
大相撲春場所14日目 優勝争いは高安と若隆景が2敗で並ぶ
2022年3月26日 19時36分
大相撲春場所14日目 優勝争いは高安と若隆景が2敗で並ぶ
大相撲春場所14日目、1敗の高安は大関・正代に敗れ、2敗の若隆景は大関・貴景勝に勝ちました。優勝争いは高安と若隆景が2敗で並び、27日千秋楽を迎えます。
中入り後の勝敗です。
十両の英乃海に輝は英乃海が押し出しで勝ちました。
輝は負け越しです。
千代の国に一山本は一山本が送り出し。
千代大龍に荒篤山は荒篤山が押し出し。
千代大龍は負け越しました。
豊山に妙義龍は妙義龍が寄り倒し。
錦木に志摩ノ海は錦木が押し出し。
碧山に琴勝峰は琴勝峰が寄り倒しで勝って、勝ち越しを決めました。
若元春に栃ノ心は栃ノ心が寄り切り。
照強に千代翔馬は照強が小股すくいで勝ち越しました。
佐田の海に琴恵光は琴恵光がすくい投げ。
天空海に宝富士は宝富士がすくい投げ。
翔猿に霧馬山は翔猿が押し倒しで勝って、勝ち越しを決めました。
明生に千代丸は千代丸が押し倒し。
玉鷲に阿武咲は玉鷲がはたき込み。
逸ノ城に大栄翔は大栄翔が突き出し。
宇良に石浦は石浦が送り倒し。
隠岐の海に隆の勝は隠岐の海が肩透かしで勝ちました。
豊昇龍に遠藤は豊昇龍がはたき込み。
阿炎に北勝富士は北勝富士が押し出しで勝ち越しました。
高安に大関・正代は正代がすくい投げで勝って勝ち越し、角番を脱しました。
高安は2敗となりました。
大関・御嶽海に琴ノ若は琴ノ若が押し出しで勝って3敗を守りました。
御嶽海は4敗となりました。
大関・貴景勝に若隆景は若隆景が寄り切りで勝って2敗を守りました。
春場所は14日目を終えて優勝争いは2敗の高安、若隆景、3敗の琴ノ若の3人に絞られ、27日、千秋楽を迎えます。
14日目を終えて各力士の談話
返り入幕の琴勝峰はおととしの11月場所以来、8場所ぶりの幕内の勝ち越しを決め、「勝ち越しが1つの目標だったのでよかった。やっとだなという気持ちだ」とほっとした様子でした。
同じく勝ち越しを決めた兵庫県出身の照強は「地元なので気持ちとしては、うれしい。応援して下さる方もたくさんいるので、気合いが入った。勝ち越しで応えられてよかった」と話していました。
新小結・豊昇龍は遠藤に勝って7勝7敗としました。勝ち越しがかかる千秋楽について、「特に意識していない。最後の一番をしっかり取って今場所を終わらせたい」と冷静でした。
北勝富士は関脇・阿炎を破って勝ち越しを決め、「引いて呼び込んでしまったが、そこも我慢してしっかり残れて、本当によかった。大阪での勝ち越しは初めてなのでうれしい」と話していました。
大関・正代は優勝争いトップの高安を退けて角番脱出を決めました。正代は「とりあえず、ほっとした。角番というのがあり、終盤だったので、思い切りいけた」と話していました。高安との取組については、「やりやすさはなかったが、正面から来ると思っていた。立ち合いの勝負に持ち込める相手で、変に何かしそうな力士に比べると集中しやすかった」と振り返りました。
一方、2敗となった高安は取材に応じず、会場をあとにしました。
平幕・琴ノ若は3敗どうしで並んでいた大関・御嶽海を破り「踏み込んで負けずに中に入れればいいと思っていたが、あまり覚えていない」と取組を振り返りました。そして、25日の正代に続き、2日連続で大関を破り「いい内容で勝てているので気持ちとしてはすごくうれしいが、これで終わりではない。あすに向けて切り替えてやっていきたい」と優勝の可能性が残る千秋楽に向け、落ち着いていました。
4敗となった御嶽海は取材に応じませんでした。
新関脇・若隆景は大関・貴景勝の攻めをしのぎ、2敗を守りました。若隆景は目の前で高安が2敗に後退したことについて「自分の相撲に集中してやろうと思った」と話したうえで、貴景勝との一番について「しっかり踏み込んで下から、とそういう攻めをねらった。必死に相撲を取っている」と振り返りました。
そして、高安と2敗で並んで迎える千秋楽に向けては「あすは思い切って相撲を取りたい」といつもどおり冷静に答えていました。
Posted at 2022/03/26 21:01:57 | |
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