
ROMを書き込みする時に、自分なりにに注意していることをまとめてみた。
当たり前のことばかりだが、リマインドというか、レビューとして読んでもらえればと思う。
1. バッテリーの電圧に注意する。
ROMを書き込む時は、エアコンやAV機器などの電装系はすべてOFFにする。
当たり前のことだが、電装系が作動すればバッテリーの電圧はそれなりに降下する。
そのため、車に乗り込んだらすぐ書き込み作業をするのではなく、1度イグニッションキーをオンにして電装類のON/OFFを確認するべきだと思う。
また、今のような冬場の時期はバッテリーが弱っていることが多い。可能なら書き込む前にバッテリー電圧は計るのもトラブル対策になると思うが、いつも電圧を測るのはやっぱり面倒である。
その時は 、3~5分ほどアイドリングしてから書き込みしても良いと思う。ただし、あまり長くアイドリングしてしまうと水温が上がってしまい、イグニッションキーを回したと同時にラジエーターファンが回ってしまうので注意が必要だ。
2. PCは書き込む直前に電源を入れる。
家で使っていた状態を保持したまま書き込み作業するのではなく、PCの電源を落とした状態で車に持っていき、書き込む前に起動するということだ。
最近は少なくなったが、スタンバイからの起動でUSBコントローラや電源デバイスのドライバがうまく動作しなかったり、アプリケーションによってはUSBポートを正常に開放しないものが意外とある。
そのようなことを予防するために、PCのリソース(メモリやポート)をリセットさせる意味でシャットダウン(再起動)処理をした方がいい。
もし起動に時間がかかるようなら、家で起動してからそのままの状態で車に持ち込んでも構わないと思う。 スタートアップでウィルススキャンが走るようなら一時的に停止させることもお忘れなく。
3. 最悪の場合を想定して書き込む場所を考慮しておく。
もし車が動かなくなった場合でも、自宅の駐車場なら大きな問題にならないと思う。しかし、自宅外で書き込みする場合は、場所を十分考慮したうえで作業した方が良いと思う。
例えば、車が動かなくなって搬送してもらう場合、ローダーが入って来れる場所なのかとか、山中で携帯が通じる場所なのかなど、ある程度のリスクを想定しておいた方がいいと思うからだ。
あとは日頃のメンテナンスとして、バッテリーの比重を定期的に計っておくことも必要だと思う。
お客様感謝ディでやっている10ポイントチェックでも、リクエストすれば無料で比重も計ってくれるので活用してみてはどうだろうか。
PC関係では、BIOSや電源周辺のドライバをアップデートした時は注意した方がいい。
もしアップデートしたら、EcuFlashでROMのコンペアをするなどして、ECUと確実に通信できるかは事前に確認しておきたい。
また、PCのバッテリーの充電状態はもちろんのこと、充電回数がどのくらいなのかも定期的に把握しておいた方がいいと思う。
Posted at 2012/02/05 20:37:41 | |
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