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2022年08月21日 イイね!

A/Cオートアンプを考える その2

A/Cオートアンプを考える その2この前から考えてるA/Cオートアンプの流用。

FAINESを使わせてもらって整備書を読み漁りまくります。
資料を読む限りはCAN通信や各種センサーとのやり取りはS用でもG/X用でもほとんど同じ。違うのはヒートポンプC/UやPTC,コンプレッサーとのやりとり。

まあ故障はしないと思うので,ダメ元で買ってみました。

で,つないでみると・・・

お!ちゃんと動いてる。しかもナビにもちゃんと表示が出てます。CAN通信の信号の中にはちゃんと乗ってるんですね。起動時のセルフチェックも動きました。

だけど・・・コンプレッサーは入りません。

HP無し車ではコンプレッサーとのやり取りにUART通信。HP付き車ではLIN通信です。コネクタのピンも違います。
HPなし車のA/Cオートアンプでは,コンプレッサーへは14/18番ピンでUART信号を投げますが,HP付き車のハーネスには14/18番ピンには当然入線がありません。

リーフスパイを見ると・・・

やっぱりクルマが困ってます(^^; ヒーターとコンプレッサーのエネルギーモニターが振り切ってます。

DTCコードチェックすると

HVACでエラー。コンプレッサーと通信できません的なエラーです。

まあ,当たり前といえば当たり前ですね。
というわけで,Sグレード用A/Cオートアンプ流用は不可能ということがわかりました。ちなみにモードドアやインテークドア,風量の制御,温度設定などは普通に動く感じです。

整備書を見ていてもう一つ気づいた点。
A/Cオートアンプは新品状態では白ロムだそうです。単純にグレード別の部品ではないらしい。もし故障とかで交換する場合,コンサルトで車両情報(仕様)を書き込んでやる必要があるみたいです。
ここでもう一つ悪知恵が・・・。
新品のアンプに情報書き込みが要るのなら,コストを抑えるため全グレードで同じ基盤を使っている可能性も。S用とG/X用は表示部の有無以外はレイアウトが違うだけでボタンの種類と数は同じです。もしかして,G/X用のアンプにSグレードの表示部って移植できるんじゃね?(もし基盤が共通ならG/X用は表示部の配線だけつながってないとか!?)

と思ったけど,分解してみたら無理でした。
アンプの基盤は表示部と一体で切り離せません。スイッチ・表示部だけ別の部品ではなくスイッチもアンプの基板上に直接配置されていて,完全なSグレード専用品です。こりゃダメだなぁ・・・。
Posted at 2022/08/21 22:29:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「ディアスエアコン修理。定番の高圧ホースからのガス漏れ。夏前に気づいてよかったです。」
何シテル?   06/05 22:12
コンセプトは「フツーに見えて速いクルマ」です。 メインは大衆車,サブは商用車で一見普通ですがグレードがレアだったりします。 改造・チューニングよりメンテ主体...
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