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porschevikiのブログ一覧

2020年04月22日 イイね!

機能のカタチ…

機能のカタチ…これが何なのか、ぱっと見ただけでは分からないのではないかと…

カメラのレンズの前に装着するものって言ったら…

そりゃ、フィルターかフードでしょ…

はい、銘玉ズミクロンの前身のズミタールの専用フードでありんす。


普通、フードって言ったら…




こんなのを思い浮かべますよね。


ところがこいつは…




こんな感じ…

レンズは丸いのですから、クルマのタイヤが四角にならないように、フードだって円形になるのが自然ですよね。


んで、このフード、前面のプレートをミニクラブマンの後部ドアのように真ん中から左右に開くと…




内蔵されたスプリングによって一瞬にして展開して、こうなると。


バリエーションはいくつかあるようで、もともとは戦前に作られた大口径レンズ、クセノン用に作られたもので、こいつはかなりの珍品…

次に作られたのがこのズミタール用で、ライツの折り畳み式のフードはこのモデルだけであります。

製品コードはSOOPD、ソープD! イイねぇ(笑)




ズミタールと言うレンズの名称と、ライツ・ウェッツラーのロゴとジャーマニーの刻印…

この刻印を眺めているだけで元が取れちゃいますよ。

冗談はともかく、金属でできたこのフードの質感と言い、光沢と縮緬を塗り分けた塗装と言い、装着してもファインダー像がケラレないようにプレートの一部がカットされていることと言い、ホントにフードにしておくには勿体ないシロモノであります。


いやいや、クルマを舐めたりクルマに頬擦りしたりしているより遥かにマトモですって…
Posted at 2020/04/22 01:01:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | ライカ | クルマ
2020年04月19日 イイね!

上には上が…

上には上が…A Timeless Romance…

カーグラフィック誌に掲載されたミツワ自動車の広告を集めた刊行物ですね。

ミツワの小山デポで見ましたよ。

かつてはショールームで販売していたらしいのですが、当然ながら今となっては入手困難で、あちこち探してもどうしても入手できません。


…で、偶然、ボクスター・ケイマンを取り上げたUCGの記事で、こんな記述があるのを見つけました。

「昔のミツワの広告コピーみたく「一緒に風呂に入る」ようなポルシェじゃないのかな…」

これにはさすがにたまげました。

空冷911と言う類い稀なる楽しいクルマには、骨まで愛しちゃっている熱狂的な愛好家が、まあ、エンスージャストな~んて言っていますが、要は立派なヘン〇イさんがいるのですよね(笑)

私なんて誓ってマトモなのですが、試しに「911と添い寝している」なんて言ってみると、言わんでもいいのに「添い寝してませ~ん」なんて自爆する人がうようよ出てくる…

ああ、ホントに添い寝しちゃってるんだぁ…と恐れ入ったものですが、添い寝どころか一緒に風呂に入っちゃうような人もいるとは…

それも、当時の正規ディーラー、ミツワの広告コピーにあるのだと…


ってことは、この本の中のどこかに載っているってことですよね。


錆を嫌うナローのオーナーさんが911をお湯に浸けると言うのはさすがにないのでしょうけれど…

締め切った真夏のガレージの中で、裸で汗を垂らしながら、あんなことやったりこんなことやったりと…

風営法で取り締まった方がいいような、おぞましくも淫靡なシーンが密かに繰り広げられているのでしょうか…


いえ、何度も誓って言いますが、私などまだまだマトモですから(笑)



それはそうと、この本、どなたか余分に持っている方はいないですかねぇ…

おっと、いけない…
Posted at 2020/04/19 13:49:38 | コメント(6) | トラックバック(0) | ポルシェ | クルマ
2020年04月18日 イイね!

