
昨晩はMAFのロギングを行ってきた。MAFの測定は前回のブログで書いたように、一般的にエンジン回転数を約4000rpm以下に抑え、定速走行(アクセル開度を一定に)してデータを取得することである。またデータのサンプリングを平準化するために、30分から1時間程度走行すべきとされている。
MAFの測定と値の変更は、RomRaiderのロガーにあるMAFというタブシートで簡単にできる。mickeyd2005氏が作成した「Closed Loop Fueling Rev 6」やCOBBのExcelシートでも可能だが、これらのExcelシートではログデータを元に自分でMAFを解析する必要があるので結構大変だ。
RomRaiderによるMAFの測定と値の変更は、
整備手帳にアップしたので参照して欲しい。注意点は整備手帳にも書いたが、先にRomRaiderのECUエディタを起動して、MAF Scailingの項目を開いておかなければならないといことである。
測定した結果だが、予想通りというかノーマルの値と比較してほとんど変化はなかった。変更されたMAFの範囲は1.21~2.54Vまでだが、1.48~2.54Vまでの補正された値はノーマルと比較してすべてマイナス値だった。つまり測定したMAFは少なかったということだ。これは予想外だった。純正置き換え型のエアクリーナーに交換しているので、多少なりともMAFは増えているものだと思っていたからだ。
昨晩は高速道路と一般道路との2箇所でロギングしたのだが、高速道路でのデータは起動手順を間違ったために値の変更はできなかった。しかし、高速道路での平準化した曲線を見る限り、MAF値は条件によってかなり変化するんじゃないかと思う。たぶん、さまざま運転状況下でロギングして、それらを更に平均化したデータでMAF値を変更した方が良いと思う。また、自分の車では調査できないが、剥き出し型エアクリーナーの場合、どの程度変化するかが興味深いところだ。
まだMAF値を変更したROMに書き換えていないが、たぶん変化はないんじゃないかと思う。いづれROMを書き込んだら、状況をアップしてみたいと思う。
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ECU関連 | クルマ
Posted at
2009/05/05 14:37:23