
Yahooニュースの雑誌記事「履歴書のウソの見抜き方教えます」を読んで、初めて自動車免許証の交付年月日欄にある5桁の数字の存在と意味を知った。
運転免許証なんて、自分だけでなく、ほとんどの人が交付された時に写真の映り具合や住所を確認するくらいで、細かく見る人はいなんじゃないかと思う。だから、この数字の存在なんて知らない人が多いと思う。
その5桁の数字だが、先頭の2桁はカメラ番号を示し、下3桁はそのカメラで何番目に受け付けたということを示すそうだ。つまり「01100」となっていれば、No1のカメラで100番目に撮影したということになるそうだ。
ここまではへぇー、数字にはそういう意味があるのかと感心して読んでいたが、その後の文章が非常に気に入らなかった。
記事では「その番号が大きければ、その人は当日ゆっくり出かけていったのでサボるような人材かもしれない」と書いてあった。その後に「仕事の適性を欠いているのではなく、適材適所の人材を見つけるための一つの判断材料にすべき」と書いてあったが、とんでもない判断材料だと思う。免許証の数字だけで、人の性格やライフワークを判断するなんて完全に間違っていると思う。当日やむえない理由だってあるだろうし、申請手続きに不備等があれば、番号は大きくなる可能性だってあると思うからだ。
それにしても、こんな数字に拘るなんて、度量が狭いというか、性格が悪いというか、人間性を疑ってしまう。いづれにしても、記事を読んで鵜呑みにする人事担当者が出てこないことを願いたいものだ。
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Posted at
2009/05/10 00:09:59