
ECUはAF計も排気温度計もないので、これ以上過激な変更はしないつもりだ。それに昔のように馬力至上主義のようなことを求めていないので、今の状態が丁度良いと思っている。ただ、まだ数パーセントは余力というか、詰めるべきところはあるような気がするので、それは修正していくつもりだ。そんな訳で最近は公開されているROMやWebを見ていろいろ調べている。
前にも少し書いたが、AUS向けは日本のROMと非常に似ている。しかし、燃調は全体的にリッチで、一番リッチな値は9.65だ。この値は、自分のROMと比較すると約7.7%も濃いのである。一方、点火時期や目標ブーストなどはほとんど自分のものと変わらない。気候や排ガス規制等の違いはあるかもしれないが、レガシィでこんなに濃くても大丈夫なんだろうかと思ってしまう。
そしてUS向けは、空燃比をかなり意識した燃調になっており、長距離運転を前提にしていることが分かる。US向けのもう一つの特長は、MTとATの設定が同一のROM内にあることだ。そういえばRomRaiderのトピックでもどうやってATとMAをスイッチしているのかがトピックになっていたっけ。
それにしても燃調と点火時期の調整は難しい。インプレッサのチューニングしたROMがたくさん公開されているのでそれらを見ると、大きく2つに大別されているように思える。1つは当たり前のようにBase TimingとTiming Advanceをバランスよく調整しているものと、もう1つはBase Timingはまったく弄らずにAdvance Timingのみ調整しているものだ。またあるROMは、Base Timing側を全体的に遅延させTiming Advanceをかなり進角させたものも結構あった。しかし、Base Timingを10度近く遅角させているものがあったが、影響はないのだろうか。
今回ずいぶんLegacyGT.comやNASIOCのトピックを読んだが、やはりEJ20の特性上、高回転で高負荷の領域は安全性を考慮してわざとリッチになっているのだという。これはやはりショートストロークの宿命なのかなぁ。。。
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ECU関連 | 日記
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2008/06/27 21:46:35