福島の大わらじ、万博へ出発 14、15日に「東北絆まつり」
2025/06/13 09:50
大阪・関西万博への出演に向け、福島わらじまつりのシンボルとなる大わらじの搬出作業が12日、福島市で行われた。わらじまつりは14、15の両日、東北6県を代表する夏祭りが集結する「東北絆まつり」として披露される。
全長約12メートル、幅1.4メートルの大わらじは御山敬神会が同市御山の作業所で制作。福島わらじまつり実行委員会のメンバー約30人が、大わらじを担いでトラックに積み込んだ。週末の雨予報を受け、大わらじが移動中にぬれると重くなり、担ぎ手らの負担が増えるため、積み込み前にビニールとブルーシートで包んだ。
担ぎ手を担う大わらじ座組の小賀坂宏友座長(50)は「世界中の人たちに、東北の絆やわらじまつりの魅力を伝えるチャンス。来県者を増やせたらうれしい」と意気込んだ。
東北絆まつりは万博会場内のEXPOアリーナ「Matsuri」で行われる。時間は14日が午後2時と同5時、15日が午前10時半と午後1時。観覧は無料だが、万博の入場チケットが必要になる。
万博での東北絆まつりを前に、福島わらじまつりは13日、福島市と都市間連携の「パートナーシティ協定」を結ぶ愛知県豊橋市で披露される。
Posted at 2025/06/13 12:34:04 | |
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