 18時45分
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西日本と東日本を中心に晴れて気温が上がり、宮崎県と大分県では全国でことし初めて、30度以上の真夏日となりました。27日も季節外れの暑さとなるところがある見込みで、この時期は体が暑さに慣れていないため体調の管理に注意してください。
気象庁によりますと、26日は西日本と東日本を中心に高気圧に覆われて晴れ、南から流れ込む暖かい空気の影響も加わり、各地で気温が上がりました。
宮崎県高鍋町と大分県佐伯市宇目で30.3度を観測するなど、宮崎県と大分県で全国でことし初めて30度以上の真夏日となりました。
国内の観測点で3月に真夏日になったのは、26年前の1999年に鹿児島県奄美市名瀬で30.4度を観測して以来です。
また
▽神奈川県小田原市で28.8度と7月中旬並みとなったほか
▽静岡市で28.2度
▽山口市で27.3度
▽東京の都心で25.9度などと季節外れの暑さとなりました。
27日は、低気圧や前線の影響で雨や曇りとなるところが多いものの、気温は上がる見込みで、日中の最高気温は
▽金沢市で28度
▽鳥取市や富山市で27度
▽福岡市や松山市、新潟市で25度
▽東京の都心で24度などと予想されています。
暑さに体が慣れていないこの時期に、気温の高い状態が続くため、体調の管理に注意してください。
また、雪が多く積もっている地域では雪崩や雪どけによる土砂災害にも注意が必要です。
一方、26日も広い範囲で黄砂が観測され、物が肉眼ではっきり見える範囲の「視程」は、各地で10キロを下回り、名古屋市と長野市では4キロまで悪化しました。
黄砂のピークは過ぎたものの、27日にかけて飛来する見込みで、気象庁が引き続き注意を呼びかけています。
花粉症やぜんそくなどの症状が悪化するおそれもあり、マスクを着用するなど対策をしてください。
Posted at 2025/03/26 19:26:21 | |
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