異次元の感覚…

いつもチンタラ走らせている身では、なかなかエンジンをぶん回す機会なんてないのですが、料金所を通過した時あるいはインターに進入した時はアクセルを踏み込んで加速させることになります。

911に乗っている時にも、たまには五千回転位回すように言われていましたからね。

エンジン内に溜まったカーボンを吹き飛ばすとか良く言いますが、本当に飛ばすなんてできるんですかねぇ…

911の加速も結構なものだったのですが、テスラの加速の仕方はちょっと次元が違います。

一度海沿いの国道134号線に出た時、前が空いていたのでちょっと強めにアクセルを踏み込んでみたのですが…

デュアルモーターではないスタンダードレンジですら、その加速感はかなりのものでしたよ。

上体が背もたれにめり込むと言うか、空母からカタパルトで発艦する時はこうなるんじゃないかと思えるような感じでした。

まあ、発艦したことないけど(笑)

いや、911だってアクセルを床までベタ踏みすれば同じような加速感を味わうことができるのだと思うのですが、そこまですればエンジンはかなりの轟音を発することになるわけで、メンタリティとして一般の公道でそこまでする気持ちにはなれません。

さすがに恥ずかしいですからね。




それがテスラだとアクセルを踏むと音も立てずに怒涛の加速を始めるわけです。

この「音を立てずに」と言うのが違う…

「アクセルを緩めろ」と言う指令が耳からは入ってこないので、あとは加速Gで気持ち悪くなることくらいしかアクセルを緩めるきっかけにならない…


もちろん一般道ですから、そんな速度域に達する前にアクセルを緩めたのですが、その速度域に達するまでの時間があっと言う間だったと言うことです。

エンジンのあるクルマだったら、この加速だけでコップ2、3杯分のガソリンを燃やしたなぁと思うでしょう。

これがテスラだとあまりにもしれっと加速するので、そう言う実感が全くない…


でも、良く見ると、実際には2キロしか走っていないのに4キロ分走行可能距離が減っていたりするんですけどね(笑)