穴に落ちない…

穴に落ちない…M型ライカの偉大なる歴史の中で、唯一と言ってよい、ずっこけちゃったモデル…

M5…

TTL露出計を内蔵すると言う画期的なメカニズムを盛り込んだのと引き換えに、大型化して、往年のM型ライカのスタイルに決別した…

我が国では、木村伊兵衛先生を筆頭に「大ライカ万歳!」と褒めそやしたのだけれど…

ユーザーの皆さんは受け入れてくれなかった…

社運を傾けてM5を世に問うたら、会社そのものまで傾いてしまったライツ社は、何と、M5をさっさと引っ込め、M4までの伝統的なスタイルに先祖返りさせて…




M6、M7、デジタル化したM8、M9、そして現行モデルであるM10と、現在まで変わらぬスタイルを受け継いでる…





ナローから930(ビッグバンパー)へと長年にわたって頑なに変わらぬスタイルを守り通してきた911も、周囲のクルマが進歩していく中で、さすがに古さが目立ち…




バイザッハの工学博士達は、とんでもない911のプロトタイプを作ってみせたと…

当初の予想を上回る人気に、次の911はこれでいこうと考えるのは、当然と言っちゃ当然なわけで…




実際にそのように考えていたようで…




う~ん…




おお、これはひょっとして日の目を見る寸前までいっていたのかも…


ところが、実際に出てきたのは…




普通の人が見たら、これにはずっこけちゃいますよ(笑)

いったい、これのどこが新型なのかよと…


コストをかけられなかったとか、ユーザーのことを考えるとデザイン上の冒険ができなかったとか、諸説あるようですが、「85%のパーツを一新した」なんて、あえて言わなければならないほど、キャリーオーバー感満載のスタイル…

ところが、結果として、ポルシェ社の選択は正しかったようで、古いスタイルを踏襲した964がかなり売れた一方で、より斬新なスタイルだった928や944、あるいは968は思ったほど受け入れられず、歴史の表舞台から退場することに…




暫くのタイムラグがあって、こうなったわけですが…

最後は結構冒険したように見えるけれど、歩みはゆっくり、三歩進んで二歩下がるみたいな感じですね。

よく見りゃ、993のスタイルなんて、964が出る前からとっくに完成していたのですね。




もし964ではなくて965が世に出ていたら、どうなっていたのだろう…

実際にどうなるかは分からないから、直ちに比べることはできないのだけれど…

もし、965が不人気だったら、ライカみたいに簡単に930に戻すことができるわけもなく、会社が存続できたかどうか…




「ああ、やめておいて良かったぁ」と思うから、あまり表舞台に出てこないのですかねぇ…

雑誌で964特集は数多あれど、不思議なくらい紹介されない…

分かっていても口に出さない、公然の秘密と言うか、タブーと言うか…


んじゃあ、お前はどうなのよと…




やっぱり、これに乗っていることはないかなぁ…




だって、クーリングファンがないんだもん(笑)
Posted at 2020/04/18 19:13:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | ポルシェ | クルマ
2020年04月17日 イイね!

ちょっとググってみた…

ちょっとググってみた…I LOVE 964に載っていた、964の前身として965という幻のモデルがあったと…

改めて考えてみれば、そのような記事を読んだ記憶はありました。

んでも、その時は大して気にも留めなかった…

あの959の技術を結集させたとの文章に十分満足していたのですよ。

んにしても、964の前身が965だなんてね。


ググって画像を見てみたら、夥しい数の964の画像が出てきて、最初は気付きませんでした。




てっきり959だと思ったのですが、どことなく変…

959よりボディの抑揚がなくておとなしいですね。




こっちはてっきり993のプロトタイプか何かだと…

どうも、これが965らしい…

959の量産モデル…

ミラーの形状が、959のそれとは違って930を踏襲しているあたり、さすが量産タイプ…




959にも見られるクーリングファンが見えませんが、アウディの水冷のV8エンジンを搭載していたようで…


思えば、あの独創的な959のデザインは959でいったん途絶えてしまい、964の次の993が出るまで、959の雰囲気は封印されていたのかと思っていたのですが…

ちゃんとその間を橋渡しするモデルが考えられていたのですね。

どうも、965は964の上級モデルとして位置付けられていたようで…

ところがコストなど諸般の事情で965はお蔵入りとなり、結局は964ボディから派生させた964ターボが世に出たのだと…

へぇ~




おやおや、ミニカーもあるみたいですよ。

さっそくポチろうとしたのですが、レアモデルに相応しい値付けがされていたので、断念しました(笑)




