紛らわしいナンバープレート

先日所要で京都市内へ行った時の事。
横断歩道を渡ろうとした際に、脇に停車していた車に違和感を覚えました。

屋根に個人タクシーの行灯が載った黒の現行クラウン。
違和感を漂わせていたのはナンバープレートが白かった事。

『えっ、白タクかよ。しかし堂々と営業してるんだなぁ。』

後日知人にそんな話をしたところ、
『それ、ラグビーW杯特別仕様やないの？』
と言われました。

軽自動車に白ナンバーを付ける技として有名（？）なこの制度。
先日某所で見かけたS660軍団では3/5台がこのナンバーだったりと、巷では結構普及(?)している様ですね。


この制度について調べてみると、こんな事になってました。


事業用は緑の縁取りがされるだけで、プレート自体は白なんですね。
自動二輪みたいです。
私が先日見かけた個人タクシーも、これだったのでしょう。
軽に至っては自家用との差異が全く無い。
紛らわしいったらありゃしない。
何でこれがokになっちゃったんでしょうか？？

もう一つ驚いたのが、特別仕様にも寄付金有無で二種類有ること。
てっきりデフォルトで寄付金付きだと思っていました。
寄付金無しって事はW杯を応援する気も無いって事。
単に白ナンバー欲しい人向けって事ですかね？？
※寄付金無しと言えど、事務手数料が8,000円だか掛かるらしいので、
※実質的には国へ寄付金を払うわけですがね。

次にどんな名目のナンバープレートが出てくるのか知りませんが、
基本色を緑にして、自家用も軽も事業用もどきになれる物でも出してもらいましょうかね。


さて、タクシーのナンバープレートで思い出したのが、ハングマン4。
普段はタクシーに化けて情報収集し、『緊急指令トラトラトラ』が下ると、タクシーから普通車に姿を変えて私刑に向かうという話。普通車への転換の為、ナンバーを変えたり行灯を外したりするシーンがあって、無駄なメカメカしさに心躍った記憶があります。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12841482

名高達郎が演じたサファリの車はソアラ。
2drクーペのタクシーなんて意味不明です。
タクシー時には緑の事業用ナンバーが付いています。

よく見ると、かな文字が　た　です。
本来、事業用は「あいうえかきくけこを」が割り当てられるので、ニセモノですね。
ハングマンは白タク営業だったのか。。。



普通車のナンバーはこちら。
何の変哲も無い普通のナンバーですが、4桁の数字はタクシーと同じです。


映像には映っていませんが、当然リヤ側のナンバーも変えている筈。
封印はどうしていたんでしょうねぇ？？