![エンジン不動の罠と対策と エンジン不動の罠と対策と](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/031/753/077/31753077/p1m.jpg?ct=1f9ca29c5ba2)
うちのコの2号艦、しばらくエンジン不動でした。
ダイアグコード14というよくある話なんです。
初代1号艦のECUでは壊れる前にコンデンサ全交換していたので22年経過の30万km弱走るまで問題なかったのですけど・・・
その後の2号艦は16万kmのECUで不具合発生。
コンデンサの液漏れという典型的な症状で、コンデンサ交換で不動から可動になって・・・
一見、直ったように見えました。
でもね・・・
その後、再発。
結果からいうと、基板の腐食によるパターンの断線のようです。
表目には断線していないようにみえるのですけど、電気的には断線している・・・というか腐食による抵抗値増大による電気的断線状態?
なので、テスターで見たときに導通はあるし、動くときもあるけど、じきに止まるとか、それ以降動かないとか。
結局ECU(中古)を別途購入して、接続前にコンデンサチェック。
液漏れパターン腐食のないことを確認して、コンデンサを全交換しました。
そして現在に至るのですけど・・・
コンデンサ液漏れで交換したから直ったといっても、その後の歳月で再発した場合は、基板が腐食している可能性があります。
もしくはコンデンサを交換しても直らない場合はパターンが微妙か断線している可能性もあります。
回路図が100%わかれば配線しなおすことで復活するかもしれませんけど・・・
顕微鏡・・拡大鏡を使用しての世界での配線になるのであまり現実的ではないかもしれません。
できることなら、液漏れする前にコンデンサは交換したほうがよいと思います。
1度液漏れを起こすことで基板が腐食してしまったら・・・
・・・たぶんもっと高い修理代が掛かるかも知れません。
電気部品としては10年以上、実使用でみると登録から15年以上している場合は動くうちに交換したほうがいいかもしれません。
漏れてから・・動かなくなってから交換するのは、最悪復活しないこともあるかもしれません。
そうそう。
コンデンサを交換しようとして壁に遭遇すると思います。
1つだけある謎のコンデンサ、「15uFの電解コンデンサ」という壁。
一般的ではない容量なので、22uFにするか、10uFと4.7uFを並列に接続して14.7uFを擬似的な15uFとして使うかの2択になるかと思います。
わたしは14.7uFを作って稼動させています。
復帰後不具合はなさそうです。
0.3uFなんて誤差範囲です。
どうせ古い車なので、交換ついでにいろいろ変えました。
デスビキャップは交換したほうがいいかもしれません。
もしかすると、中の接点が削れてしまっているかも?
写真右側が取り外したデスビキャップ。
黄色まるは無事な接点。
赤色まるは削れてしまって殆どなくなってしまっている接点。。
腐食したECUですけど・・・
そのうちパターンを線で張り直して復活するか実験したいと思います。
復活すれば予備にもなりますし。。。
・・・なんか仕事してるみたい。。
Posted at 2013/11/29 10:14:41 | |
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MR2(雑用) | 日記