しかし、964の誕生前夜にこんなモデルが検討されていたとは知りませんでした。

あんまりメディアで取り上げられることもないですよね。

でも…

これが日の目を見なかったのも無理ないなぁと思ったりします。

会社が傾きかけている中で、苦労して964を世に問うた当時のポルシェ社の苦悩ぶりは、I LOVE…を読むとよく分かります。

パーツの85%?を一新したと謳いながらも、コストの問題で外装デザインは930をほぼキャリーオーバーさせるしかなかったと…

んな中にあっても、実はポルシェは新開発の四輪駆動シャーシに959の流れを汲む斬新なボディを合わせようとしていたのか…

んでも、やっぱりどことなく変だよなぁ…

959と並べてみると、やはりぼやけていると言うか、どうしてもコストダウンが感じられてしまう…

964に後付けで前後のバンパーとフェンダーを取り換えて「なんちゃって959」にしたみたい…

もしこのデザインが採用されていたら、964はこんなに売れていたかどうか…

993は世に出せただろうか…

その後の911のデザインはどうなっていたのだろう…


ホント、改めて964のボディはうまくデザインされているよなぁと思うのであります。
Posted at 2020/04/17 23:27:04 | コメント(4) | トラックバック(0) | ポルシェ | クルマ
2020年04月16日 イイね!

ぬぬぬ、気付かなかった…

ぬぬぬ、気付かなかった…911に乗るきっかけとなった憎き一冊、I LOVEシリーズの964をパラパラと眺めていて…

「959の英知と965の幻影」だって…

964は、「あの959の技術の結集と幻の965プロジェクトにおけるポルシェの野望の結実、そのものに他ならない。」と…

「ここでは959、そして965のテクノロジーをバイザッハ流にアレンジして誕生したタイプ964について…」


あれれ、965なんてあったっけ…

最初は誤植かと思ったのですよ。

だって、その後読み進めても、965なんてどこにも出てこなかったからね。

ネットで「965」で検索しても、ちゃんとした情報にヒットしない…

965って何だったっけ…


1ページ前に戻ってみたら、ありましたよ。

何々、「…964カレラ4は、959の量産バージョンであり、88年春から開発が始められていた開発コード965から4WDシステム、エンジン設計等の技術的エッセンスを受け継いではいたが、ボディシルエットはこの965ではなく、911のボディ外板を使っていた。つまり、959の思想を930ボディの中に巧みに落とし込んだモデルが、964という911であることになる。」と…

恥ずかしながら、今さら知りましたよ。

と言うか、これまで目にしていたのかもしれないけれど、今まであまり意識していなかったとでも言うか…


964に関する様々な人の文章を目にしてきたけれど、965と言うモデルについて書かれていたものはあったのかなぁ…

あんまり見たことはなかったよなぁ…

いや、目に入っていたのかもしれないけれど…

意識していなかった…


暗記するほど読み込んでいたつもりなのですが、人間の記憶なんていい加減なものですね。


と言うことで、965ってどんなクルマなのか、どなたかご存知ですか?
Posted at 2020/04/16 22:05:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | ポルシェ | クルマ

プロフィール

「イタリア語は… http://cvw.jp/b/368036/47747752/
何シテル?   05/27 19:41
ずっと憧れ続けていた空冷911。まさか本当に乗ることになるとは・・・ 6年間乗った後、何の心境の変化か、突如ミニクラブマンに乗り換えました。 その後...
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