
また新バージョンがリリースされているんじゃないかと思ってRomRaiderのWebサイトを見ていたら、
「再びECU解析」で報告したROMの定義ファイルがアップされていた。
早速XMLファイルを見てみると、メインマップのみの解析だった。これだけのマップが分かっていればチューニングには事足りるかもしれないけど、自分としてはちょっと物足りない。
細かくアドレスをチェックしていくのは後にして、次にRomRaiderで見てみた。
上から順に見ていくと、WGDC や Requested Torque Base でアドレス間違いがあったくらいだった。
まだ解析していなかった Requested Torque Limit (Per Gear/Engine Speed) があったのはうれしかったけど、値は予想とおり他のモデルと同じだった。
今のところ自分の方が解析した項目は圧倒的に多いけど、せめて CL to OL Transition や Knock Control が解析されていればうれしかった。
まぁ、ないものねだりをしても仕方がないので、また地道に解析していこうと思う。
とりあえず誰でもこのROMは見られるようになったので、このROMに対するインプレをちょっとしてみたい。
マップを見てのインプレだから本当の走りは分からないが、アクセル全開時にあるところでギクシャク感みたいものがあるように思える。また、ターゲットブーストに到達しないのではないか思うような領域もあったりして、いささか疑問があるようなセッテイングに感じる。
そして当たり前と言えば当たり前なのだが、明らかに500Z とはキャラクターが違う。
500Zがワインディングを走るジャヤジャヤ馬なら、こちらは高速を疾走するサラブレッドと言ったところか。
ところで、このROMは新たなスレッドに移行していた。今後は、ECUチューニングのリファレンスとしていろいろ解析されていくのかもしれないので、定期的なチェックは必要そうだ。
Posted at 2012/08/03 11:40:39 | |
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